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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

牛生レバーに関して「自己責任論」は無理

2012年07月20日 | 環境・天災・健康
天網恢恢疎にして漏らさず(違

生レバー駆け込み、食中毒11件 3日間で1年分超える
禁止直前の3日間に全国で11件発生し、54人に症状が出ていたことが厚生労働省のまとめでわかった。通常、牛生レバーが原因となった食中毒は年間でも9件程度で、「駆け込み消費で発生が急増
やはり牛生レバーに関して、「自己責任論」は無理だった事がよく分かる。

ところでO157の話だが、東南アジアでは無毒株で免疫が出来ているようだ。

産経:http://sankei.jp.msn.com/life/news/120703/bdy12070303050000-n2.htm
タイでは530人の下痢便を調べたがO157はまったく検出されなかった。そこでタイの牛肉から分離したO157の菌株を調べたら、毒素遺伝子は持っているが実際は毒素を作らない、つまり遺伝子の発現が起こっていないO157がかなりあった。この菌をもし食べても、菌が毒素を作らないので症状は出ない。一方で体にはO157に対する抗体ができあがる。つまり、次に毒素遺伝子の発現が起こるO157が入ってきても、免疫が働くので発症しなくなる。
あちらでは生肉は食べないが、まな板で生野菜とコンタミネーションが起こっているはずだという。

日本でも食べなれていた人は免疫が出来ていた可能性があるようだ。

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