永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

頭の中をめぐるもの

2011年10月21日 | 愛知中小企業家同友会
昨日の二次会でのコメント。


相手を「認めてあげる」ということについて、

では、何を認めるてあげるか。

それが三つの報酬と四つの幸せにつながると感じたという話。

「三つの報酬」「四つの幸せ」について、

興味を持った方がいるかどうか知りませんが、

一応紹介しておくと、こんなものです。



◆◆ 仕事で得られる「三つの報酬」 ・・・ 田坂広志さんの受け売り

結果として与えられる収入・地位のような報酬ではなく

自ら求めて得るべき報酬はこの三つ。

決して失われぬ、誰にも奪いされない。


1.職人としての「能力」

2.作品としての「仕事」

3.人間としての「成長」

◆◆

多分、この三つを認めてあげると、やりがいを感じるのではないかと、

ふと(いや、今頃ですね)結びついた次第です。

だから、経営者の場合は、この三つが得られる環境を用意する必要があります。

「認める」とは、この報酬を与えることです。

認めていると伝わらなければ、その気持ちは無いと同然。

高野登さんの教えが頭の中に響きます。

報酬がない。

社員の心の報酬がゼロ。

ただ働きさせていいんですか?


会社、これを才能と呼ばれるレベルまでに育てる(育つお手伝い)責任を、

本人は、自分の内にある才能に磨きをかけ、自ら光を発する責任を、

果たしましょう。



◆◆

社員がことが、自分のやりがいと言われた報告者の高瀬さん。

会社の役に立ち、社会の役に立ち、人の役に立つ人を一人でも多く世に送り出す喜び。

この経営者の醍醐味を語りたかったのだろうと思います。

そして、その真骨頂が「共育」

経営者も育たないと、器が大きくならないので、社員の器も限界を迎えてしまう。

部下の成長でしか自分の成長は測れない。

DOIT!のバグジーさんで登場した言葉が降ってきました。

共に学び共に育ち、共に生きる醍醐味。

その片鱗を報告していただいた昨日の例会でした。



◆◆ 生きる上で必要な4つの幸せ ・・・ 大山泰弘さんの受け売り


1.人に愛されること

2.人に褒められること

3.人の役に立つこと

4.人に必要とされること


2~4は仕事の中でしか得られない、そして、仕事を一所懸命にやっていれば、1すらも手

に入る。


◆◆

色々勉強していると、受け売りのネタが増えてくるものですから、

あるとき、「あれ」と「これ」などがつながって、線が見えてくることがあります。

私の三師匠は「言葉」というものを、とても大切にしておられます。

その「言葉」を、どこで、どう使うか。

これによって「魔法がかかる瞬間」が生まれます。


スイッチが入るとか、絆が生まれるとか...

その刹那

大切な役割を果たしているのは、

そこで何が起きているかという事柄

自分に降りそそいできた経験

そして、そこで身にしみた言葉です。

言葉は相手に

意思を伝え、

報酬を渡し

愛を与える。

言葉を大切に使いましょう。

◆◆


高瀬、田坂、高野、久保、川畑、北川、渡辺...

色々な先生方の言葉・顔が頭の中を巡った夜でした。

感謝。