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世界の覚書

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低投票率、つまり投票棄権者が投票しているもの

2013年06月24日 | 政治
都議選を暫定的に分析してみる。

低投票率ということだが、投票棄権者は(実は)投票不参加なのではなく、組織票と固定票に投票しているのと同じである。

浮動票ともいうが、民主党を支持した人の多くが棄権したのだろう。組織票は公明党、固定票は自民党と共産党だろう。

民主党支持層は「リベラル層」か。日本ではリベラルの軸は鳩山さんや菅さんに代表される。口では希望的観測をいうが、要はポンコツである。

自民党も希望的観測を言わないわけではないが、基本的にあまりポンコツでないのが違う。

日本のマジョリティは浮動的なリベラル層だ。戦争はこりごりと言う戦中派から、戦後はいわゆる戦後平和主義教育を受けた層全般がこれに当たる。平和憲法が駐留米軍を前提にしているという理屈には全く気がつかない。日本の大衆的なリベラルは、非現実主義者ともいえる。そして商売において目先のリアリズムにしか注目しない。世界観としては不完全な部分を抱えている。

御利益主義ともいえる。創価学会/公明党も御利益主義で支持者を確保している。パワースポットブームも御利益主義の産物である。クリスマスでも神社でもお寺でも、それぞれの御利益で都合に合わせて利用する。自民党から共産党まで、スペクトラムは広いが、宗教受容の多様性と似て、節操がないとも言える。基本的に思想で支持しているのではないから、簡単にいうと根拠がない。理屈を言っても、殆ど空気で返される。

選挙において固定票でも組織票でもない投票行動を取る人たちは、だから、日本人を代表しているとも言える。

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