たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

梅雨の晴れ間のクワガタさがし

2013年07月11日 | 夏の森で虫さがし

 7月2日(火)・3日(水)・4日(木)のワンダーキッズは、「梅雨の晴れ間のクワガタさがし」です。
 とは言っても、何が何でも自分でいろいろ見つけてやる、つかまえてやるという積極的な子は、ワンダースクールでも少なくなりました。それでも、毎年何人かはいてくれるので、今年のワンダーキッズも自然とそんな子どもたち中心に動いている感じですね。たか爺もいろいろ仕掛けはするんだけれども、やはり子どもたち同士のほうが、他の子どもたちへの影響力も大きいようです。なんだかもう少しずつ変わりはじめている子もいて、おもしろいですね。

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 駐車場に着いたらとりあえずはおトイレタイムですが、トイレへの階段付近にはベッコウバチが5~6匹飛び回っていました。師匠によると、ベッコウバチ科はクモバチ科に変更されたのことで、このハチも ベッコウクモバチということになったそうです。直接つかんだりしなければ刺すことはないハチなので、特に問題はありませんが、たか爺としてはちょっと?なハチたちの行動が気になるところですね。
 ピンボケですが、ロウ物質を身にまとったアオバハゴロモの幼虫たちは、この時期あちこちで見られます。

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 指先でつつくとピョ~ンと跳ねる「ピョンピョン虫」ですね。

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 イノコヅチカメノコハムシは、ちょっとひっくり返してみました。脚を縮めたこの状態から、脚を伸ばすとすぐに起き上がることができちゃいます。カメよりすばやい!?

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 「おそうじ虫」のオオヒラタシデムシを観察中。死体があると出てくるから「死出虫」、死体の「埋葬虫」とか言っても、子どもたちにはわかりにくいと思うので、ワンダースクールではずっと「おそうじ虫」となっております。
 クモ木さんに教えてもらったヤマシロオニグモの巣には、ホソアシナガバチがひっかかっていました。

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 胸の模様が見えませんが、ノシメトンボのほうになるのかな?
 火曜には、コクワガタも1ペア見つかりましたね。

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 バッタの幼虫さがしです。
 エントツドロバチは、やっとここまでは撮れたけど…。

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 赤茶色の粉がとれたカツオゾウムシかな? 

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 オオカマキリの幼虫もだいぶ大きくなりましたね。
 毎年3月に摘ませてもらっている「おひたしの王様」、ノカンゾウの花。

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 火曜の子どもたちに見てもらったスズメバチは、ヒメスズメバチの女王蜂です。
 木曜は、仮面ライダーの撮影中。そういえば大昔の「仮面ライダーブラック」に、さち婆が子どもたちと3人乗りでOZから帰ってくる途中のシーンが使われていたっけなぁ。

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 自分でコクワガタのオスを見つけられたのは、今回はこの1年生1人だけでした。
 この日のナナフシモドキは褐色型のほうですね。

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 水曜は「水」だけあって、なんだかよく雨に降られます!?
 帰りにはちょっとピクニックの森へも寄ってみました。ヒメガマの花も咲いていましたが、花のイメージからはほど遠いかな。花粉は漢方の止血剤なので、「因幡の白ウサギ」のお話にも出てきますよね。
 水面に広がるカエルの卵はウシガエルだなぁ…。アメンボたちにとってはご馳走!?

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 ハリガネムシを見つけた子もいました。「ムシ」とは言っても虫じゃなくて、本来は水の生きものなのに、カマキリやバッタに寄生するなんとも不思議な生きものです。

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「屁だぁ~!」
「おならぁ~!」
 ヘクソカズラの花も咲いていたので、葉っぱで嗅覚のテストも。めずらしくそのまんまの答えでしたね!?

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 ヤマトコマチグモの巣も目立つようになりました。お母さんグモは写っていませんが、巣を開くと卵が。孵化した子グモたちはお母さんを食べてから出てくるようです…。よく図鑑に載っているカバキコマチグモは毒性が強くて、かまれるとかなり痛いらしいけれども、たか爺はどちらにもかまれたことがないのでよくわかりません。命にかかわるようなことはないと思うので、誰か試しにかまれてみる!?

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