たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

親子でワンダー「空とぶ魔法のフシギダネ」前半の部

2021年11月09日 | 光が丘公園

photo by sachibaa

 11月6日(土)の午前中は光が丘公園。親子でワンダーの「空とぶ魔法のフシギダネ」でした。集合場所は今年もゆりの木広場です。
 例によって画像がやたらと多くなってしまうので、移動しながら「空とぶ魔法の種さがし」中心の前半と、広場のテーブルにて「空とぶ種の模型作り」中心の後半の2回に分けます。今回は前半の部を。


photo by sachibaa

 まずは集合場所の足元に落ちているユリノキの翼果の話から。参加者は、定員20名のところ7家族22名。今回は0歳と1歳の子もご家族と一緒に参加してくれましたね。


photo by sachibaa

 写真のほうはさち婆にお任せ! たか爺はしゃべったり、バッグからいろいろ出したり入れたりするのに忙しくてねぇ…。ドラえもんのポケットが欲しいところです…。


photo by takajii

 ユリノキの翼果ですね。


photo by sachibaa

 飛ばしてみて回転する様子を見てもらいました。


photo by sachibaa

 そしたら、あらっ!?


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 ハラビロカマキリの亡骸を見つけた子がおりました。
 植物の種子散布の話ついでに、カマキリに寄生するハリガネムシやバッタに寄生する昆虫病原糸状菌(エントモファガ・グリリ)の話も少々。胞子を少しでも遠くに飛ばそうとして、バッタをなるべく高い場所へと上らせてしまう菌ですからねぇ~。


photo by sachibaa

 ユリノキの話に戻って、集合果のサンプルを配布。


photo by sachibaa

 木の枝にもまだたくさんくっついています。


photo by sachibaa

 そうそう、自分たちでも飛ばしてみないとね。


photo by sachibaa

 手前にはアレチヌスビトハギが生い茂っております…。


photo by takajii

 まあ、こうなるわなぁ…。
 近くにはイノコズチ、ミズヒキ、チカラシバ、ケチヂミザサもあるので、ここではいわゆる「くっつきむし」の動物付着散布の話を少々。チカラシバは「ウニぃ~!」で遊べるほどはなくて、ちょっと残念でした。


photo by sachibaa

 お次は動物被食散布のムクノキです。


photo by sachibaa

 たか爺はその場でつまみ食いさせていただきましたが…。


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 念のためお家で洗ってから試食してみてください。


photo by takajii

 手前の黒く熟したものがおいしいですよ。


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 トウカエデです。


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 下枝はことごとく枝打ちされてしまっているので、落ちている翼果を集めるしかありません…。


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 鈴なり状態のものは持参したサンプルを見てもらいました。


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photo by sachibaa

 トウカエデの翼果です。


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 アカシデの果穂もサンプル持参。


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 果穂はあるのですが上過ぎて…。


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 木の根元のフラス(木屑)を見てもらっているところですね。


photo by sachibaa

 ナラ菌による樹木の伝染病のナラ枯れ病で枯死したこの木は、近々伐採予定となっているようです。ついでに光が丘公園でも発生しているカエンタケの話も。子どもたちが触ってしまうと危ないですからねぇ…。


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 ねりまの名木、アメリカスズカケノキです。


photo by sachibaa

 実のほうは不作なので、サンプルを配布しておきました。痩果が集まった球形の集合果となります。


photo by sachibaa

 この子は少しばらけた今年の実を見つけていましたね。赤ちゃんも興味津々!?


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 この子も見つけたようです。


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 バラバラにしてみます。痩果の基部の長い毛が開いて風に乗る感じかな?


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 アオギリは、まず袋状の蒴果が5片に裂開したものを見てもらいました。


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 子どもたちが見つけたものは、残念ながら木に付いた状態の蒴果ではなく、他の木の枝に引っかかった1枚の心皮でしたね…。


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 縁に種を付けた5片がバラバラになったものはかなり見つかっていましたが、心皮の部分はもうレース状になっているので、これも配布用のサンプル持参です。


photo by takajii

 もちろん、みんなで飛ばしてみてもらわないとねぇ~。種は1~5個付くものがあるようですが、いったい何個付いたものが一番よく回ってくれたかな?


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 ケヤキは今年は豊作です。


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 枝先にもまだたくさん付いていますね。小さな葉っぱを付けた小枝ごとくるくる回って落ちてきます。


photo by sachibaa

 これはよく回った感じかな? パソコンの画面のサイズで見るとわかるのですが…。


photo by sachibaa

 イロハモミジの翼果を集めているところです。


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 最後はやっぱりヒマラヤスギで!?


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 この球果はくずれる寸前かも。


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 もちろん、もうバラバラになって落ちた鱗片や薄ぅ~い翼付きの種も見つかりました。


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 「シダーローズ」もね!


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 あとはテーブルについてから。まずは100均のプラケースに閉じ込めそこなった丸ごとの球果をみてもらいました。ちょうど「シダーロース」の部分がはみだしちゃって、蓋が閉まらなかったものです…。


photo by sachibaa

 ここからは見てもらう順番を間違えすぎだったなぁ…。


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 プラケースに残った球果をぶちまけると、当然こうなります!? バラバラになった鱗片にくっついたままの種もあれば、薄ぅ~い翼のついた種だけのものもあったでしょ?


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 本当は、開くことなく形を留めたままの球果を先に見てもらわなくちゃねぇ…。その前に普通の松ぼっくりと種も…。
 クロマツやアカマツの松ぼっくりは特にデラックスでもないマツコですが、ヒマラヤスギは名前はスギちゃんでも、実はマツ科のマツコ・デラックスなんです!? なんて、毎年言ってるけど…。


photo by sachibaa

 まあ、普通の松ぼっくりのように球果は丸ごと残らないけれども、「シダーローズ」はこれから争奪戦が始まるぐらい人気があります。子どもたちにも大きめのものをプレゼントしておきました。


photo by sachibaa

 小さめで開ききらなかったアカマツの松ぼっくりもプラスして。何かに見えるものがあったら、どこかに目を付けてみてくださいね!? 後半へと続く。

 14日と21日は里山体験プログラム「みかん狩りと紅葉でアート」があるので、本日はお出かけするさち婆を駅まで送っていった帰りに光が丘のダイソーへ。画用紙と予備の木工用ボンドを5個ずつ、画用紙をはさむために使っているA4のスリムファイルを15枚購入。
 そしたら、何だかレジの近くでドタバタやっていて、誘導用に仕切られている場所になかなかたどりつけないじゃん…。少しは頭を使ってレジへの通路を確保しろよなぁ…。
 ようやくレジへと思ったら、今度はセルフレジに変わっていてまいりました。3種類で25点購入したわけですが、「×何点」が使えないので25回もスキャンしないとならないじゃん…。しかも、1点を2回スキャンしてしまったようで110円損したぁ…。サミットやセブンイレブンのレジにはもう慣れましたが、ダイソー光が丘店のレジは使いにくい感じだなぁ…。駐車券も言わなきゃ出してもらえないし、なんだかやたらとくしゃくしゃになったものでした。
 スリムファイルは70枚欲しいので、あと3件のダイソーを梯子してとりあえず計27枚は手に入れましたが、残りは厚めのファイルケースを使うしかないかぁ…。でも、もう光が丘店だけには行かないかも!? あとはセリアで探してみるかな。

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