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論には結論が必要

2019-05-05 18:27:10 | 日記
元大阪大学教授とかの、自称老生の某氏がなかなか興味深い発言をしていました。
もともとは中国史家らしく、たしかにその言には共感も覚えます。
しかしまあ、他人の批判についてはどっちもどっちという感じですかね。

◆論には結論を出せ
 これは、政治の世界でよく言う、反対するだけではなく対案を出せ。と似ています。
 論者が他者の論に対し、(主に政策運営に関することが多いようですが・・・)論陣を張る場合によくみられる光景ですが、
 その論評には二つの流れが見えます。
 一つは、あれこれ述べる、あるいは論じるのはいいけれども結論がないものが多い。
 仮にあったとしても、みんなで考えましょうとか、これは大きな問題であるとか、一般論で文を結ぶ場合が多い。
 これは自信や自説がないということ、であなたはどう考えるのか、という問いに全く答えていない。

 今一つは、論と称していながら論は何もなくて、ただキャアキャアと感情だけをぶつけ、己の中身はなにもないのに
 正義の味方を気取っているかのような御仁。
 なんの取柄もない内容と言っても良いだろう。
 まあこの手のものは、無視するのが最上ではあるが、ヘンに世論を悪誘導されても困る。
 老生のような小人・意地悪人間からすれば、同じ言葉を贈るだけだ。
 あなたのご高論はようわかりました。で、そこであなたはそれに対しどう考えますか?
 それに反対するあなたは、どんな風にすればよいとおっしゃるのですか?(代案はどのようなものですか?)。

 繰り返しになっちゃいますが、他人の意見や方針・政策に反対意見を述べるのは良いとしましょう。
 でもそのためには、私はこう考えます!こうすべきです!というのがあってこそなんでしょうね。
 ビジネスの世界でも心掛けておきたいものです。