世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

日本平動物園 小型サル舎 前編(マーモセット&タマリン)

2021-03-14 10:00:00 | テーマパーク
バク舎から先へ向かうと、遊園地へ続くカーブ道に沿って小型サル舎が並んでいる。 →園内MAP←
その中でも白い建物を堺に手前側にある檻には、マーモセットと、タマリンの仲間が暮らしていた。

全部で9部屋ある中で、まずマーモセットの仲間より。その名の通り、最も代表的な種となる
コモンマーモセットの檻が2部屋。その色違いとなるクロミミマーモセットの檻も1部屋あり。


この2種の違いは、見ての通り耳周りの毛の色にあらわれているため分かりやすい。
なお2020年11月末には、コモンマーモセットに双子の赤ちゃんが生まれたそうだ。

黄色っぽい毛色をしているのは、ピグミーマーモセット

こいつは他の種よりもさらに小型で、より丸っこいフォルムをしていた。

続いて、タマリンの仲間が3種。オレンジ色の手が特徴的なのは、アカテタマリン

この色は手と足に生えた毛の色なので、毛が生えていない裏側は普通に黒かった。

ワタボウシタマリンは、他の種に比べて顔周りの毛が薄い。

そして綿帽子というよりかは、白いモヒカンといった方が適切だろう。
しかし、こいつは個体数が多いのか、1種で3部屋も使われていたぞ。

最後は、これまた独特な白ヒゲが目を引く、エンペラータマリンが1匹。

この種は日本国内では、日本平動物園と千葉市動物公園の2施設に計3匹しか残っておらず
またその全てがオスの個体との事なので、いずれ日本では見る事ができなくなる生き物だ。

小型サル舎の残りの半分にも同じ境遇の生き物がいるので、そちら共々忘れずに確認しよう。

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