タレントの／で弁護士？で当選

確定得票の54.02％を獲得して橋本氏が当選した。

さて、この肩書きには引っ掛かる。

毎日：大阪府知事選：タレントで弁護士の橋下徹氏が初当選

大阪府知事では、横山ノック氏に次ぐタレント出身者となる。「２万％ない」と否定しながら一転出馬した経緯や、核武装などテレビ番組での発言なども問題視された。（中略）自民、公明は府レベルの推薦・支持にとどめた。

mixi内の毎日の記事ではこうなっている。

大阪府知事では、横山ノック氏に次ぐタレント出身者となる。「エネルギーと爆発力で大阪を変える」と繰り返す巧みな演説で、支持を広げた。昨年１２月の立候補の表明にあたり、「２万％ない」と事前に否定しながら一転して出馬した経緯が反発を生んだ。さらに、核武装の提唱など過去のテレビ番組や著書で表した意見も問題視された。自民、公明は府レベルの推薦・支持にとどめた。

そうっと嫌味を効かせた記事だ。全国で誰もが知っている事であるが、橋本氏は現役ぱりぱりの弁護士である。弁護士の傍ら、テレビ出演が多く、全国区の知名度になった人。発言が熱血でキャラがたつ人だから注目された。選挙に出ると聞いて、みな吃驚し、さもありなんとも思った。

大阪府の票にはタレント枠という概念もあるし（お笑い枠とも言う）、「タレント」という肩書きはテレビによく出演しているから嘘とも言い切れない。しかし、そこを強調するのは、なんか引っ掛かる。ただ、記事によって記者が違うから、まあ記事ごとに異なっていくんだろう。

読売：大阪府知事選、タレントの弁護士・橋下氏が初当選
朝日：タレントで弁護士の橋下徹氏が当選　大阪府知事選
産経：橋下さん　「大阪立て直し」トライ

弁護士でタレントの橋下徹さん

産経だけはスタンスが違うようだ。実際問題、元タレントが知事になった「タレント知事」というよりも、テレビで有名になった弁護士が知事になった「弁護士知事」である。私は、紛れもなく、「弁護士知事」の誕生だと思う。しかも弁護士のくせに左翼でない。左翼的な法律解釈をしないし、旧態然たる弁護士界にも批判的だろう。庶民感覚と近い目線を持つ、その辺が、勢い良い発言の元だけど、そこが支持される所以でもある。

産経：橋下氏　無党派層６割近く支持

無党派層からも６割近くの支持
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橋下氏は女性の６割から支持
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２０、３０代で６割を超える高い支持を集めたほか、４０代以上でも過半数

#ところで、例の150万枚配られた怪文書の始末はどうなるんだろう。