*双極性障害*(躁鬱病)だったわたしの断薬日記。。

14年の「双極性障害」からの精神薬「断薬」。自身の経験を生かし、現在「ライフ・コーチ」として活躍。「礼」の活動奮闘日記。

自分らしく生きる為に、大切にしたい人たち。

2016年08月17日 | 助けてくれる人
久しぶりのブログ更新なので、1日に二回投稿してみます。

断薬して25日経過。

習い事や、人と会う事を避け、一人で闘って、色んな事を考えました。

「自分らしく生きる為に、今後の人生、自分にとって何が良いかを考える」

自分の心の中に、相反する感情があります。

「自分に自信がなくて、すべての人に劣っていると、自己嫌悪になる自分」
「人の事ばかり気にして、自分の意見も言えないし、自分を押し殺してしまう自分」

「自信に満ちあふれ、人は人と認識し、自分らしく振る舞える自分」
「ごく自然体に楽しく笑え、子供心な自分を素直に出せる自分」

今年の夏に色んな人に会いました。

若い頃、一緒に夜通し遊んでいた人たちとの久しぶりの再会。

中学の同級生。

家族。

同じ趣味を持ち、ともに頑張ってきた人たち。

断薬して人と会う事を避けていたにも関わらず、なぜ、この人たちには会ったのか?

それは、すべて、自分らしく自然体でいられる人たちばかりでした。。。

わたしが人を避けていたのは、本当は、人を避けていたのではなく、

「自分らしくいられない人たちとの交流を避けていた」と、気がつきました。

この夏は、本当に良く笑い、よく遊んだ。

「本当の自分はここにあるんだ。」と、思った。

わたしももう良い大人です。

仕事でもないのに、自己嫌悪に陥ったり、人から説教されたり。。。って。。。

「なんかバカらしい〜〜!」

って、思った。

背伸びしなくて良い。自分らしく居られる場所にいたほうが、自分にとって幸せだって思った。

自分の居場所はたくさんあるのに、今までは自分をなかなか受け入れてくれないところにあえて飛び込んで、

頑張っている自分がいた。

だから、これからは、自分の事を大切に思ってくれる人たちを大切にし、自分らしくいられる場所にいる。

それが自信になって、自分らしくいられなかった人たちに会っても、自分らしくいられるようになるんじゃないかな?と、思った。

みんなに感謝!

夏休みを満喫。8日ぶり、ブログ更新。

2016年08月17日 | 減薬・断薬のススメ
今年の夏は、島へ行ったり、相方と一緒にわたしの実家へ行ったり、友人を自宅に呼んでホームパティーしたりと、充実した夏休み(わたしは仕事していないので、毎日夏休みですがw)でした。

断薬して25日経過。

断薬して2週間くらいしてから体調が悪くなり、でも、楽しい夏休みが始まっていたので、体調不良をごまかすように、食べて飲んでを繰り返しました。

わたしは薬は止めましたが、基本的な依存症は治ってはいないようです。

薬の代わりに、食べたり、飲んだり。。。自己嫌悪に陥ったりします。

実家に帰った時は、二日続けて全く寝れなかった。

でも、予定はあったので、昼間は寝ずに行動していたので、暑さも重なり倒れそうでした。

三日目はさすがにヤバいと思って、柔らかいベッドではなく、床に布団を敷いて寝たら、見事ぐっすり眠れました。

しかし、日中は終日眠気がありました。

きちんと眠れていないのでしょうか。。。

旅行から帰って来たら、今まで張っていた気が抜けて、ものすごく体調が悪くなった。

旅行中もそうだが、たまに微熱がでる。でも、これは断薬とは関係ないとは思いますが。。。

不安になり、断薬に成功した方、二人に相談した。

一人は、断薬した後に酷い鬱にみまわれ、一度精神安定剤を飲んだとの事。

そして、元気になるのに1年かかったとの事。

もう一人は、「体調が悪いのは体が元に戻ろうと頑張っているサインでもあるから、頑張って!」と言ってくれました。

そのもう一人の人物とは。。。わたしが今通い始めたカウンセラーからの助言。

そのカウンセラーは、「断薬カウンセラー」。

わたしは自分で断薬したので、直接断薬相談した訳ではないのですが、もう二度と薬に戻る事はしたくないので、

断薬に絶対足る拘りのあるカウンセラーでないと意味がなかったのです。

これが、わたしの体調を考慮して、「少し薬を飲めば?」とアドバイスされても困ると言う事です。

このカウンセラーについては、また詳しく、おいおい書くとして。。。

昨夜も眠れていたはずなのに、今朝も体調も悪く、二度寝をしてしまった。

でも、薬を飲んでいた時も、予定が無い日以外は、具合が悪くほとんど寝ていたので、そこはよしとする事にします。

ただ、寝すぎて、夜眠れなくなるのは困るので、それは気をつけようと思う。

思えば、断薬を決意してからまだ2ヶ月も経っていない。。。

なのに、ものすごく時間が長く感じる。。。

でも、これが生きるって事かな〜って思う。

今までが、いかに薬で精神を麻痺させ、ちゃらんぽらんに生きていたんだな〜と思う。

引き続き、頑張ります。

完全断薬して18日経過。今の状態

2016年08月09日 | 減薬・断薬のススメ
完全断薬して18日が経過しました。

ここ最近、眠れなかったり、やる気がなかったり、気分の悪い日が続いています。

考えてみたら、睡眠薬は少し前に卒業できていましたが、飲んでいた薬が睡眠効果の高い薬で寝る前に飲んでいた為、それである程度は眠れていたのではないかと思います。

体調的にも、以前なら精神からくる体調不良だと思い、薬を飲んでいただろう。。と、いう状態です。

でも、わたしはもう薬は飲みません。

なので、なぜ体調が悪いのか。どうすれば良くなるのか?どうすれば眠れる様になるのか?勉強してます。

これは、今後、二度と精神薬を飲まないと誓った自分への試練だと思っています。

昨夜、久しぶりに良く眠れました。

薬が体から抜ける時に起こる離脱症状は、わたしの経験上、寝ている間に最も起こるのではないかと思います。

逆に言うと、良く眠れるひと程、体から薬が抜けるのが早いのではないかと思います。

昨日、良く眠れた事で、久しぶりに体から薬が抜けた感覚がよみがえり、朝、気分が悪かったです。

断薬した方の情報によると、「完全断薬した後が大変だ」と言います。

でも、みなさんそれを乗り越えて、健康、幸せを手に入れ、生き生きと生活されています。

それは、精神薬を飲み続けていては絶対にあり得ない生活です。

先日、5年ぶりくらいに久しぶりに会った友達に、わたしからは何も言ってないのですが、

「何か、元気になったね」と、言われました。

薬を飲んでた時からも元気だったんですが、その人曰く

「影がなくなった」と、言っていました。w

今までのわたしはそんなに影があったのかな?と、思いました。

自分では分からないですね。

その人と会った時も、体調は悪く、完全ではなかったんですけどね。

なんか、薬を飲んでいた時とは明らかに表情が違うらしいです。

相方にも「顔色が本当に良くなった」と言われます。

まだまだ本調子ではないけれど、引き続き、頑張ろうと思います。

今だから思う、双極性障害の本当の理由

2016年08月05日 | ☆『躁』な時『うつ』な時のわたし
精神薬を飲み続けて12年。精神薬の恐ろしさを知り断薬して改めて思う事。


「あなたは本当に双極性障害だったのですか?」

双極性障害はいわゆる「躁鬱病」。

鬱状態と躁状態が交互にくる病気とされている。

そもそもわたしが心療内科に通いだしたのは、重度の睡眠障害からくるうつ症状。

始め、うつ病と診断されて薬を飲み始めた。

いわゆる「落ちたテンションを上げる薬」です。

その薬のせいで異常なまでも上がってしまったテンション、異常な行動を見て、医師は

「双極性障害だった」と病名を変更。

今度は、気分安定剤を処方するようになる。

これっておかしくないですか??

仮にですよ。病院へ行く前に、落ち込んだかと思うと急にテンションが異常なまでも上がり、その症状がおかしいと思い病院へいくなら分かります。

そんな人いるでしょうか。。。

別に専門家でもないので、調べた訳ではないですよ。

あくまでも、わたしの経験から言うと、

そんな人、いないと思います。

うつ病で処方された薬の影響で気分のコントロールができなくなった患者をさらに「病名を付け直して」「さらに薬漬けにする」ための、

精神科が、製薬会社が、社会が仕組んだ罠です。

もしくは「薬の影響」で精神のコントロールが効かなくなった事を隠すための陰謀です。

双極性障害は「脳の障害だ」とか「再発するリスクが高い」とか言われてますが、全部ウソです。

精神薬を飲むのを止めたら、必ず治ります。

これは断言できます。

世の中の、双極性障害と診断された人が、1日でも早く、そこから解放されることを祈っています。

私が断薬できた5つの理由。

2016年08月04日 | 減薬・断薬のススメ

精神薬を14年飲み続けて、完全に依存してしまっていたわたしが断薬できた5つの理由。

①愛する人との子供が欲しいと望んでいた。

わたしは過去、種類だけで10種類の精神薬を処方されて、それを朝・昼・15時・夜・寝る前に飲んでいた。
例えば、「デパケンR200mg錠」だけで、1日6錠。1200mgを摂取していた。
この量は調べればすぐに分かることだが、殺人的な量です。
これを医師は、わたしの体調に合った量だと言って処方していて、それを信じてわたしは飲んでしまっていた。
ある時、カウンセリングの先生に「あの先生はとにかく薬を多く出す人だから気をつけたほうが良いよ」と、言われ、疑問を持ち、病院を変えた。
次に行った病院は、先日断薬した事を言ったら「良かったですね。今がそのタイミングだったんですよ」と言ってくれた先生になるんですが、
「子供が欲しいので薬を減らしたい」と言う理由で通っていた。
減薬の方法を勉強して思う事は、先生はなるべく離脱症状が無い様に。。体や精神に負担が無い様にと慎重に薬を減らしてくれていて、
10種類飲んでいた薬を2種類まで減らしてくれていた。
しかし、薬に依存していたわたしは後少しを止める事ができないどころか、体調の不良を訴え、また薬を増やしてもらっていた。
でも、先生がかなり薬を減らしてくれていたお陰で、結果的に止める事ができた。
感謝です。

②意識改革

断薬を決意する前にある本を読んで、今まで精神のせいで体調が悪いと思っていた事に、疑問を持つ様になった。
具体的には二つ。
一つは、今のわたしはストレスになるような事を何一つやっていない事に気づいた事。
ストレスもないのに、精神的にストレスに思っているのはおかしいと気づいたのです。
二つ目は、「今のこの状況に満足出来ないわたしは、この先どんな恵まれた環境に置かれても、一生満足することはないだろう」と、思った事。
そう思えたことにより、やっと「過去」でも「未来」でもない、「今」を生きる事ができるようになった。
その結果、「わたしはなんて幸せなんだろう」と、やっと思える様になった。

③母との和解。母からの言葉。

今までわたしは大人になりきれていない大人だと思っていた。
それがなぜなのか分からないままでいた。
わたしはいつも寂しかった。母から愛されたかった。
6月に実家に帰った時に、自分の気持ちを勇気を持って伝えた事で、少し距離が縮まったようで、とても嬉しかった。
そんな時に言った、母の言葉。
「まだ、薬飲んでるの。。。」
そんな寂しげな言葉だった。
わたしは母を悲しませる親不孝な子供だと思った。
なんとかして、元気になって、母に「もう薬飲んでないよ!」って言いたかった。

④体の改革

これは意識改革にも当てはまるのですが。
ウォーキングを始めた事。
ウオーキングを始めた事でわたしの中で大きく良い方向に変わった事が二つ。
一つ目は、自然を感じられる様になった。
今まで自分の体調の事ばかりに目が行ってしまっていたのですが、歩く事によって、周りにはこんなにも素晴らしい自然があるんだって事にきづいた。
その自然に目を向けるようになって、心がとても落ち着き、気持ちの良いものになった。
二つ目は、面倒くさいという、固定観念が少しなくなった。
病気になってとにかく何もかもが面倒臭かった。
「こうなったらこうすれば良いだろう」とか、「今はこうだからしなくてもよいかな」とか、言い訳ばっかり考えて、逃げる事しか考えてなかった。
体を温める、食事の改善を心がけようと思った事も良かった。
適度な運動や体を冷やさない事などが大事だと分かっていても、病気を理由に「体調が悪いから、できないのは仕方ない」くらいに思っていた。
人任せ、薬任せなのは良くないと思える様になった。

⑤精神薬は恐ろしいもの。精神の病は存在しない。と言う事に気づかされた。

最終的な断薬の決意はこれに尽きる。
TokyoDDCクリニックの内海聡医師が書いた本「精神科は今日もやりたい放題」を読み、精神医学の闇を知り、「心の病に薬はいらない!」を何度も読んで、断薬に臨んだ。
この本に出会わなければ断薬は失敗に終わっていたのではないかと思うし、そもそもこの本に出会わなければ「最低限の薬を一生飲んで生きよう」と思っていたに違いない。
ただし注意点。わたしはたまたま薬を減らす方向で頑張っていて、あと一歩のところの背中を押してくれるきっかけになり、自分自身で止める事が出来たけど、
何種類もの薬を未だ飲んでいる人が、自分の判断で減薬・断薬するのはとても危険だということ。

必ず薬を減らす事に協力してくれる病院か、断薬のお手伝いをしてくれるカウンセラーなどの指示の元、行って欲しいと思います。

少しでも、精神の病で苦しむ人が元気になってくれるようにと願っています。