(続き)
○設備投資
・2/27発表の1月の耐久財受注が弱かった。企業の設備投資動向を見極める上で注目される非国防資本財受注は-19.9%と過去最高の落ち込み(予想+0.3%)。航空機を除いた日国防資本財受注も2004年1月以来の減少率となる-6.0%(予想+0.3%)
・民間住宅投資の下落と、民間設備投資の下落は、数四半期のタイムラグをおいて強い相関性があり、上記の様な下落はむしろ自然。
○結論としては、米経済は全面的に後退しつつあり、不況(それもかなり厳しい)に突入するリスクは、非常に高まっていると言わざるを得ない。グリーンスパンの様な立場の人間が、今年後半という近い時期の不況入りに懸念を示したのは、極めて異例である(彼は反響の大きさから否定に回り出したようだが)。
※7
◎Investment Lags
http://calculatedrisk.blogspot.com/2007/02/investment-lags.html
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◎The Fundamentals Are...
http://www.econbrowser.com/archives/2007/02/the_fundamental.html
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