すっかりとご無沙汰してしまいました。+さっきの投稿から少し足しました。
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8月の米雇用統計が発表された。雇用減数は21.6万人と想定以下だったが、失業率は大幅上昇(9.7%)。先月の失業率低下は一時的(or統計の誤差)であることが示された。
以下のグラフが示すように、いよいよ失業率も80年代の水準がほぼ見えてきた(上の青線)。
http://www.calculatedriskblog.com/2009/09/employment-report-216k-jobs-lost-97.html
Click on graph for larger image.
雇用数減少開始からの下落率も、ほぼ戦後最大の寸前まで達した(赤線)。青線は1948年、このときはリカバリーが早かった様だが、今回は深い上に、茶色(一番横長)の2001年の様に、雇用減が長期に及ぶことが懸念される。
The second graph shows the job losses from the start of the employment recession, in percentage terms (as opposed to the number of jobs lost).
先月投資蚊さんに教えて頂いたU6(U6:失業率公表値U3+求職活動を完全に諦めた人+時々不定期でちょっとした仕事をしている人+フルタイムを望んでいるが、パートしかない人)ベースは、7月の16.3%から8月は16.8%と0.5%悪化しており、統計以上に実態が悪化していることが懸念される。
http://www.bls.gov/news.release/empsit.t12.htm
雇用減を見て喜ぶ人、失業率をみて悲しむ人など色々な反応がある統計であるが、今後政府支援策の息切れに向けた展開が要注目。
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