Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

俺のハートがNOと言う 手取川水系大日川

2011年06月26日 19時29分00秒 | 鮎釣り


一昨日(6/24)から昨日(6/25)にかけての激しい雨で、昨日は北陸のほとんどの河川が増水と濁りで釣ができなかった。昨日が解禁日の九頭竜川・勝山地区もご多分に漏れず、50cmの増水と濁りも出たとのことだったが、本日は濁りは取れて釣りは可能だった。

しかし、何故か気持ちが行く気になれない。『俺のハートがNOと言う』(by片岡義男)のだ。慣れない川で増水後に釣る事の難しさ・・・6月12日に釣行した長良川、吉田川で懲りてしまったのだろうか・・・。


本流が釣行不可のため、支流 大日川は早朝から多くの釣人が入っていた


手取川支流の大日川は、少しの雨でもすぐに濁ってしまう本流とは異なり、雨の影響を受けにくい小河川だ。我家からは30~40分ほどの距離なので、梅雨のこの時期には予備的河川として重宝する。しかも、今回のように本流が白濁してしまった場合、合流付近の最下流部には多くの鮎が差し込んできて、大釣りをすることがある。今回の増水では放流した鮎の流下もあったのか、人も鮎もお祭り騒ぎ・・・地元の釣師はよおーく知っているようだ。朝ポイントに駆けつけたのだが、すでに満員御礼。”じゃーま”からの御用時電話があったので、ここは一旦撤収とした。(相変わらず弱い・・・)

仲良し三人組 クラちゃん&神ちゃんBros.


家に帰る途中、大日川に向かう神ちゃんBros.に遭遇。兄ちゃんがタモを忘れたというので、D社の競技スペッシャルをレンタルすることになった。

午前中で用事を済ませて、予備のタモを持って、再度大日川へ・・・


神ちゃんにオトリをもらって、三人が「サジを投げた」ポイントを午後から攻めて・・・


なかなか良い引き!


流行の二尾撮りです!



雨でレンズに水滴が・・・やっとツ抜けました


根掛かりしたオトリを踏んづけたり(もちろん即死)、今期初の親子ドンブリ(デカかった!)があったりしたが、何とか”ツ抜け”を達成。

神ちゃんオトリありがとう!

ロッド 村雨 中硬90 
天井糸 フロロ 0.6号
水中糸 ターボV TSスペシャル 0.03号
ツケ糸 フロロ 0.2号
中ハリス ナイロン0.6号
ハリ 凌刃6.5号
ハリス 0.8号

釣果 16~19cm 10尾



フナヤ オリジナル・ロッド 「Super Light Ⅲ 超硬90」

2011年06月19日 17時44分07秒 | 鮎釣り アイテム

フナヤ オリジナル・ロッド
一昨年に購入した「Super Hard 超超硬85」(以下、SH-85)は、九頭竜川の大鮎用ウエポンとして、昨年購入した「龍星☆竿90 急瀬High Power」(以下、龍星☆竿)は、神通川用のオールマイティ・ロッドとして導入した。龍星☆竿は、高弾性素材と先調子による恩恵で、超高感度な瀬釣りロッドになっているため、急瀬ハイ・パワーでありながら、庄川や手取川のビリ鮎にも十分対応が可能な仕上がりとなっている。もちろん神通川のほとんどのポイントで使用できるのは言うまでもない。

SH-85 下栓除きで322g(下栓付きで331g)


しかし、鮎のサイズと水圧(例えば高水な状況)との兼ね合いで、龍星☆竿でも難儀しそうなポイントは、神通川にも存在する。そして、九頭竜川ではそんなポイントが結構あるのだ。「それなら、SH-85を使えば良いのでは?」と思うかも知れないが、SH-85は尺鮎でも抜ける(Waraは経験なし)とういうロッドパワーなので、オーバースペックとなるケースが多いのだ。

龍星☆竿 下栓除きで242g(下栓付きで247g)


そして、今年 発売となったフナヤ・オリジナル・ロッド「Super LightⅢ 超硬90」 (以下SLⅢ)は、そんな龍星☆竿とSH-85の間を埋めるアイテムとなりうる期待の超硬ロッドなのだ。SLⅢとSH-85の間には「龍芯竿915 超硬EX」と「豪龍竿Ⅱ 超硬90H」もあるが・・・来年か? 

エース登場! SLⅢ 


昨年までのモデル「Super LightⅡ 超硬90」 (以下SLⅡ)との違いは、#1~6に無塗装工法=ノン・ペイント工法(NP工法)が施され、軽量化と感度の向上を果たしている点だが、操作性や調子など基本的な部分はSLⅡと変わらないだろう。

お約束のネーム入れ、今年は有料になったが・・・


実は、SLⅢとほとんど同じスペックとなるモデルが4年前から存在していた。 「Super Light Ⅱ 超硬90 カスタム」 がそれだ。SLⅢとの違いは#7にもNP工法が施され、カラーリング基調が龍星☆竿と同じ”ロイヤル・ブルー”になっている点だ。そう、フナヤさんのテスターでもある STREAMSIDE のTOMOさん所有のロッドだ。

SLⅢ 下栓除きで289.5g(下栓付きで296g)


SLⅢの重量はSLⅡの298gから8.5g軽量化されて、289.5g(フナヤさんHPのスペック表では295g)となっている。Waraとしては軽量化よりも感度UPがウレシイが・・・。

ウワサでは軽量化と感度を求めるため、SLⅡのクリアペイントを剥がした擬似NP工法で、器用にも自家製SLⅢを製作された方がいらしたとか・・・待ってて良かった!

SLⅢの実物は、去る5月14日(土)に開催されたフナヤさんのイベントに出かけた際に、直接手渡しで納品したので、”じゃーま”にバレずに無事に入手することができた。もちろんロッドが入っていたプラスチックのケースは、証拠隠滅のためフナヤさんにて処分してもらった。
※昨年の「龍星☆竿」は、”じゃーま”にバレてチミチミどころではなかったので・・・。

カラーリングも瀬釣りロッドらしく赤が基調


カラーリングはSLⅡと基本同じだが、#1~6がNP工法のためつや消し仕上げになっている。竿を伸ばしてみると、かなり渋いっす。

オリジナル竿袋、最近流行の伸びるタイプが付属・・・エクセレント!


最後に、付属の竿袋。昨年までの竿袋はニット製だが、かなりショボかった。今年は「Funaya Original」のロゴ入りで、最近流行の釣場持込用の伸びるタイプ。
「メーカー品と比べても遜色が無い!」というよりも、イロイロと考えてあって、遥か上行ってます!
別売りで買っても680円と安い!あと2つは要るな・・・。



九頭竜川はどうだ?

2011年06月17日 21時17分52秒 | 鮎釣り

昨日(6月16日)は、石川県内の各河川が鮎釣りの解禁を迎えたが、鮎迷神さんが出撃した手取川や犀川では、解禁日ならではの際立った釣果は上がらなかったようだ。そして、何より 我家のすぐ近くを流れる浅野川で、解禁日を目前にした6月14日に鮎の大量死が発見された。原因はいまだ不明らしいが、振るわない石川県内の鮎漁に追い討ちをかけて、何やら不穏なシーズン・インとなった。

実は、5月21日のFF釣行の際に手取川を見てまわったが、食み跡も鮎の姿も気配さえも感じられなかった。解禁まで1ヶ月を切っての状況でもあり、「少しヤバイかも」と思っていたが、不安は的中してしまった。明日、解禁を迎える富山県の河川はどうなのだろうか。


~ 高橋砂利前 誰もいない・・・ ~


仕事の都合で、昨日の手取川解禁日釣行を逃してしまったが、今日は出撃!・・・と思ったら、昨日の手取川は非常に厳しい状況で、お坊さんが続出だとか。それでは、と九頭竜川の様子を見に行くことにする。もちろん竿は持っていくのだが・・・。

~ 浄法寺橋下流・飯島 誰もいない・・・ ~


いつもの「もりいし釣具店」で年券を購入し、気温・水温の上昇を待ちながら暫しのオシャベリ。お父さん、お母さん、猫の茶太郎も元気そうだった。若手常連さんのトーナメント談義から始まり、ここでもツヨポン(小澤剛名人)の話題が白熱!旬ですねぇ~。

10時近くになったので川見をしながら入るポイントを物色。といっても上川(鳴鹿堰堤上流)はガラスキでどこでも入れそうだ。

そして、下の写真のこんな石がある某ポイントを発見!早速釣りを開始。しかし、いつの間にか上流から降りてきたオジサンに追い立てられて、結局ポイントを明け渡す。(こんなに空いているのにブツブツ)


~ 青ノロはあるものの、結構イイ食み跡がある ~



昼食後、上流の瀬肩に入り、仕切り直し。まず、1尾目・・・まぁまぁのがいるやん。


続いてこんなのが。


天然遡上と思われる小型の鮎も掛かるが、黄色い鮎も掛かる・・・エエで、エエでぇ!


最近流行りの2尾撮り・・・誰よ流行らしたんは。


本日のMAX・・・未計測だが18cmほどか?



~ 本日の釣果 16尾 ~


結局、昼食後12時半~16時までで16尾、”根掛かりプッツン”がなければ17尾だった。リハビリ完了まではもう少しかかりそう・・・。

「もりいし釣具店」のお父さんの話では、今年の九頭竜川の天然遡上はかなり良いらしい。放流鮎はまだそれ程大きくなっていないが、梅雨明け前後くらいから期待できるかな?

ロッド 龍星☆竿+PTソリッド 
天井糸 フロロ 0.6号
水中糸 ハイパー・エム・ステージ 0.05号
ツケ糸 フロロ 0.25号
中ハリス ナイロン0.6号
ハリ 一角ライト6.5号、凌刃6.5号
ハリス 0.8号

釣果 10~18?cm 16尾



2011年 鮎釣りスタート! 長良川・郡上地区

2011年06月12日 21時06分00秒 | 鮎釣り


さて、2011年の鮎釣りは九頭竜川のつもりでいたのだが、意表をついて 長良川・郡上地区 へ。「高速道路どこまで行っても千円」という国策についぞ乗り遅れていたが、6月19日(日)でいよいよ終了するということなので、慌ててその恩恵を享受しようという魂胆だったのだが・・・はてさて。

Waraにとっては久々の太平洋側河川、しかも初長良川!同行のクラちゃん、神ちゃんは初の太平洋側河川への釣行となった。車は新車のデリカD5、運転手付き(オーナーのクラちゃん)に、岐阜のスーパー師弟コンビ=青空師匠とYOU先生のナビゲート付きという豪華版の社長道中だ!

~ ガスのかかる”ひるがの高原”を抜ける・・・
      こんなイイ車で鮎釣りに行ってもいいがかいね ~


郡上インター近くのマルケーに集合。ここで青空師匠のお仲間 KAJIさん も合流して、いよいよ今年の鮎釣りが始まった。

~ まずは”五町の瀬”を見る・・・やっぱエエ川や! ~


ダイワ鮎マスターズの全国大会のポイントになったり、村田満名人の「満友記」にも登場したりしていたので、Waraでも知っている有名な”道満”の「森オトリ店」でオトリと日釣り券を購入。駐車場で着替えまで済ませる。”道満”の瀬、盛期に竿を出してみたいポイントだ。

~ 有名な”道満”・・・盛期に入ってみたい! ~ 


本日はG社のトーナメントが”ウインドパーク”前で開催されているということなので、さらに上流の上万場(だったか??)を案内していただき、午前中はここで釣ることにする。

~ ベストは”King”サイズなのに、竿は「グランド・スリム」な青空師匠 ~


みんなオトリ持ってさっさとポイントに散っていったのだが、腰痛で五十肩という老境のWaraは、暫し青空師匠とミニ鮎談義。「今年は、やっぱツヨポン(小澤剛名人)スタイルだね!」ってことになる。なるほど、今年の鮎釣師のベストセラー=つり人社刊 小澤剛名人の「友釣り無双」の熱烈読者のYOU先生は竿の持ち方が、何かツヨポンみたいやなぁ・・・・あらら青師匠もかぁ!

~ 全身D社”スペシャル”なのに、竿は「ツヨポンFW」なYOU先生・・・
                          来年はシマノ・スタイルか? ~


~ 釣り始めて2時間、ようやく待望の1尾目が・・・ ~


~ すぐに2尾目が掛かる! ~



~ 久々に”ザ・リリーズ”を思い出しましたぜ! 初めまして きゃぷてんさん ~



~ 午前中は6尾!・・・午後は? ビール2本と寝不足が効いて爆睡・・・~


~ ランチは支流・吉田川の清冽な流れを眺めながら ~





神通川水系 小鳥川

2011年06月06日 20時58分58秒 | Fly fishing

今週末には九頭竜川(中部漁協管内)の鮎釣りが解禁になる。それに先駆けて漁協による試し釣りが6月4日(土)にあった。3時間ほどで、最高釣果が32尾、最大長が17.5cmとまずまずの結果だったようだ。
※詳細はフナヤさんHPの「鮎とれとれ情報」を参照。(HPは平成22年になっているが・・・)
解禁は、実際には蓋を開けてみないとわからないのだが、とりあえずの目安にはなるだろうか。

~ トンネル抜けたらスカイ☆ブルー ~


そして、今年2回目のFFは久々の平日釣行。平水の神通川水系・小鳥川へドライ・フライの釣りを楽しむことに。鮎解禁直前に2回目にして今年最後のFFとなるか?


~ 小鳥川・・・「ことり」川ではなく「おどり」川 ~


小倉商店で日釣り券を購入して、下流から本流の宮川を見て回る。(こちらも本日の重要な案件)台風による降雨で、もの凄い増水だった宮川。かなり水位は落ちたという漁協の情報だったが、川面に立つには怖いくらいの水量だ。通称学校裏のポイントで、大物を狙う本流FFマン2名を発見。しばらく見ていたが、水面は炸裂しなかった。

~ 今年初 ドライ ~


宮川の様子を見ながら小鳥川のめざすポイントに着いたのは午前9時近く。毎度の事で我ながらスローペースだなぁと思う。しかし、餌釣師が釣った後でも、渓魚は割とフライには反応してくれるので、あんまり気にしないことにしているってのもある。

入川口近くでは、さすがに渓魚の反応は無いが、100mも遡るとイワナが顔を出し始める。#12エルク・ヘアー・カディスに出た17cmほどのイワナは、何を食っているのか随分と腹が出ている。ハイ・シーズン到来を感じさせる1尾だ。

~ 芦際のライズをひろう ~


ライズもいくつかひろえて、5時間ほどで二十数尾と数もまずまず・・・・う~ん楽しい!!

鮎の解禁日は近いが・・・どうする??










~ 宮川 新旭橋 下流 ~


~ 共有漁場 加賀澤橋 上流 ~



ロッド : オービス セブン・イレブン
リール : オービス CFOⅢ
ライン : DT4F
リーダー : 7X 12f