一緒に世界の将来について考えよう

世界の将来について、一緒に考えていくブログ
-2006年から大恐慌の到来を予想
-6年半ぶりに投稿

サウジ国王、「和平失敗なら戦争」・イスラエルに警告

2006-07-26 00:10:00 | 中東問題
当然ながら、周囲のアラブ諸国はイスラエルの強硬策には強烈に反発するだろう。中東戦争にも発展しかねない展開である。


◎サウジ国王、「和平失敗なら戦争」・イスラエルに警告
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060725AT2M2502U25072006.html
 サウジアラビアのアブドラ国王は25日、国営サウジ通信を通じて声明を発表、「イスラエルのごう慢さにより和平という選択肢が失敗した場合、戦争の道以外になくなる」と警告、イスラエルに対しレバノン、パレスチナ自治区への攻撃停止を求めた。国王は「アラブ各国は和平を進めるため、過激派の呼びかけも無視してきた。しかし我慢にも限界がある」と指摘した。

 サウジはこれまでイスラエルを批判するとともにイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの行動も非難、このため国内世論に反発が生まれていた。

 声明は同時にイスラエルからの空爆を受けているレバノンに5億ドル(約580億円)、パレスチナにも2億5000万ドルを支援することを明らかにした。 (00:03)


米国務長官、即時停戦に改めて反対

2006-07-25 17:16:52 | 中東問題
米国は中東政策で重大なミスを過去にいくつも重ねてきたように思われるが、今回の即時停戦反対というのも、そのミスの一つに数えられるかもしれない。イスラエルによるヒズボラ攻撃を公認した様なものだが、中東において、血で血を洗う武力解決に事態が進んでいくかもしれない。イラクにおける内紛が内戦に発展する可能性も含め、大きな波乱の巻き明けかもしれない。


◎米国務長官、即時停戦に改めて反対・イスラエル外相と会談
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060725AT2M2500L25072006.html

 中東歴訪中のライス米国務長官は24日、イスラエル入りし、エルサレムでイスラエルとイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの戦闘を巡りリブニ・イスラエル外相と会談した。長官は戦闘継続の正当性を主張した外相に一定の理解を示し、欧州やアラブ諸国などが求める即時停戦に反対の意向を改めて表明。イスラエルの戦闘続行を事実上認めた格好となり、早期停戦は一層困難な情勢となってきた。

 長官は事態打開策について「一時的な解決策は好ましくない」と指摘。「平和はすべて持続性のある原則に基づかなければならない」とも強調したうえで、原則の一つとしてヒズボラの武装解除をうたった国連安保理決議1559号を挙げ、同決議の内容実現を優先するよう、国際社会に訴えた。

 長官は25日朝にはオルメルト・イスラエル首相と会談を予定。ヒズボラ武装解除などを停戦への条件とした形で、26日にローマで開く緊急外相会合でも同様の主張を続けるとみられる。


◎主要拠点に要塞を構築・ヒズボラ
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060725AT2M2500E25072006.html

 イスラエル軍のアイゼンコット少将は24日、イスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの主要拠点であるレバノン南部ビントジュベイルでヒズボラ兵士100―200人が要塞(ようさい)を構築していることを明らかにした。ヒズボラの最高指導者、ナスララ師はアラブ紙で「我々は戦争中だ。(和平や停戦の)協議に関心はない」と述べ、国際社会の停戦呼びかけを拒否、ビントジュベイルを巡って全面衝突する可能性が高まっている。

 イスラエル軍はビントジュベイルにヒズボラがロケット弾発射台を多数隠していると見ており、早期の制圧を目指している。またイスラエル軍はレバノン南部を空爆、子供2人を含む7人が死亡した。

世界の気象状況

2006-07-22 11:49:08 | 環境問題
日本における異常な降水、欧州における異常な高温など、もはや日常茶飯事となった異常気象は、明らかな気候変動の兆しであろう。温暖化に対し、抜本的な対策の打てない人類は、自らを苦しめる道に向け、まっしぐらに疾走しているかのようだ。。。


イランの陽動作戦? - イスラエルvsレバノン

2006-07-22 11:46:14 | 中東問題
イランの陽動作戦が功を奏しているように見える。世界的にイランの核開発停止に対する圧力が高まる中で、イランが支援するイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラに対するイスラエルの本格的な地上作戦が、まもなく開始されるようだ。世界の世論と各国政府のリソースをそちらに集中させる巧みな作戦ともとれ、米国のイラク侵攻で漁夫の利を得たシーア派の巧妙さが見て取れる。

ただ、事態は明らかに戦争状態に入っており、多くの人が苦しみ、死んでいるのは悲しい事態である。