今年はもう葉桜と変わってしまった桜ですが 昨年は開花が遅かったようですね。
昨年の今日は 散り始めた花びらがいっぱいあったようです。
姉がそんな淡い優しいピンクの花びらをいっぱい集めてきてくれ 身に纏ったナナでした。
昨年の今日 お星さまになったナナ
あの時のこと を思い出すと 今でも涙ボロボロ出てきます。
3月末からガンも末期となり 寝たきりの状態が続いていました。
数日後獣医さんから聞いたところでは 「最期は思った以上に頑張ってくれビックリしてたんですよ」
良かれと思い 出来るだけのことをしたつもりだけど いっぱい痛い思いをさせちゃったね。
ほんと・・・頑張ってくれてありがと!
唯一後悔してもしきれないのがその時を見守ってやれなかったこと。
この夜もいつもと同じように 隣りに布団を並べ一緒に寝て 夜中には何度も目が覚め
お腹の上下を確認し 「よし・・・息してる」
そんな繰り返しをしてたにもかかわらず 明け方一人で逝ってしまったナナ。
ハッ!としてナナを見た時には お腹が上下がしてないのが信じられないくらい
穏やかな顔をして眠りについていました。
14歳目前・・・立派なおばあちゃんになるまで みんなを癒してくれてありがと!
悲しいことだけれど 生あるものとはいつか別れが待ってるんだよね。
2か月後に後を追うようにお星さまになってしまった一人娘のモモと 穏やかな日々を過ごし
空からみんなを見守っている・・・そう信じてます。
忘れてた! というか勘違いしてたわ!
今日は 『ミミ』 の6回目の誕生日・・・てっきり明日の5日だと思い込んでた。
『ミミ』 が姉夫婦のところへ2008年5月に行ってから4年半近くも経ち
『元お母さん』は誕生日の記憶違いをするほどになってしまったようです。
義兄から100%と姉から100%・・・相変わらず200%の愛情をもらって毎日過ごしてます。
律儀にも挨拶にきてくれた 『ミミ』 です。
姉夫婦にはずっと世話になってばかりで何も恩返しができていません。
『ミミ』 を半ば押し付けるかたちになってしまったけれど 結果としては逆に恩返しになったかも。
などと今も勝手に思っています。
ナナ&モモがいなくなった今 『ミミ』 の存在で慰められている私です。
前回の記事 【仲良し母娘だったから・・・】 にコメントをくださった
どらさん,hanaさん,peromamaさん,KA-SAN,BBさん,よいこさん,獏さん
お返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。
しかもお一人お一人にお返事しなきゃいけないところですが・・・
ここで 「ありがとうございました」 でお許し願います。
桜の花が舞い散る頃 お星さまになったナナ・・・まだ2か月半しか経っていません。
紫陽花の花が咲き乱れる頃 お星さまになったモモ・・・まだ半月しか経っていません。
遠い遠い過去の出来事に思います。
普段の生活が何も変わっちゃいないことに愕然。
ナナがお星さまになってから続いてる お花とお水のお供え。
手を合わせ話しかける時に モモのことも増えたことに変化があるのみ。
孫のお守りをし家族の食事の用意をし 洗濯・掃除をして 私も今まで通り食事をして・・・。
生きていく上には仕方がないことですね。
私の携帯待ち受け画面が ナナ&モモ なんです。
孫が毎日のように 「モモ! ナナ!」 と要求するから見せると ニコッ!とします。
何か・・・つらいです。
でも孫がいつまでも覚えててくれたら嬉しいですね。
いつまでもモモの母をしてたナナ いつまでもナナに甘えてた娘のモモ。
心配したナナが呼んだのか それとも甘えたくてモモがそばにいったのか・・・
18日夜の7時47分 私の腕の中でモモが逝きました。
当日の朝いつもとは違った元気のなさと呼吸の荒さ こりゃ変だよ と獣医さんへ。
肺炎になってて熱も高いということで 即酸素室。
その時点では一泊入院の予定だったのに。
「注射で熱は下がったものの状態が変わらないので ちょっとお話がしたいから来て欲しい」
と夕方の電話。
駆け付ければ 朝と変わらず苦しそうに息をし横たわってるモモの姿が。
「酸素室・・2倍の38%の濃度なんですが全然楽になる様子がないんですよ。
心臓が上手く機能してなくて酸素が運べないかも。
ここから出すとぐったりして検査もできなくて・・。
正直言ってここに入ってても今夜もたないかも・・・」
と私の心情を察し 連れて帰ったほうがいいことをほのめかされる。
「・・・・・だったら家で一緒に過ごします・・・『その時』を数時間早めてしまうかもしれないけれど・・・」
数時間どころか帰宅して1時間半くらいで逝ってしまいました。
電話ではイヤな予感がして 迎えに行く途中で携帯酸素を買って行きました。
帰り道は 運転しながら時々シューシューと吸わせ 家に帰っても同じことして・・・。
先生も言ってた 「ここから出るとモモちゃんかなり苦しいと思いますよ」 って。
携帯酸素・・・気休めでした。
看病する時間もなく 「えっ! どうして?」 と思う あっという間の旅立ちでした。
ナナがお星さまになったのは 4月15日。
2ヶ月しか経ってなくって・・・こんなことってあるんですね。
モモには 「家に着くまでは頑張って!」 「お布団の上でネンネしよ!」
って励ましてきたけれど 家に着いてからは 「頑張って!」 って言えなかった。
だって…ナナがいなくなってからはすごく寂しそうだったから。
それに孫の襲撃にいつもびくびくしてたから。
(庇っていたけれど 孫の行動が素早く間に合わないこともあって)
ナデナデして お利口さんの時ももちろんあったけれど。
「しんどいね・・・今までありがとね!
もういいよ・・・ナナが待ってるから・・・いっていいよ・・・」
耳元で言ったらね 苦しそうな顔がすっと安らかになりました。
贔屓目かもしれないけれど 言葉は通じました!
だってね ハッハッってしてた呼吸も大きくゆっくりになって
とても楽に息をするようになったから。
ずっと撫でて 「ありがとね」 を繰り返してたら・・・穏やかな顔して・・・。
これからはず~~~っとナナと一緒だよ。
いっぱいいっぱい甘えてね!
ナナ モモを迎えてやってね。
そしてモモのことよろしくね。
ナナ そしてモモ・・・楽しい思い出をいっぱいくれてありがと!
大事に大事に胸にしまって お母さん頑張って生きていくね!
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そう思うようにしても やっぱり悲しくてやりきれない。
今しばらくは涙が流れるのを許してね。