郵政と心中するしずか

産経：３２億円かけ監視カメラ撤去　郵便局内「士気失わせる」

全国約１万８千の郵便局内に設置された監視カメラを約３２億円の費用をかけて撤去することが９日、分かった。（中略）答弁書は、監視カメラについて「労働の過剰監視につながり職員の士気を失わせるなどの弊害があった」と異例の指摘。（中略）監視カメラは、旧日本郵政公社時代の２００７年４月から防犯体制の強化を目的に設置を開始。カメラを含めた防犯対策全体で約７００億円の費用を使っていた。郵便局の局長らが設置に反発しており、亀井静香郵政改革担当相が郵政見直しを進める中で「（本社が）局長の動きを監視している」として撤去を求めていた。

700億円はカメラだけの費用ではないが、それにしても、短時日の内に（しかも金をかけて）撤去するとは、もう絶句である。亀井さんの郵政絡みの一連の動きの中に、カメラ撤去もあるのだから、再度絶句である。

#監視カメラ？　防犯対策というのだから、防犯カメラではないかと思うが...
#追記：報道によれば、内部犯罪を防ぐ目的だったという。なにをか言わんや。どういう運用体制だったか知らないが、内部犯罪が疑われた時だけ、遡って映像をチェックするのではなかったのか？　ていうか、内部犯罪って、ああた... 　日本郵政では長年、億単位の横領が発生しており、監視カメラで犯罪が立証できた事例もあった。これで撤去なんて、ありえないだろう。