*双極性障害*(躁鬱病)だったわたしの断薬日記。。

14年の「双極性障害」からの精神薬「断薬」。自身の経験を生かし、現在「ライフ・コーチ」として活躍。「礼」の活動奮闘日記。

人の気持ちが分かる事を「エンパス能力」と言う。

2016年08月23日 | ※初めに(必ず読んで下さい)
精神薬を12年飲み続けて、断薬してようやく一ヶ月が過ぎました。

息苦しい日々は続きますが、今まで面倒だと出来なかった事が、段々とできるようになってきて、とても幸せです。

なぜ、わたしが精神薬に依存してしまったのか。。もう二度と精神科のお世話にはならない為に、日々考えています。

そんな中、ふと「自分の能力」の事が気になりました。

「人の気持ちが分かる」「人の心が読める」事です。

厳密に言えば、「人の心」だけでなく、「場所」も読めます。

自分が行く場所が良いところか悪いところか、直感で分かります。

人の心が読めるのは子供の頃からで、昔は読めた心を素直にその人に話してしまい、苦労しました。

『印象に残っているエピソードが二つあります。』

一つは高校卒業時期。

中学の同級生の男子と久々の再会をし、仲良くなり、「付き合って欲しい」と告白されたのですが、なぜかしっくり来ず、そうしているうちにわたしの体に何か入って来て、わたしはその感情をそのままその人に伝えました。
「あなたは、つい最近まで好きな人がいて、その人に振られた時に私に出会って、とりあえず告白したでしょ?」って。。
そしたら彼は最初「違うよ」と否定していたのですが、わたしがしつこく攻めたら、
「誰から聞いたの?」と言い始め、本当にその通りでした。

二つ目は成人してから。

出会ったその日にいきなり「あなた詐欺師でしょ?」って言いました。
その時は否定していたのですが、結局その人は本当に詐欺師でした。
わたしはあいにく被害にはあいませんでしたが、前科持ちの詐欺師で、わたしの前からいなくなりました。

わたしの能力は「会った人」にだけではなく、会った事もない、話を聞いたがけの人もどんな人か分かります。

その能力を使って、彼に振られて泣いていた友達にアドバイスして(彼には会った事なかったが、彼の性格が見えていたので)、「こうやったら彼は戻ってくるよ」と言い、本当に戻って来て、結婚してしまいました。
わたしはその友達が嫌いだったので、アドバイスしなきゃ良かったと後悔していますw。

『この能力のお陰で良かった事、悪い事。』

(良いところ)
・始めからその人の性格の良いところ、悪いところが分かっているので、「こんな人だと思わなかった」みたいな、人に対する幻滅がない。
・会う前からその人の性格が分かるので、自分にとって、必要な人か必要でない人かが、事前に分かる。
・その人の良い部分が最大限に理解でき、感謝の気持ちが持てる。

(悪いところ)
・その人が何を考えているかとか、心の変化が分かってしまうので、それが悪い方向だと落ち込む。
・その人がものすごい闇を抱えている人だと、たまに心が飲み込まれてしまい、体調が悪くなる。

こんな能力の人を何というか、調べてみた。

「エンパス能力」と言うらしい。

「エンパス能力とは、誰にでもある能力で、エネルギーの境界がなくなり、誰とでも繋がってしまう共感能力」の事らしい。

わたしはあまり「スピリチュアル」的な事が嫌いなので、この能力があるからと言って、そっちの方向には進みたくない。

この様な能力は、「幼少期に過度なストレス」を抱えた人に多いという。

親がスパルタ教育だった。DVを受けていた。酷いいじめにあった。などなど。

調べると、納得できる部分はある。

人ごみが嫌いなのもうなずける。

わたしは人の気持ちが分かってしまうので、わたしの事を良く思ってない人のことをとても気にしてしまう。

でも、そんな事で自分の人生を支配されるのはもう嫌だと思う。

この能力をきちんと理解し、利用し、良い方向に上手くもっていけたらと思う。

そうする事ができたら、わたしはとても強い人間になれるような気がする。