2019年10月9日、コンビニのローソンは、働き方改革の一環として来年元日に全国で100店規模の加盟店を試行的に休業にすると発表している。 社長は、「社長直行便やセミナー会場で直接意見をいただいた。」と述べている。
私は仕事でいつも店長の朝の顔を見ていた。人不足で深夜の働き手がいないお店では店長自らが店に出る。寝る暇もない。かわいそうにと思っていた。
私が20代の頃、セブン-イレブンが朝7時から夜11時までの営業を始めた。「すごい!」とびっくりした記憶があります。365日24時間営業を発表した時は、さすがに「そこまでしなくても・・・」という思いでした。そのうちスーパーも正月2日から営業!元旦から営業するところも増えてきました。「何でそこまでするの?」自分の所だけ出遅れると客が離れていくという不安感で次々と歩調を合わせていく。「一緒に休めば同じ条件が維持できるではないか?」と思うけど、デフレの厳しさは、出し抜き競争の激化を加速させた。
「ようやくまともな動きが出てきた!」という思いです。
「休もう休もう!!!」{フレーフレー!」「一緒に休もう!」です。
店舗数が多くなる中で、元日営業の役割を分担して背負ってもよいのではないかと、との加盟店からの意見もあったそうだ。
休業の時間帯は参加店舗と調整してして数時間から最大1日半程度になるとのこと。初詣客の収入UPが見込まれる店舗もあるからね。
ネット上でも、ローソンの決定に賛同する声が相次いでいるようです。
セブン-イレブンはもめている。会社側が応じる気配がない。
今年2月、午前1時から午前6時までの営業を取りやめた店舗があり問題となった。人手不足で24時間営業を維持できなくなったからです。
会社側は契約を解除し、違約金を請求すると通告。もめた状態でオーナーは時短営業に続き「正月には休む」と会社側に主張したらしい。どうなるのだろうか?是非会社側は理解を示してほしいものです。
会社側は契約を解除し、違約金を請求すると通告。もめた状態でオーナーは時短営業に続き「正月には休む」と会社側に主張したらしい。どうなるのだろうか?是非会社側は理解を示してほしいものです。
コンビニの店舗数はどうなっているのでしょう?
2019年11月現在
セブン-イレブン・・・20,974店
ファミリーマート・・・16,532店
ローソン・・・14,644店
2,002年当時は上記主要コンビニ3社とも1万店未満でした。ちなみに1989年のセブンイレブンの店舗数は3,954店ですから。どんだけ増えてんの?という感じですね。
正月は、一部の重要な仕事を除き、日本人はみんなで休みたいものです。

イラスト:イラストレーター、ウォビットさん