花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

龍門飛甲

2013年07月14日 | 映画
《 龍門飛甲/FLYING SWORDS OF DRAGON GATE 》

(邦題 《 ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 》)



~あらすじ~

都から遠く離れた辺境の地の宿屋 《龍門》 には、60年に1度の恐るべき砂嵐が迫っていた
言い伝えでは、その天変地異の影響により、砂漠の下に眠る幻の財宝都市が地上に姿を現すという
折しもこの宿屋には、絶対的な権力を誇る悪の宦官ユー(陳坤 チェン・クン)が率いる武装集団
秘宝をせしめようともくろむ盗賊団、謎めいた美しき女侠客リン(周迅 ジョウ・シュン)らが集結
さらに打倒ユーに執念を燃やす孤高の義士ジャオ(李連杰 ジェット・リー)も駆けつけ
“龍門”には一触即発の殺気が張りつめる
ついに大決戦の火蓋が切られたまさにそのとき、想像を絶する巨大竜巻が襲来
天が荒れ狂い、大地が揺れる激闘の果てに、いったい誰が最後まで生き残るのか
そしてこの伝説の秘宝を手中に収めるのは誰なのか...

(公式HPより)


本当は劇場に観に行きたかったのに...こちらでは3D版の上映しかなくて...

3Dが大の苦手なので泣く泣くあきらめた映画です (2D版も上映しなさいよね~


私はリンチェイとチェン・クンが出てるよ...くらいしか事前情報を知らなかったので

今回初めて観てビックリしたんですけど...
これ...明時代のお話で、東廠と西廠が出てくるんですよね~



東廠の方の督主ワンは、先日亡くなられた劉家良さんの義弟、劉家輝(リュー・チャーフィー)さんでした

けっこう派手にアクションシーンを演じていたのでビックリしましたが...この後お怪我をされたんでしょうか?

そして“西廠”と言えば...今観ている 《 王の後宮 》 では、譚耀文さまが西廠の長官汪直さまを演じています

映画の中で 「西廠が出来てまだ半年」 とか 「万貴妃の腰巾着」 とかなんとか言ってるところを見ると...

その頃の(歴史上本当の)西廠の長は汪直さまなんですけど...

でも...この映画ではエンターテイメント性を高めるためなのか?

西廠の長は汪直さまではなく...“西廠の督主ユー”という架空の人物に置き換えられているようです

(万貴妃は実名で出てきます)

でも...そう思ったら...当然私の脳内では、ユー=汪直さまって事になるのは必至(笑)

観方も当然 「西廠ガンバレ~(爆)」 「ユー負けるな~」 って事になる訳で...

「リンチェイの繰り出す鎖がジャマだな」...とか...「きったね~ぞ2人がかりで」...とか...

バリバリ悪(西廠サイド)を応援する方向で観てしまって...

HIROに 「どっち目線で観てんだよ」 とツッコミを受けました(笑)


このお話...ユーにそっくりなフォン(陳坤二役)という男が出てくるんですが...

観ていて...「そんだけソックリなんだから乗っ取っちゃえばいいのに」 と言ってた通りのラストだったので...

そこはちょっと読めちゃったかな...う~ん残念...という感じでした

そして、この映画...徐克ワールド全開で、奇想天外でとっても面白かったんですが...

お話やアクションと共に見どころなのが...



男装の麗人っぽいリン@周迅(ジョウ・シュン)や...



尽きること無く出てくる暗器を自在に操るグー@李宇春(クリス・リー)



円月輪を操るチャン@桂綸鎂(グイ・ルンメイ)

...よりも美しかった (迷の方对不起~

ユー@陳坤の妖艶な造形かもしれません



う~ん美しい~ 眼福眼福~
コメント (2)
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