Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

「台風クラブ」 神通川

2013年08月31日 23時03分50秒 | 鮎釣り

一時期ハリウッド作品にも出演していた工藤夕貴 主演の「台風クラブ」という映画があった。
”精神的にも肉体的にも最も振幅が激しい中学3年という年頃。東京近郊のとある中学校に
台風が接近したことにより彼等の感情を異常に昂ぶらせ、それが狂気へ変わっていく。”
(ジュネオン・ユニバーサル・エンターテイメントHPより)
しっかし、台風が接近していなくても、日本中から神通川に集結している釣人達からは、
すんごく狂気は感じるんですけど・・・。
先日も観光バス二台で乗り付けて新婦橋上流左岸のポイントを独占してたってんだから、
どうかしてるわな。某有名地元釣具店の情報でも、「神通をなめたらあかんぜ神通には
3000万尾以上の鮎が遡上しています、網で取っても、幾ら釣っても、まだまだ沢山の
鮎がいます。」ですと。狂気を煽るようなコメントですわなぁ。確かに九頭竜川のように
誰でもコロガシができるわけではないし、悪名高き”サギリ漁”があるわけではないですが、
そんなに胡坐かいてて大丈夫なもんですかね?




前週末は集中豪雨で神通川での釣りは不可だったが、今週末は台風(熱帯低気圧に変わった)
の接近により、まとまった雨が降るという天気予報だ。二週続けて釣行不能となると、かなり
ストレスが溜まりそう・・・と思っていたが、雨はほとんど降らず、本日は釣行が可能となった。
その代わり台風が来たのかと思うような強風に悩まされることになるのだが・・・。
今回の同行は毎度お馴染みの神亮さん、神亮さんの釣友で友釣り二年目のtanaさん、
そして飛騨のトーナメンター manaさん だ。




当初、岩木鉄橋の上流の瀬に入ろうかというmanaさんの提案があったが、友釣り二年目の
tanaさんの経験等から推し量って、Waraの独断で荒瀬、深瀬、平瀬にトロ場とバラエティに
富んだ某ポイントを選定した。4人が入るキャパもある。


~ 本日、絶好調の tanaさん タモの”フライパン”持ちは直さないとね ~


6時30分実釣スタート。manaさんは荒瀬の瀬落ちに入り、tanaさん、神亮さんがその下流の
平瀬を釣る。Waraは下流のトロ場付近で、みんなの釣りを見ながら”しなしなと”(金沢弁?)
準備をする。「そんな余裕こいてて大丈夫か?」と自分でも思っていると、案の定みんなポロポロ
と掛けているがWaraにはまったく掛からない。1時間ほどで2尾・・・情けない。




瀬落ちで釣っていた manaさん が、上流の荒瀬の瀬肩に移動したので、瀬落ちから続く対岸の
深瀬に移動する。すると、これが大正解で16~22cmの真っ黄々ぃがロッドを引き絞る。
しかし、強風に煽られてのバラシが続くことや立ち込んでのオトリ交換のトラブルもあったことから、
ツケ糸を0.4号から0.6号へ、掛けバリを4本イカリから3本ヤナギに変更した。
取り込みについても、背掛かりは”返し抜き”で、背掛かり以外は”タモ受け”で対処する。
場所によっては胸近くまでの深さがあるので、バランスを崩すと流されてしまうが、やっぱり
こういう釣りは楽しい!午前中は41尾で満足々々。


~ 夕方、苦手だという”泳がせ釣り”を練習する manaさん 、流石ぁトーナメンター ~


ランチ・タイムは manaさん にビールをいただいて(manaさん ごちそう様でした!)、4人で
楽しく歓談。誰かさんのウワサも出ていたかなぁ?画伯ぅ。
すると、それまであれほど吹きまくっていた強風がいつの間にかやんでいるではないか。
これで午後はいただきか?
しかし、世の中そんなに甘くはない。竿を出すとすぐさま「台風クラブ」に逆戻りだ。
午後は、上流の荒瀬に入る。16cmクラスが連発するが20cmを超えるような良型は掛からない。
背落ちまで釣り下って粘るも午後は16時までで21尾。合計は62尾となった。





強風吹きすさぶ中、みんな頑張って釣っていたが、神通川初挑戦の tanaさん が、なんと50尾!
エクセレントな釣果で みんなを驚かせる。これで、しっかりハマリましたね、tanaさん!

釣果    14~22cm  62尾

ロッド    ダイワ 銀影競技 SPメガトルク 9m
天井糸   フロロ 0.6号
水中糸   メタ・ビート 0.05号 
ツケ糸    フロロ 0.4号、0.6号
中ハリス  ナイロン 1号
ハリ     4本イカリ  パワーミニマム 7号、一角7.5号
        3本ヤナギ アステア・チラシ(ヤナギ)スペシャル 8.5号
ハリス    フロロ 1号、1.2号(4本イカリ)、フロロ1.5号(3本チラシ)      



俺のポイントはどっちだ 神通川

2013年08月19日 22時22分13秒 | 鮎釣り




節電対策という大義名分のもとに、今年も会社主導の長い夏休みを取得するハメになったが、
それも昨日(8月18日)まで・・・・・と思っていたら今日もお休みだった!
朝食をすませて、会社に行く準備をしてから気が付くとは情けない。耄碌したか!

とういわけで、今日も神通川。オトリを購入して8月13日に入ったポイントに到着したのが、
前回とほぼ同じ9時。しかし、ポイントは既に満員状態。仕方なく、空いているポイントを探して
下流に向かって移動する。有沢橋まで下ってきたが、ここぞと思うポイントは空いていない。
特に某有名釣具店、オトリ店で絶好調だとされているポイントは、これが平日だとは思えない
ほどの釣人。(みなさん仕事しませう)ようやく人けの少ない中流域の大トロに辿り着いたが、
時刻は10時を過ぎてしまった。




ポイントは岸から3mほど沖に出ると、胸近くまでの深さのポイントなので、大き目の石に立って
水面が腰くらいになるようポジションを確保する。オトリを沖に泳がせるとすぐに野鮎の反応が
あり、目印に変化が表われた。今日も秒殺!連荘!しかし、3尾目の掛かり鮎が浮石の隙間に
逃げ込んであっさり根掛かりロスト。
気を取り直し仕掛けを張り替えてからは、真っ黄色の鮎が入れ掛かる。型は18cm~21cmが
中心で、上流の新婦橋で掛かかった鮎と比較すると良型が揃うようだ。
入れ掛かりが止まりアタリが遠のいたら、立っている石から下流の別の石に移動して釣る。
これを繰り返して数を稼ぐ。




14時過ぎ、下流でテンカラ網を打っている網師がこちらに向かって上がってくる。
網師は、トロ場の下流の瀬肩で釣っている釣人に「今からそこに網を打つからどけ。」と
わめいている。釣人が文句を言うと「俺のほうが先に川に来たから、優先権は俺にある。」と
なんとも無茶な理論で、とうとう釣人を追い散らして瀬肩付近で網を打ちまくる。
その間、トロ場はイイ感じで良型の入れ掛かりが続くが、オトリ交換で下を向いている間に、
今までオトリが入っていたポイントで網を打ち始めるではないか。
(写真おます・・・掲載はしませんが。)まさかとは思っていたが、釣人ばかりか網師まで
不思議系でっか?9月に入ると不思議系のコロガシが出たりして。

当然、アタリはパッタリ(駄洒落か?)止まり、15時で納竿とした。
釣果は54尾で、時間を考えるとまずまずのペースだった。さぁ明日からは仕事だ・・・憂鬱。



釣果    16~21cm  54尾

ロッド    ダイワ 銀影競技 SPメガトルク 9m
天井糸   フロロ 0.6号
水中糸   メタ・ビート 0.05号 
ツケ糸    フロロ 0.4号
中ハリス  ナイロン 1号
ハリ     凌刃 7号
ハリス    フロロ 1号



シオシオのパァ・・・  神通川

2013年08月17日 22時16分00秒 | 鮎釣り


Waraが子供の頃、「快獣ブースカ」という人気特撮TVドラマがあった。
「オバケのQ太郎」や「ドラエモン」と同様な「もしも怪獣と同居していたら」的なコンセプトで、
お化けや猫型ロボットが怪獣に変わってのドタバタ・コメディだった。
そして、ブースカが発する「ブースカ語」というのが、今でも頭に残っていたりする。
喜びをあらわす「バラサ・バラサ」、怒りをあらわす「プリプリのキリリンコ」、そして失敗してめげて
いるときに発するのが「シオシオのパァ」。同世代なら分かるね!




今日(8月17日)は、神通川・新婦大橋上流の右岸側(塩)に入る。同行は、そーさん、神ちゃん
そして、鮎Yoshiさん。もちろん”塩”の土着民=岩永さんやTaさんも一緒だ。
当初、宮川釣行と同様に神ちゃんのデリカD5で一緒にどうか、とのお誘いもあったが、先日から
体調が悪い”じゃーま”の具合が心配なので、早上がりの予定で愛車Golfで行くことにする。



今日も重役出勤で実釣開始は9時を過ぎていたので、入れるポイントは限られるが、幸運にも
14日にも良く掛かっていた瀬肩が空いている。Waraの下流には鮎Yoshiさんが、上流には
神ちゃんが陣取る。オトリが弱かったこともあり、1尾目を釣るまでに30分以上かかったが、
その後は、カニ横”で入れ掛かりとなる。





14~16cmぐらいの鮎が多く、18cm以上の割とイイ型は少なかった。また、ビリ鮎が掛かると
ローリングして仕掛けがクルクル・パーマになり、入れ掛かりが何度も中断されて閉口してしまう。
そーさんも同様なパターンだったそうだ。午前中は35尾で終了となった。

午後も同じポイントに入るが、5尾目を掛けたところでバラシが続く、ハリを替えても状況は
好転せず、やや心が折れてしまう。こうなると集中力がなくなり14時半を過ぎたところで納竿。
午後は8尾を追加したのみで、43尾で終了となった・・・「シオシオのパァー」。





釣果    12~19cm  43尾

ロッド    ダイワ 銀影競技 SPメガトルク 9m
天井糸   フロロ 0.6号
水中糸   メタ・ビート 0.05号 
ツケ糸    フロロ 0.3号
中ハリス  ナイロン 1号
ハリ     シフト 7号、一角 7号、キメラ 7号、J-TOP 7号
ハリス    フロロ 1号




Team Jinzoo オフ・ライン・ミーティング2013 神通川

2013年08月14日 22時53分16秒 | 鮎釣り




本日は、2009年の9月27日の「Jinzooバトル」以来、久々に神通川(新婦大橋上流の左岸側)で
オフ・ライン・ミーティング(以下、OLM)が実現した。2010年~2012年は神通川の水況が芳しく
なかったため、勝利バーでのOLMだった(2011年は金沢メンバーのみで実施)が、今回は最高の
状態の神通川での開催。しばらく顔を合わせていないメンバーや新しく加わった人たちにも会えて
楽しい一日となった。
メンバーはJinzoo管理人の三人衆にQさま、そとみちさん、横浜軍団、関東軍団、中津川軍団、
青空軍団、そして我が金沢軍団で総勢21名!(でも、タッキーがいなくて寂しかったぞ!)





肝心の鮎釣りの方は、大勢の釣人が入っている事もあり、釣れても釣れなくてもって感じで、
8時半ぐらいから、立ち込んでいる釣人の後を釣っていた。ここでは、ビリ鮎しか掛からないので、
下流にいるトンさんの下のスペースに入らせてもらい、まったく動けずとも12時までの3時間で
29尾。こんなんでも時速10尾は釣れるんだから、日本中から釣人が集まってくるわけだわ。




12時、お楽しみのBBQタイム!各地の美味しい食材が集結し、楽しいメンバーと楽しい話を
しながら舌鼓を打つ。今回はいつものサガリ肉に加え、豚ほほ肉にトシさんお手製の”鮎焼き器”
で焼いた鮎の塩焼き。そーさんが釣ったアカイカ!Waraはいつもの 天狗のソーセージ
デザートに西瓜もありました。特にクリリンさんの地元伝統野菜アジメコショウは、強烈な辛さで
ビールが あっという間に空になった。あまりの辛さにみんな手を出さないので、残った
アジメコショウは辛いモノ好きなWara家へのお土産に頂戴した。
クリリンさん ありがとう!大好評でした!




美味なる食材を提供してくださった みなさん、美味しゅうございました。ありがとうございました。
そして、今回、タープの設営から炭火おこしとBBQの準備に奔走していただきました先発隊の
Qさま、ほんとうにありがとうございました。&お疲れ様でした。
あっという間の3時間。あと片付けが終わり、気が付けば15時近くになっていた。






15時、みんな思い思いのポイントに散ってゆく・・・Waraはもくもくさんの下流の深瀬に入る。
もくもくさんは、既にコンスタントに”スペシャルMT”を曲げている。これがSMTの威力なのか?!
午前中はいわゆる”カニ横”で数を稼いだが、このポイントでは上方への軽いテンションが効いた。
ロッドがチュウブラ穂先なので、過大なテンションではオトリ鮎への負荷が大きくなるため、穂先の
曲がり具合とラインの入水角度を確認しながら慎重に誘いをかける。
するとコンスタントに17~18cmが入れ掛かり、19~20cmの良型も飛び出して、午後も大いに
楽しむことができた。さてさて、来年は「Jinzooバトル」復活か!

写真は午後15~18時の釣果・・・・うっかり数は数えなかったが午後は30尾以上の釣果。


釣果    12~20cm  60尾。(午前29尾、午後31尾?)

ロッド    ダイワ 銀影競技 SPメガトルク 9m
天井糸   フロロ 0.6号
水中糸   メタ・ビート 0.05号 
ツケ糸    フロロ 0.4号
中ハリス  ナイロン 1号
ハリ     シフト 7号
ハリス    フロロ 1号



上流域は本当にダメなのか? 神通川

2013年08月13日 21時35分31秒 | 鮎釣り




神通川は、今年も 岩木、大沢野、ダム下(カモP)といった上流域の鮎のサイズが小さくて、
人気が無いらしい。昨年は9月には大きいのが釣れだしたようだが、今年はどうなのか・・・。
昨年の今頃もそんな事を思いつつ、8月18日に岩木鉄橋の上流に入ったが、予想に反して
まずまずの型の鮎が掛かったこともあり、今年も岩木鉄橋を目指すことにする。
上流は人が少ないだろうと、高を括ってゆっくり目の出勤で8時半過ぎに岩木鉄橋上流に到着。
しかし、駐車スペースは満車状態・・・ポイントに人は見えないようだが・・・と思ったら到着した
ばかりのようで団体さんが川原を歩いている。




それではと、別のポイントを探して移動する。左岸側にガラ空きのポイントを発見!上流の瀬には
何人かの釣人は見えるが、瀬落ちからトロ場にかけてのこのポイントは”無人くん”だ。
9時過ぎ、実釣開始!当然の竿抜けなので、秒殺で17cmオトリごろの鮎が掛かる。
「何や、イイのが掛かるじゃん!」同サイズの17~8cmを5尾ほど入れ掛かったあと、
強烈なアタリ!前日張り替えたばかりのツケ糸0.3号が飛ばされる!
キズでも付いていたのかと同じ0.3号を張り替えるが、3尾ほど釣ったところでまたも飛ばされる。
今度は0.4号を張り替えると以後ノントラブル。本当に上流域はダメなのか?
その後、ビリ鮎も混ざるがコンスタントに入れ掛かり、午前中は41尾で終了した。




一旦、岸に上がり昼食を摂っていると、上流の瀬にいた釣人3名が、こちらに移動してくる。
午前中は瀬落ち~平瀬~トロ場を自由に移動して釣っていたが、午後は限られたポイントでの
釣りとなる。そこで、対岸近くの深く早い流れを釣る。最初は小型が掛かるが、次第に型は良く
なり、19~20cmクラスが入れ掛かりとなる。




午後は多少失速したが32尾。9時から16時までの6時間半(昼食30分を除く)で73尾と
時速10尾を越えて、まずまずの入れ掛かり。幼児、園児まで入れれば90尾は超えている。
そして、皆が言うほど上流域は小さくなかったというのが、正直な印象だった。

さて、明日(8月14日)はTeam Jinzoo オフライン・ミーティングだ。楽しみぃ~♪






釣果    14~21cm  73尾

ロッド    ダイワ 銀影競技 SPメガトルク 9m
天井糸   フロロ 0.6号
水中糸   メタ・ビート 0.05号 
ツケ糸    フロロ 0.3号、0.4号
中ハリス  ナイロン 1号
ハリ     シフト 7号
ハリス    フロロ 1号