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worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

過剰忠誠は厄介

2010年09月14日 | 原理主義・カルト・宗教
デモに発砲、13人死亡 インド北部、聖典焼却抗議
イスラム教徒が多いインド北部ジャム・カシミール州で13日(中略)同州の少なくとも4カ所で「米国は悪の国」「米国は反イスラム教徒の国」などと反米スローガンを連呼しながらデモ行進。一部が暴徒化し、キリスト教系の学校や政府関連施設に放火。治安部隊は放火を阻止する目的などで発砲したという。
マスコミ報道はマッチポンプというか、マッチマッチだが、それにしても予想通り第一段階には達した。第二段階はアメリカないしアメリカ出先機関を直接ターゲットとする破壊行為だ。

しかし、分かっちゃあいるけど、過激である。パキスタンに近いという関係もあるかもしれないが、いずれにせよ、中東辺りで原理主義的傾向のあるイスラム教地域は、こういう問題になると、確実に激しく反応する。ただ、実際に騒動や暴動に至るかどうかは、その社会の状況によるだろう。インドは、そういう意味では破綻国家の匂いすら漂う(破綻しないとは思うけど)。

天津日本人学校に金属球=「侵犯許さない」落書きも-中国
12日夜、正門脇の警備員室に金属球が2発撃ち込まれ、窓ガラスが割れた。車の中から撃った容疑者は逃走し、中国人警備員2人にけがはなかった。13日朝、学校の外の塀に中国語で「中国人民は侵犯を許さない」と書かれたペンキの落書きが見つかった。
「金属球」とあるが、警備員室の窓ガラスが割れる程の威力なのだから、エアガンだか何だか知らないが、要するに銃撃されたのではないか。「日本人学校に銃弾が撃ち込まれた」と表現しても構わないだろう。

この二つの事件は、事の発端がそもそも違うから(日本は主権国家の正当な行為である)、ちょっとあれなのだが、激しい反応が出てくるところは、まあ似たようなものであると感じる。

それは、不寛容という。

その前提は、自らが宇宙的原理において道徳的に正しく、優位であるという信仰だ。また、集団心理にも裏づけされる。どういう事かというと、過剰な忠誠の表明だ。過剰忠誠は、独裁的体制下で起こりやすい。

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