某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

Blogにまつわるエトセトラ

2006年01月31日 | 【徒然随想】


「香港~Hong Kong」-テレサ・テン/Teresa Teng/鄧麗君
作詞:荒木とよひさ 作曲:三木たかし 編曲:林 有三

♪ あぁ 人は 夢ごとの 過去を懐かしみ   代え難い 優しさに 気付くけれど・・・

どこへ 私は 辿り着くの・・・  どこへ 心を 連れていくの・・・

なぜに 私は 生まれてきたの・・・  なぜに 心が 淋しがるの・・・ ♪

閑話休題
今日はBlogにまつわるエトセトラです
※タイトルはPuffyに激似だぁ・・・(笑)

最初に・・・
昨日嬉しいお話を聞きました。(多分)私のブログ経由で、新しい音楽の出会いがあったようなんです。(トラックバックご参照下さいマセ)。
トラックバックを頂いたので私のBlogなんだろなぁ・・・(そう信じておりますが(^^;)本当に嬉しいことです。このBlogがどなたかの新しい音楽との出会いの「触媒」になれたのなら、とても嬉しいです。私にとってこれ以上嬉しい事はありませんデス・・。私は私は音楽の持つパワー&エネルギーを信じております。だから、音楽がこうやって、見えない波になって・・うねりとなって、広がっていくのならそれは正に"至上の悦び"・・・。

視点を変えれば、それこそが"音楽の持つ本質(属性)"なのかもしれません・・・


二つ目は、先日香港の方からメールを頂きました。先般書いた南沙織さんの「哀しい妖精」の件なのです。英語圏なのに一般の海外曲に関してではなかったので、二重に驚きました(笑)。何でも、あのJanis IanファンのフォーラムでJanis Ian作のこの曲が、話題になっているそうなんです。詳しく言いますと、この曲は80年代以降香港で3人のカバーがヒットしたそうで、更にオーストラリア人によるカバーもあるらしいとの事。でも、その人が誰あるか皆知らないので話題になっているそうです。(つまり、直接南沙織さん話題になっている訳ではないのですが・・・)。でもこの曲が広東語でカバーされていたなんて初耳でした(笑)。→下でフルで聴くことができます。

「哀しい妖精」の広東語カバー・バージョン
~南沙織さんのバージョンまんまの、言葉違いと言った感じです~
ちなみにmp3(無料)で試聴もできます。フル・レングスです
↓(一応自分で試し済みです)。↓
http://music.xmserver.com/song/57551.htm
香港の徐小鳳(Paula Tsui)「深秋立樓頭」(1980年 広東語)
深秋立樓頭 (1980)~ 〔英語翻訳:Late autumn stands at the house portal〕~
作曲:Janis Ian “I love you best” 詩:湯正川

それにしても、Blogって本人の知らないところでいろいろ広がっていくものだと
(先日のさださんも事件のようでしたが(笑)しみじみ感じています・・・



そこで思ったこと・・・

ついこの間までは、音楽情報は主に作った側からやってきていました。それも特定のチャネル経由でやってきていた。音楽雑誌だったり、広告やプロモだったり、音楽ライターさんだったり、TV等映像メディアだったり。でもその殆どが、戦略に基づいた「情報」だったような気がします。全くフラットな状態でやってくるとは限りませんでしたね・・・。営利目的で、つまり音楽を売りたい人達がいろんな手法を使いながら、私たちに近づいてきていました。

だから・・・私の場合どうしても馴染めない情報が多かったです。

余談になりますが、ちなみに私の青春時代(<いつなんだ(笑))を振り返れば、ロック以外のPOPSを語るには、人もメディアも限られていて、またそんな物を正面切って聴いていることさえ蔑まれて見られる風潮さえありあましたね~。メッセージ性がない曲や歌謡曲なんて、人前で聞いているとさえあまり言えませんでした。限られた音楽メディアにはいっつも同じような人が登場していました。その人達は私の好きな、例えば Breadというバンドなんか、完全無視。やれDeep PurpleだとかLez Zeppelinだとか(注:私も結構好きですし、CD持ってますよ)。何れにしても、私のテイストの音楽情報は、自ら求めていかざるを得ない状況でした。だから、アメリカまで手書きのメールを書いたことも何度かありました・・・(笑)

※ちなみに亡きJim Corce/ジム・クローチのプロデューサーであったCashman & Westからはご返事を頂いたりしました。今、大切な宝物です。

 

音楽に関してはいつも孤独でした・・・
(田舎だったし・・・ )

疎外感を抱いていました・・・
同じ感覚を共有できる人は、身近には誰一人いませんでした・・・
(田舎だったし・・・(^^; ) reprise)

でも時代はネット時代、情報の有り方が革命的に変化が生じました。誰もが情報の発信源であり、また同じ感性を共有できる時代の到来です。国も性別も年齢も言語でさえも地域でさえも大きな妨げではありません!誰も孤独ではありません!

必要なのは「自分自身」。
自分の意思さえあれば、誰とでもコミュニケートできる時代です。

そんな中で、今Blogはある面で"デジタルな口コミ"なのでしょう。いつもで、どこでも、自分と同じ音楽を共有できる時代になったんですね。昔に比べれば夢のようです。なんだかとってもシアワセです(笑)。


ここで話題は大きく飛びますが。私はSonyのLIBLIe に代表される電子ブックに注目しています。


Sonyのe-book(電子Book)LIBLIe/リブリエ

電子手帳に似ていますが、軽量で、また独自のモニターで読みやすくできているそうです。また音声も画像も再生・再現できるらしいです・・。Panasonicからも同様の製品が出ています。

私はこれが、ホームページで使われているHTMLなどが活用できたら楽しいだろうなぁ・・と思っています。それは単なるBlog閲覧用としてではなく、HTML形式の新しい小説・文学メディアとしての可能性です。フォントや行間や背景色の瞬時の変更、アニメーションGIF(画像)の表示とか・・・それも作者の指定の変更可・不可を筆者に与えておけば作者の意図を変に曲げられることもないし。アートセンスがある作家さんはそういう才能も表現できるはず。またユーザーの読み方の自由度も高まると思っています。

映像が白黒から天然色に劇的に変化した。
今度は文学の革命だ。
そんな風に思っているだけどなぁ・・・。

もしどこかでこのアイディア採用した人は、一応私に教えてね(笑)。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Shigeru)
2007-01-26 22:27:51
はじまめして。
Cynthia関連のカキコミ興味深く拝見しました。
私も昨年4月15日にはけやきホールで生のCynthiaを
見ることができ大変感激をしました。

ところで広東語の「哀しい妖精」については私は
初めて知りました。大村さんもご存知だと思いますが
Cynthiaファンの最も見ているサイトの一つに
「CynthiaStreet」があります。
http://239.teacup.com/u3/bbs

しかしここのBBSにも広東語の「哀しい妖精」のことは誰もかかれてなかったと思います。ぜひ多くサオリストの方々にも知って欲しいのですが、あちらのBBSで広東語の「哀しい妖精」について紹介してもよろしいでしょうか?もしくは大村さんのほうでカキコミいただいてもいいと思っています。
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Unknown (Shigeru)
2007-01-27 07:08:34
管理人さま
大村雅朗さんというのは編曲家の方だったんですね。
自分の無知と早合点をお詫びします。
返信する
ありがとうございます (管理人)
2007-01-27 10:08:05
Shigeruさん
コメントありがとうございます。
実は恥ずかしながら「CynthiaStreet」は知りませんでした・・・。よろしければそこでぜひご紹介くださいませ(^^)。そうそう大村さんと言えば、シンシアの曲もありますよ~
返信する
返信ありがとうございました (Shigeru)
2007-01-27 13:04:34
早々の返信ありがとうございました。
私は「Cynthia Street」の管理人でも何でもないのですが、管理人さんもぜひ時々覗きに来てください。
大村さんのこと、さっそくチェックしてみます。
返信する

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