2024年11月11日(月)今日も晴れた。晴れが続いている。でも、冬の除雪考えたら憂鬱になる。
具体的な死因は?
食生活に起因する1100万件の死亡事例のうち1000万件が心血管疾患によるものだったそうだ。
塩の取りすぎによる血圧上昇は心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める。また、心臓や血管にも影響を与え、心臓が機能不全に陥る原因ともなる。
食生活に起因する死因の残る100万件は、がんと2型糖尿病となっている。
理想的な食生活とは?
塩分に反して全粒穀物や果物、野菜は「心臓を守る働き」があり、心疾患のリスクを下げてくれるという。
GBDにおける各国の食生活調査によると、健康面で完璧な食生活を送っている国はないそうだ。また、好んで食べられている健康な食品が国ごとに異なることも分かった。
例として、食品1日当たりの摂取量と、実際に摂取されている量および達成率のデータがある。
- ナッツ・種子類:理想はというグラムだが、実際は3グラム(達成率12%)
- 牛乳:理想は443グラムだが、実際は71グラム(達成率16%)
- 全粒穀物:理想は126グラムだが、実際は29グラム(達成率23%)
- 赤身の肉:理想は22グラムだが、実際は27グラム(達成率118%)
- 塩分:理想は3.2グラムだが、実際は6グラム(達成率186%)
- 加工肉:理想は2.1グラムだが、実際は4グラム(達成率190%)
さらに興味深いデータがある。
世界中の食生活で最も忘れられているのは、ナッツ類と種子類。
人類の胃袋を満たしながら地球に危機的な被害を与えないであろう食品として重要視している。
ところが、ナッツや種子類などは、エネルギーとなる成分が多く、太る原因になるという考え方があり敬遠されるという。また、食料と言うよりお菓子だという意識もあるからだという。
しかし、実際には良い脂質が詰まっている。
ナッツや種子類などは、人類が誕生してからおそらくは最も食べられてきた食料だったのかもしれず、私たちの体は長い長い間にナッツや種子類から栄養分や健康にプラスになる要素を取り入れてきたことが考えられる。体のDNAはいまだにそれらを分解してエネルギーに替え、細菌や免疫を動かし体の健康を保つ方法を覚えていて、その方法以外の方法に切り替えるまでに長い年月を要するのかもしれない。そして、これまで体験してこなかった未体験の食品に悲鳴を上げていると私は考えている。
資料:BBCニュースJapan
食生活は健康にとって大きな影響を与える。