たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

加須市大越昆虫館「冬の昆虫・植物観察会」

2020年01月14日 | 加須市大越昆虫館

 1月12日(日)は加須市大越昆虫館へ。自然教室「冬の昆虫・植物観察会」にワンダースクールの1家族2名といっしょに参加してきました。虫が苦手な方は閲覧注意ですよ!?


 自然教室は奥の古民家にて開催。


 この日のスケジュールです。


 加須市大越昆虫館を運営する埼玉昆虫談話会会長の江村さんがご挨拶中ですね。


 今回のメイン講師は荻島さんです。


 「冬の生きもの観察」という配布資料は15ページもあって画像も多く、かなり充実した内容でした。
 オオムラサキ・ゴマダラチョウ・アカボシゴマダラの幼虫、ニレ科の御三家(ケヤキ・エノキ・ムクノキ)とクスノキの樹形や樹皮、オオムラサキの幼虫の見つけ方、カマキリの卵鞘いろいろ、アゲハの蛹、葉痕と冬芽の顔模様、ひっつき虫、フユシャク等々についてレクチャーしてもらいました。


 オオムラサキの幼虫たちです。


 背中の突起は4つ。



 かわいい顔をしているでしょ!?


 ゴマダラチョウの幼虫たちはどこが違うかわかりますか?


 背中の突起はオオムラサキの幼虫と同じく4つありますが、頭側から2番目の突起がかなり小さいです。


 ジャコウアゲハの蛹たち。


 キアゲハの蛹たちです。



 阿部さんからもフユシャクのお話など。



 室内でのレクチャーや、講師の方たちが持参された幼虫や蛹、冬芽などの観察のあと屋外へ。



 エノキの根元で幼虫探しです。


 ゴマダラチョウの幼虫はすぐに見つかっていました。
 これは一見背中の突起が3つに見える個体ですね。


 利根川の土手の上では、ギシギシの葉っぱをめくってベニシジミの幼虫も探してみます。


 河川敷へ下りて。


 利根川の水辺まで近づけるルートが見つかったようです。


 台風19号の痕跡ですねぇ…。


 タヌキでしょうか?


 ガサガサはできなくて残念…。


 この水たまりは期待できるかな。


 スジエビの子? ヨコエビの仲間は多数。秋ヶ瀬公園の池のものとは違う種類のようです。


 ツチフキも見つかりましたね。


 昆虫館へ戻ったらお汁粉タイム!?
 リンゴも用意されていました。


 江村会長が作ってくれたお汁粉はおいしくって、たか爺は毎年楽しみにしております。


 お汁粉のあとに何ですが…。
 終了後古民家の庭で見つけたモズのはやにえです。カミキリムシの仲間の幼虫ですが、モズもアカゲラやアオゲラのように朽木の中の幼虫の居場所がわかるのかな? あっ、そういえば、カミキリムシの幼虫は昆虫食では人気№1でございます。


 お口直しに駐車場の片隅に咲いていたホトケノザを!?


 ナズナですね。

 現在ワンダースクールの来年度の年間予定を作成中ですが、昨年3月にて閉館したおごせ昆虫と自然の館の際とは違い、午後はよしざわ自然農園さんで川遊びや川の生きもの探しというわけにはいかないので、昆虫館のプログラムは来年度も年間予定には入れず、毎月会員の方へご案内だけはして直接参加してもらうことにしました。参加希望者がいればたか爺も参加する予定でいます。でも、まだ昆虫館のほうの年間予定が出ていないため、日程が合わなかった場合にはご容赦ください。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ねりま遊遊スクール「魔法の... | トップ | ちょこっとさいたま水族館へも »
最新の画像もっと見る

加須市大越昆虫館」カテゴリの最新記事