花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

夢回唐朝 其之二十六(後編)

2022年01月30日 | 譚耀文
《 夢回唐朝 》 第26集(後編)

皇上が太子の件でハッキリ返事をしなかった事に痺れを切らした簫淑妃は

潘大人に手紙を書き、それを読んだ潘大人は仲間の褚大人を呼び



「武媚娘は卑しい才人だったのに、恥知らずにも今の皇上に色目を使って寵愛を受け

今や一番の寵姫だ!王皇后が死んだと聞いたが、あの女はきっと次期皇后の座を狙い

太子忠儿を廃して自分の子を太子にしようとするだろう」 と言い

褚大人は 「群臣たちに働きかけて皇上に諫上すれば、皇上も受け入れるしかないだろう」 と...



この褚大人...どこかで見た顔なんだけど...どこだっけ?

一方、皇上は媚娘の子弘儿を抱っこしてたけど...簫淑妃の子より可愛いな



皇上は、簫淑妃の差し入れの胡餅を弘儿に食べさせようとして



媚娘に 「胡餅は脂っこいからまだ駄目ですよ!」 って叱られてて可愛い



皇上は弘儿を見て「だんだん朕の小さい頃にソックリになってくるな」って言ってたけど



皇上...この時代、写真も無いのに自分の小さい頃に似てるってよく分かるな(笑)

でも、タムさまって小さいお子を見ると本当に優しそうな顔するんだよね~

そして皇上はつい 「女の子だったら君にソックリになっただろうな」 って言っちゃって

死んだ萍儿の事を思い出してしんみりした媚娘に 「對不起啊」 って謝ってたけど

中国人はなかなか謝らないって聞くのに、皇帝なのに臣妾にちゃんと謝っててえらいな



そして、萍儿の仇の簫淑妃を見る媚娘の目の冷たいことったら



翌日、皇上の元を訪れた簫淑妃は 「今忙しいから出直してくれ」 と言われたのに

「すぐ済みますわ」 と言って強引に刺繍を見せ



皇上が 「百鳥図だが鳳凰がいないな...鳳凰はどこにいる?」 と聞くと

簫淑妃は 「私は皇上にこの刺繍の図柄の深意を読み取って欲しいのです」 と言い

「今、後宮には嬪妃三千がいても、鳳凰(皇后)がおりません!」 と言ってる所に

潘大人と褚大人が入って来て、簫淑妃と同じ事を言い



「簫淑妃は高貴な生まれで、才徳兼備!次の皇后に相応しいのは簫淑妃しかおりません!」

と、声を揃えて推挙し始めたので、困った皇上は王公公に助けを求め



王公公は 「今、皇上は頭が痛いのでこれで失礼」 と言って皇上を連れて逃げ出し

皇上に逃げられた簫淑妃は 「ふん!いつまで先延ばし出来るかしら」 と余裕の笑み...



でも簫淑妃こそ、いつまで媚娘の魔の手から逃れていられるかしら...だよね(笑)
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