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世界の将来について、一緒に考えていくブログ
-2006年から大恐慌の到来を予想
-6年半ぶりに投稿

温暖化ガス効果、90年以降で20%強まる・米海洋大気局

2005-09-28 17:16:39 | 環境問題
やっと米国内でもこういう議論が本格的にできるようになってきたようだ。米国内の世論が温暖化防止に傾けは、世界の方向性も変わるだろう。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050928AT2M2800E28092005.html

 米海洋大気局(NOAA)は27日、二酸化炭素(CO2)など大気中に含まれる温暖化ガスによる地球温暖化効果が1990年以降に20%強まったとする分析データを発表した。温暖化効果が強まるほど地球の平均気温は上昇しやすくなる。

 新たに開発した「温暖化ガス指標(1990年=1)」によれば2004年の温暖化効果は1.2。工場や発電所、自動車などから排出されるCO2の増加が上昇の主因で、フロンガスなど他の温暖化ガスの影響はあまり変わりがない。NOAAは新指標が「温暖化ガスの排出抑制に向けた取り組みの成否を測る目安になる」として毎年4月に公表する方針だ。

 ブッシュ政権は温暖化ガス削減の義務づけに依然慎重だが、米国内では相次ぐ巨大ハリケーンの米本土上陸が温暖化と関係があるとの見方が急速に増えている。NOAAの新指標も、米国での温暖化防止を巡る論議に影響しそうだ。

リタ続報

2005-09-24 23:51:01 | 環境問題
リタは、方向が当初の予想とずれてヒューストンなどの大都市から遠くなったこと、カタリーナよりも弱く上陸したため、懸念されていた最悪の事態は回避されたようだ。そうは言っても、300万人くらいが避難し、全米の石油精製量は平時に比べ約3割低下減少するという大きな影響が出た。年によってばらつきはあるだろうが、地球温暖化によってハリケーンが強大化しているというのが真実であれば、今後5から10年のスパンで考えると、ハリケーンによる被害は拡大していくだろう。ハリケーンと地球温暖化の関係についての議論も米議会で始まっているようであり、今後米政権の方針に対する見方も、より厳しさを増していくものと思われる。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050924AT2M2400O24092005.html

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050924i113.htm