7月31日(火)は、キッズ夏休み「セミの抜殻しらべ①と夏の虫さがし」で子供の森。木陰にテーブルと椅子をセットしたところです。
白線の向こうの細い白いラインは10mのメジャー。駐車場から10mの範囲を2か所、毎年7月下旬・8月中旬・8月下旬の3回調べています。
まずは、エリア内にあるセミの抜殻をすべて集めてもらいます。
アブラゼミの抜殻です。
でも、参加者は1名のみ…。2011年から続けているセミの抜け殻しらべ市民ネットの定期調査なので、たとえ0名でもたか爺1人でやるしかありません…。1名でも参加してくれて助かりましたね。
触覚をこわさないようにして集めた抜殻です。
種類別に分けてから、♂♀にも分けてもらいます。
今年はニイニイゼミもツクツクボウシも見つからず、アブラゼミのみ♂35個・♀29個の計64個でした。昨年はニイニイゼミ3個・アブラゼミ♂44個・♀14個の計61個。あまり変化はないようです。セミの羽化も早かったので、今年は100個を超えるかと思っていましたが、ちょっと意外!?
毎年エリア内に咲くダイコンソウの花です。
ゴマギの実ですね。
「特定外来生物」のアカボシゴマダラは、参加者の子が抜殻集めの際に見つけたものです。抜殻しらべのあと樹液ポイントもひと回りしてみましたが、チョウやスズメバチの姿は見当たらず、あまりの暑さにみんなお休み中だったのかな?
キタテハも葉陰でお休み中!?
イチモンジチョウです。
オオカマキリの幼虫も見つかりました。
オオブタクサの茎にはアオバハゴロモたち。
ベッコウハゴロモも隠れております…。
カメラを向けるとすぐに、スゥ~っと裏側へ回りこんでしまうシャイな虫たちです!?
茎をまげて無理やり撮ったスケバハゴロモ…。
まだ幼虫たちもおりました。
何だかおっかなびっくりみたいな感じでしたが、指先で跳ばして遊べます…。
三色キノコ!?
ヒイロタケ、カイガラタケ、カワラタケになるのかな?
14時から16時までの2時間でしたが、セミの抜殻集めの段階からもうやたらと暑くて、たか爺はバテバテでございます…。何だかこの夏だけが特に異常なわけではなく、これからは猛暑日続きが当たり前、10年後あたりには40℃超えが当たり前になっていくような気もしますねぇ…。来年からは、夏休みは夜と川のプログラムだけにして、「セミの抜殻しらべと夏の虫さがし」は今年で最後にしておいたほうが無難かも!?