米の各種消費者信頼感指数(カンファレンスボート、ミシガン大学、ABC)が軒並み大幅な下落を示している(※2)が、4月英消費者信頼感指数も92年11月以来の低水準となった様だ(※1)。消費者不況が米から英に拡大する可能性が高まっているが、ドイツの市況指数も下落しており、いよいよ世界同時不況の足音が近付いている。
※1 4月英消費者信頼感指数、92年11月以来の低水準=GfK
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31574520080430
[ロンドン 30日 ロイター] 調査会社GfK・NOPが発表した4月の英消費者信頼感指数は、前月のマイナス19からマイナス24に悪化した。
国内景気と家計に対する悲観的な見方が強まったことが背景で、1992年11月以来の低水準となった。また、5月1日に地方選を控えたブラウン首相にとっては痛手になると見られている。
92年11月は、その数カ月前に急落したポンドが欧州為替相場メカニズム(ERM)を離脱し、当時の保守党政権による経済運営への信頼が失墜し、景気低迷に陥っていた。
※2
○米消費者信頼感指数
http://www.daikiusa.com/indicators/today_indicators.html
消費者信頼感指数グラフ |
![]() |
過去発表の米国経済指標(ミシガン大学消費者マインド指数) |
ミシガン大学消費者マインド指数グラフ |
![]() |
○米消費者信頼感指数が低下、過去最低が視野に=ABC/Wポスト調査
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-31572120080429