2024年8月24日（土）きのうほどではないが晴れて暑い。ただ、台風10号の影響で天気は下り坂になっていくようだ。
きのう東京電力が福島第1原発2号機の溶融核燃料（デブリ）取り出しでミスにより作業を中断というニュース。なかなか作業が前に進まない。永遠にできないような気もする。どんどん原子力発電のゴミも増えているし、たくさんある原発が無事に存続できるかも分からない。不安だ。
ペットボトル症候群
この日本社会はもうペットボトルが体の一部とも思えるように人々の中に溶け込んでいる。
ペットボトルにもいろんな種類があるが、すべてプラです。そして地球上にたまり続けています。今日はプラの話ではなくその中身の話。
缶コーヒーなどの缶物もちょっと仲間に入れさせてもらう。
「茶類」「コーヒー」「清涼飲料」「ジュース・果汁入り飲料」「スポーツドリンク」などさまざまだ。
私はもうそのような飲み物をやめてから5～6年経過するけどね。
気を付けたいのは、糖類を含む嗜好飲料の多飲はエネルギーの過剰摂取となり、肥満をきたすおそれがあること。
水分補給やいろんな理由でいろんな種類の飲み物を愛飲している事でしょうが。
コーヒー飲料
コーヒー飲料は、コーヒー以外にミルクや他の成分が入っている。自分でミルクや砂糖を加えてなにので、どのくらい入っているか分からない。
100mLあたり35-40kcalあるものが多いそうだ。
190gの缶入りコーヒー飲料では約70kcalとなる。1日複数本飲むとエネルギーの過剰摂取になる危険ありだ。
甘い缶コーヒー好きな人は要注意！
最近は砂糖が入ってないものもあるから大丈夫じゃないの？
「ノンカロリー」「低カロリー」「ノンシュガー」「微糖」などの表示をしている清涼飲料水が増えているが。
〇「無」「ノン」などの表示の場合（100gまたは100ｍLあたり）
エネルギー 5kcal未満
脂質 0.5g未満 ノンファットの表示あり
糖類 0.5g未満 ノンシュガーの表示あり
〇「低」「オフ」などの表示の場合（100gまたは100mLあたり ）
エネルギー 20kcal未満
脂質 1.5g未満 ローファットの表示あり
糖類 2.5g未満 低糖・微糖などの表示あり
注：糖類は単糖類（ブドウ糖・果糖など）と二糖類（砂糖・乳糖など）を指す。
栄養成分表示では、糖類とは別に炭水化物の量を示すきまりがあるから確認すべきだ。
炭酸飲料・清涼飲料水
炭酸飲料とは水に二酸化炭素（炭酸ガス）を圧入した飲料、またはこれに果汁・乳・甘味料・酸味料・香料などを加えた飲料。
果糖・ぶどう糖液糖・砂糖を示す表示が多い。
サイダーでは100mL中に砂糖類が約10g(40kcal)、500mLのペットボトルで200kcalとなる。
最近は砂糖の代わりに果糖・ぶどう糖液糖などが入っているものが多いが、体が吸収するスピードがかなり速いので注意です。
「ペットボトル症候群」とは、炭酸飲料や清涼飲料水の多飲により吸収の早い糖類が高血糖状態をまねくことをいう。
血糖値が上昇すると喉が渇き、さらに清涼飲料水を飲むという悪循環に陥ってしまうことが怖い。
重度の場合は、意識朦朧・昏睡などの症状を呈すこともある（糖尿病性ケトーシス）。
確かに透明度があり水のような感覚になり、糖分やエネルギーがあるように認識しにくいから、無意識のうちに体の一部のように常に持ち歩き飲んでしまうようになる。小さな子供だって注意が必要だ。
ノンアルコール飲料はも必ずしも0kcal、砂糖0gとは限りません。
スポーツドリンク
スポーツドリンクは水分の補給と糖質を中心としたエネルギー源の補給、ビタミンやミネラルを補給する飲料の通称。清涼飲料水よりは糖質の含有量は低く抑えられている。
一般の清涼飲料水の糖類が約10%濃度であるのに対し、スポーツドリンクの糖類は約5%濃度らしい。
だけどスポーツもしないでスポーツドリンクを飲んでばかりだとエネルギーの過剰摂取につながるのは同じらしい。
最後まで飲まずに少し残す
ペットボトルを最後まで飲み切らずに残すのが常態化している人が多いらしい。なんでかねぇ？これも現代病か？
ペットボトルは一度開栓することで外部から細菌や微生物が侵入する。その日のうちに飲み切らず、数日間置いておくことで、雑菌が繁殖するリスクが高まるのですが、少し残す人の多くはもう二度と飲まないみたい。
外で持ち歩くと強い紫外線にさらされ化学変化が心配されるのも注事項だ。
参考
厚生労働省 e-ヘルスネット
五味 郁子 ごみ いくこ
神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科 教授
