念願叶って日野原重明先生の講演会に参加することができました。
人間力を磨くことに重点でおいた今年一年の怒涛の全国体験・研修ツアーの締めくくりに相応しいものでした。主催をしてくれたのは社団法人認知症の人と家族の会愛知県支部です。
◆◆ いまを大切に
認知症の方は
過去は忘れてしまっている。
未来のことは出てこない。
でも、現在(いま)はある。
持っている現在を介護する人がどう扱うか!
楽しい環境を作ればニコニコする。
無くしたものをどうのこうのいう、今の認知症の評価は減点法である。で、介護する人は、現在残っているものは何か?現在の生きる質をどう高めるかを考えなくてはいけない。
先生は、『過去感』『現在感』という言葉でこれらを表現していました。
◆◆ 命を与える
また、『音楽療法と記憶』という話もされました。
音の高低・メロディー
リズム ハーモニー
音楽に乗った言葉
これらにより、記憶が戻る(引き出される)ことが多いということです。
この音楽療法により、『自己を取り返す心地よい時間を与える』ということは、『時間=命』という日野原先生の考えからすると音楽により命を与えることになります。
◆◆ ラッキー1
知っている方も多いと思いますが、私は隅っこの席が大好きです。この日も早く行ったの真ん中のみやすいところも空いていたのですが、いつもの通り隅を選びました。『まぁ、話が聴ければ、顔は見づらくてもいいや』と思っていたのですが、壇上の真ん中はOHPが置いてあり、先生は私たちから向かって右の端、つまり私のいる方で終始話をしていました。ちょうど先生の目の高さぐらいの席だったので、お顔・目を見て話を聴くことができました。
◆◆ ラッキー2
先生への面会は遠慮してくださいという看板が出ていて、人気を物語っていました。初めて知ったのですが会場となったウィルあいちは書籍の販売ができないということでした。だからもちろんサイン会なんてのもありませんでした。
なので、終わったらとっとと会場を出たのですが、出たところにタクシーで駅へ向かおうとしている先生が立っていました。サイン下さいという図々しさはありませんでしたが、握手していただきました。
96歳なのにしっかりとした力で握り返してくださいました。
ついていました。
◆◆ 感謝
『家族の会』というものを知りませんでした。
亡くなった祖母が生前に、認知症により徘徊や異常行動を繰り返したときに、私はどう接してよいかわかりませんでした。介護していた母も大変だったと思います。
誰にも相談できないと思っていたし...
早く、日野原先生の話を聴いていたら、祖母への接し方が変わっていたかも知れません。もっと人間らしく日々を全うしてもらえたかもしれません。そう思うと悔やまれます。
壊れそうだった母ももっと自分を保てたかもしれません。
企画してくれた社団法人認知症の人と家族の会愛知県支部の皆様に感謝します。
日野原先生に感謝します。
認知症の方の介護で困っている方がいたら、会の存在をお知らせしたいと思います。
人間力を磨くことに重点でおいた今年一年の怒涛の全国体験・研修ツアーの締めくくりに相応しいものでした。主催をしてくれたのは社団法人認知症の人と家族の会愛知県支部です。
◆◆ いまを大切に
認知症の方は
過去は忘れてしまっている。
未来のことは出てこない。
でも、現在(いま)はある。
持っている現在を介護する人がどう扱うか!
楽しい環境を作ればニコニコする。
無くしたものをどうのこうのいう、今の認知症の評価は減点法である。で、介護する人は、現在残っているものは何か?現在の生きる質をどう高めるかを考えなくてはいけない。
先生は、『過去感』『現在感』という言葉でこれらを表現していました。
◆◆ 命を与える
また、『音楽療法と記憶』という話もされました。
音の高低・メロディー
リズム ハーモニー
音楽に乗った言葉
これらにより、記憶が戻る(引き出される)ことが多いということです。
この音楽療法により、『自己を取り返す心地よい時間を与える』ということは、『時間=命』という日野原先生の考えからすると音楽により命を与えることになります。
◆◆ ラッキー1
知っている方も多いと思いますが、私は隅っこの席が大好きです。この日も早く行ったの真ん中のみやすいところも空いていたのですが、いつもの通り隅を選びました。『まぁ、話が聴ければ、顔は見づらくてもいいや』と思っていたのですが、壇上の真ん中はOHPが置いてあり、先生は私たちから向かって右の端、つまり私のいる方で終始話をしていました。ちょうど先生の目の高さぐらいの席だったので、お顔・目を見て話を聴くことができました。
◆◆ ラッキー2
先生への面会は遠慮してくださいという看板が出ていて、人気を物語っていました。初めて知ったのですが会場となったウィルあいちは書籍の販売ができないということでした。だからもちろんサイン会なんてのもありませんでした。
なので、終わったらとっとと会場を出たのですが、出たところにタクシーで駅へ向かおうとしている先生が立っていました。サイン下さいという図々しさはありませんでしたが、握手していただきました。
96歳なのにしっかりとした力で握り返してくださいました。
ついていました。
◆◆ 感謝
『家族の会』というものを知りませんでした。
亡くなった祖母が生前に、認知症により徘徊や異常行動を繰り返したときに、私はどう接してよいかわかりませんでした。介護していた母も大変だったと思います。
誰にも相談できないと思っていたし...
早く、日野原先生の話を聴いていたら、祖母への接し方が変わっていたかも知れません。もっと人間らしく日々を全うしてもらえたかもしれません。そう思うと悔やまれます。
壊れそうだった母ももっと自分を保てたかもしれません。
企画してくれた社団法人認知症の人と家族の会愛知県支部の皆様に感謝します。
日野原先生に感謝します。
認知症の方の介護で困っている方がいたら、会の存在をお知らせしたいと思います。