自民部会で辛坊さんらの冒険に批判？

時事：辛坊さんに批判相次ぐ＝自民部会

２５日の自民党国防部会で、辛坊さんの行動を批判する意見が相次いだ。中山泰秀部会長は「東日本大震災（の津波）で流し出された人を救出するなら納税者も納得すると思うが、本当に深謀遠慮に足りる計画があったのか」と無謀さを指摘。

「無謀さ」という文言を使ったのかどうか知らないが、「深謀遠慮に足りる計画」とは言ったのか。あれだけのベテラン、周到で妥当な準備、緊急時の的確な判断、連絡手段の確保、事故原因究明まで可能にする映像を持ち帰るなど、ポンコツとは正反対の冒険・チャレンジに対して、ずいぶんな無理解であるように思われる。

辛坊さんを部会に呼んで事情を聴くことも検討する考えを示した。

これはそういう声もあったということで、それは留保して執行部で引き取った形らしい。「検討する考え」というのは記者の表現だが、暗に部会長の意向というニュアンスを漂わせるテクニックのようだ。うがった見方をすれば、太平洋横断計画が誤解されているようなので、正確なところを部会で共有するために、本人に話を聞いたら（という声）だったかもしれない。

面倒くさい記事である。