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大恐慌!?その449 8月の失業率は9.7%

2009-09-06 21:20:37 | 世界経済

すっかりとご無沙汰してしまいました。+さっきの投稿から少し足しました。

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8月の米雇用統計が発表された。雇用減数は21.6万人と想定以下だったが、失業率は大幅上昇(9.7%)。先月の失業率低下は一時的(or統計の誤差)であることが示された。

以下のグラフが示すように、いよいよ失業率も80年代の水準がほぼ見えてきた(上の青線)。

http://www.calculatedriskblog.com/2009/09/employment-report-216k-jobs-lost-97.html

 

Employment Measures and Recessions Click on graph for larger image.

 

 

 

 

 

 

雇用数減少開始からの下落率も、ほぼ戦後最大の寸前まで達した(赤線)。青線は1948年、このときはリカバリーが早かった様だが、今回は深い上に、茶色(一番横長)の2001年の様に、雇用減が長期に及ぶことが懸念される。


Percent Job Losses During Recessions The second graph shows the job losses from the start of the employment recession, in percentage terms (as opposed to the number of jobs lost).

 

 

 

 

 

先月投資蚊さんに教えて頂いたU6(U6:失業率公表値U3+求職活動を完全に諦めた人+時々不定期でちょっとした仕事をしている人+フルタイムを望んでいるが、パートしかない人)ベースは、7月の16.3%から8月は16.8%と0.5%悪化しており、統計以上に実態が悪化していることが懸念される。

http://www.bls.gov/news.release/empsit.t12.htm

雇用減を見て喜ぶ人、失業率をみて悲しむ人など色々な反応がある統計であるが、今後政府支援策の息切れに向けた展開が要注目。

 


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