某ファンサイト管理人の音楽随想記

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ケルト/CELT音楽について

2006年03月01日 | ♪ケルト・アイリッシュ

「リサイクル精神」に反し、
社会的弱者(中小業者)を追いつめ、
自分たち(官)の責任逃れと
天下り先確保に通ずる、
問題山積の拙法


「Irish Music Disc Guide」
-大島豊監修-音楽之友社-2002年

先日のトリノ五輪フィギュアスケートで金メダルを取った荒川静香さんがエキシビションで使用した曲「ユー・レイズ・ミー・アップ/You Raise Me Up」~ケルティック・ウーマン/Celtic Womanバージョンが大人気だそうです。何でもメーカー在庫切れで、追加プレスに追われているそうな・・・!何はともあれこの「ユー・レイズ・ミー・アップ/You Raise Me Up」が大注目されて、以前から大プッシュ状態の私は嬉しい限りです(^^)。

ところで、このアルバムにもあるし、エンヤとかでも良く聴く「ケルト音楽」ってなんだろう・・・?って思っておられる方はいませんか?実はそれは十数年前の私です(笑)。アイルランドの超人気兄妹4人グループThe Corrs(コアーズ)の世界的大成功や、ロリーナ・マッケニット(カナダ)のビルボードBest10ヒットとかもちろんエンヤ、そして映画「タイタニック」の音楽~セリーヌ・ディオンのテーマのイントロの笛(Tin Whistleと言います)や三等船室でのダンス・シーン(下記ご参照)~でブームが決定的になったと思われる「ケルト/アイリッシュ音楽」。

それは一口言うと、ケルト/Celt民族文化の(流れの)音楽と言えると思います。主にアイリッシュ(=アイルランド)と結びついて語られるのは、この国は一番その民族の流れを残しているから・・・。ちなみにこの国の公用語は英語の他に、ゲール語というケルト民族の言語を採用しています。もっともそれを使う/使えるのは一部の地域だそうで、それ以外の地域ではきちんと学ばないと普通は話せないと聞きました。でも交通標識などは2つの言葉が併記されていますね。

このケルト民族は、そのアイルランドを中心に、スコットランド、ウェールズ、ブルターニュ、ガリシア、バスク、カルターニャ、アメリカ、カナダなどいろんな(大西洋岸)に渡って名頃を残しています。そしてそれらの地域でずっと愛されてきたのがケルト音楽と言うことになります。詳しく書くとこのBlog全部を費やす事になるので(更にきちんと整理できていないし・・・(^^;)もっとちゃんとした詳しい説明阿は他の丁寧なHPやBlogに委ねると致します。(<おいおい(^^;)


それはそうと、この音楽を巡って彷徨っていた私は、ある日下記の本に出会いました。


「Irish & Celt Music」
-山尾敦史編 - 音楽之友社-1997年
~"日本で初めて刊行された
本格的アイリッシュ&ケルト文化圏音楽ガイド"~

そしてこの本を頼りに、自分の中で情報が錯綜して、パズルのように混乱していたこの音楽をやっと整理することが出来ました。更にはどんどん深みにはまってしまったし・・・(笑)。なので、この本は私にとって「悪魔のささやき」のような本でした(←もちろん愛情を込めた表現です、念のため(笑)

好きな音楽を深めるには、やはりきちんとした情報も必要だと思いますね~。今はインターネット時代なので、いろんな情報が、瞬時にどこもで得られる事ができます。でも大切なのは、情報の洪水に溺れることなく、自分にフィットするガイド本やサイト・人に巡り会う事でしょうね。そうなれば、これからの音楽生活はとてつもなく豊かになると思います。

特に、流行音楽に飽きて来たみなさん、お互い確かな情報を得て、好きな音楽を"しゃぶりつくしましょう!"貪欲にねっ!(笑)。

そうそう、アイルランドの名前を出すと、未だにイギリスとの紛争を連想し、危険な国と思っていらっしゃる方がいますが、あれは一部の地域(北部)だけだし、近年沈静化したし、何よりアイルランドはヨーロッパ一治安が良い国らしいです。家族を一番大事にする国民だそう・・・。私は、なかなか休みがとれないので未だ訪問できていませんが、この国のB&Bを泊まり歩くのが私の夢です。絶対、近い内行きますっ(って誰に宣言してるねん(笑)。)

PS.映画タイタニックでの三等船室でのダンスシーンの解説
パーティの1曲目は
ジグ
(というリズム曲)「The Blarney Pilgrim」
2曲目は
ポルカ(というリズム曲)「John Ryan's Polka」~ジャックがローズをダンスに誘う所
3曲目はジグ(というリズム曲)「Kesh Jig」~ローズがつま先立ちするシーン

4曲目リール(というリズム曲)「Drowsy Maggie」~アイリッシュのダンスチューン~みんなで手をつないでダンスするシーン
こんな説明も「Irish Music Disc Guide」-大島豊監修-音楽之友社-2002年には載ってましたよ。

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