
楊井層
3月13日(木)の「化石でワンダー探検隊」事前調査の後半です。土塩層は荒川左岸でしたが、午後に利用する楊井層は荒川右岸の少し下流側になりますね。土塩層と違ってアプローチしやすいので、この春休みに初めて化石を探してみたいという親子にはお勧めかもしれません。

キヅタ
車は鹿島古墳群の駐車場に停めて、明戸の堰までは徒歩5分ぐらいかな。駐車場脇のキヅタがものすごいことになっておりました…。


実もたっぷりと。

鹿島古墳群です。これは一番手前の古墳ですが、深谷市のホームページによると「東西800mにわたって分布する56基の古墳が埼玉県指定史跡の範囲に含まれています。古墳が造られたのは、6世紀後半から8世紀初頭まで、その多くが直径10~20mほどの小規模な円墳です。この地域を治めていた豪族の墓域と考えられます」とのこと。


早咲きの桜はまだでしたが、梅が咲き残っていましたね。

オオアラセイトウ
植栽された蝋梅の木の下に群生しています。


菜の花も。

セイヨウミツバチ
せわしなく飛び回っておりました。


毎年探してしまう白花ですね。

では、出発! トイレと駐車場の間の道を少し下って。

あとはこんな感じの歩きやすい一本道ですよ。

すぐに到着!

明戸の堰です。

一昨年まで利用していた下流側は、長靴&藪漕ぎ必須となっております…。

今年も上流側を使うことにしました。

水鳥も多い場所ですよね。40-150㎜ではどうにもなりませんが、カワウ、マガモ、オカヨシガモがおります。

オカヨシガモ♂♀。手前で逆立ちしているのはマガモかな。デジタルテレコンを使ってもピンボケじゃあねぇ…。

楊井層もここまで河床が露出しておりました。

当日は、子どもたちの動きに要注意ですけど…。


岸辺もなかなかいい感じ!?

樹幹の化石です。

「化石林」と呼ばれている場所ですからねぇ~。

さち婆は水たまりでアカガエルの卵塊を見つけておりました。

これもピンボケですがホオジロガモかな。

コガモやキンクロハジロもいたんですね。

キタテハ
とりあえず今年もどうにかなにそうでひと安心です。あとは当日のお天気と河床の露出状況次第ということで!? 行きは花園IC利用でしたが、帰りは下道で武蔵丘陵森林公園へ。例によってついでにお花見です。続く。