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世界の覚書

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サマータイムは莫大な経済損失を招く

2008年06月06日 | 経済・エネルギー・交通
「サマータイムは健康に悪影響」睡眠学会が導入反対声明(読売新聞) - goo ニュース
実施の国での調査や研究文献をもとに、夏時間への移行後、最長で2週間程度、睡眠時間が短くなり、眠りの質が下がると分析。さらに、体内時計を昼夜の変化に合わせる機能が低下しているため、不眠や朝に起きられないなど睡眠障害に悩む人たちの症状が悪化すると主張した。また、学会は、2004年に初めて、北海道の企業が始業時間を1時間早めた実験の結果などをもとに、サマータイム制度導入を全国に広げた場合、医療費の増大や作業能率の低下で約1兆2000億円の経済損失が生じると試算した。北海道の実験では、従業員の4割が体調不良を訴えていた。
まことに当然の結果ではあるが、学会の主張だけに心強い。それにしても、1兆2000億円の経済損失は、もはや(力無く)笑うしかない。どれだけ与党の政治家は日本を害すれば気が済むのだ。

追記:夏時間での経済損失は1200億円、睡眠学会が試算額訂正(読売新聞) - goo ニュース
睡眠障害による現在の年間経済損失を約3兆円と推定。サマータイムとの切り替えを行う春と秋に1週間ずつ睡眠障害が起きると仮定して、損失額1200億円を算出した。
計算違いはともかく、主張の主旨はこんなもの。

○サマータイムの実施自体が、睡眠や生体のリズムに悪影響を与える。
○時刻変更時に交通事故が増加する。
○医療費の増加や経済的損失で“増エネ”になる。
○サマータイムはエネルギー消費の一部を(僅かながら)企業から家庭に移行させる。

特に「サマータイム制度の導入前と導入後の比較が可能であるドイツやカザフスタンでは、省エネ効果は認められていません。」という下りは、サマータイム推進派の政治家につきつけたい。なお、サマータイムの実施自体が悪影響を与えるので、緯度は関係ない(日本の大部分はそもそも高緯度地帯ではないが)。高緯度地帯でもサマータイムは廃止した方がよいのだ。

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