8月12日(金)、飼育ビンから出てきたコクワガタです。2月の「冬のクワガタさがし」で採集した幼虫が羽化したものですね。
けっこういいサイズでしたが、間が悪すぎだろう…。たか爺んちで羽化したり、前夜調査の際にキープしておいたコクワガタやノコギリクワガタはすべて、今年最後の夏の夜のプログラムとなった11日の参加者へプレゼントしたり、リリースしたりしてきたばかりなのにねぇ…。
でも、このコクワガタのおかげで命拾いした虫たちもいましたね。このオオゾウムシも…。ノコギリクワガタのケースから出てきました!?
11日の夜からずっと車の中に置いたままになっていたコクワガタとノコギリクワガタを飼っていたケースを出してみると、なんとコクワガタはまだ5頭以上残っていたし、ノコギリクワガタの♀2頭も出てまいりました。「助けてくれよぉ…」みたいな感じで、とことこと車の床の上を歩いてきたコクワガタまでいましたね…。
8月14日(日)は、「セミの抜殻しらべ②と夏の虫さがし」で子供の森。
参加者はキッズ1名のみでしたが、まずは調査エリア内の抜殻をすべて集めてもらいます。
こんな感じです。
今回はニイニイゼミもツクツクボウシも見つからなかったので、まずはアブラゼミとミンミンゼミとに分けてもらいました。「セミの抜殻しらべ」では一番難しいところです。
次に♂と♀に分けてもらいます。これは簡単。
結果は、アブラゼミの♂33、♀50の83個。今年はセミが多そうだなぁと思っていたら、それほどでもない!? 30分早く着いちゃったし、目のいい子と2人だと意外と早く片づきましたねぇ~。
今度こそコクワガタはすべてリリースです。
おみやげ用を選んでいるところですね。
トホシテントウ。
マメコガネやナナフシモドキ、コカマキリやオオカマキリの幼虫はすべてブレブレでした…。
アカスジキンカメムシです。
ダイミョウセセリですね。
この子が見つけてくれたのは「白い幼虫」!?
ハゴロモの仲間の幼虫でもいたのかなと思ったら、クワゴでしたね。
スズバチの巣かな。
「ハゴロモ使い」で遊ばせてもらっているところです。
アオバハゴロモですね。
写真を撮ろうとしてコンデジを近づけても、くるくるくるっと向う側へ隠れてしまいますからねぇ…。
ヤブランの花。
エノコログサの「毛虫!」でも遊ばせてもらいます。
カナヘビちゃんに見送られて、帰途につきました。
そういえば、調査地の角にある木のモンスズメバチの巣は健在です。そろそろ公園管理事務所へ連絡したほうがいいかな? でも、sundog師匠が駆除することになるんだろうから、もう少し涼しくなってからのほうがいいか!? この暑さの中で防護服を着込んでの作業は大変ですからねぇ…。まあ、あまり人は近づかない場所なので、そのままにしておいてもいいかもしれませんね。