Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

2015年 鮎釣りを振り返って

2015年10月31日 16時25分38秒 | 鮎釣り 年度振り返り


とりあえず記録だけどす。

           2015年                   2014年 

総釣果       657尾                   742尾
総釣行日数      26日                    23日
総釣行時間      131.0時間 (5.0時間/日)       139.5時間 (5.3時間/日)

1日当りの釣果    25.3尾                   32.3尾
1時間当りの釣果   5.0尾                     5.3尾

最高釣果       7月4日  浅野川 46尾      9月20日  神通川 63尾
最低釣果       9月27日 神通川 1尾        6月14日  宮川下流 2尾


犀川      10日 263尾 (26.3尾/日)        未釣行
浅野川     4日 121尾 (30.3尾/日)       2日 45尾(22.5尾/日)
手取川     未釣行                 4日 164尾 (41.0尾/日)
神通川     2日 17尾 (8.5尾/日)        10日 387尾 (38.7尾/日)
宮川下流    1日 30尾 (30.0尾/日)        1日 2尾 (2.0尾/日)
宮川共有    1日 27尾 (27.0尾/日)        未釣行
庄川      未釣行                 1日 30尾 (30尾/日)
高原川     1日 30尾 (30.0尾)         未釣行
常願寺川    4日 65尾 (16.3尾)         未釣行
九頭竜川     4日 104尾(26.0尾/日)       5日 102尾(20.4尾/日) 
足羽川     未釣行                 1日 12尾 (12.0尾/日)  
       
※1時間のみの釣行であっても1日としてカウント。同じ日に複数の河川で釣った場合は、
それぞれの川で1日とカウントしているが、総釣行日数は実際の釣行日数に減算している。

<釣果の推移>     
年度     総釣果    総釣行日数 1日当りの釣果
2015年   657尾     26日     25.3尾
2014年   742尾     23日     32.3尾
2013年   753尾     20日     37.6尾
2012年   919尾     23日     40.0尾
2011年   714尾     24日     29.8尾  
2010年   697尾     30日     23.3尾
2009年   522尾     20日     26.1尾
2008年   849尾     18日     47.2尾
2007年   500尾     24日     20.8尾 
2006年   728尾     15日     48.5尾





2014年 鮎釣りを振り返って

2014年10月01日 15時50分56秒 | 鮎釣り 年度振り返り



            2014年                   2013年 

総釣果        742尾                    753尾
総釣行日数      23日                     20日
総釣行時間      139.5時間 (5.3時間/日)       117.5時間 (5.9時間/日)

1日当りの釣果    32.3尾                   37.6尾
1時間当りの釣果   5.3尾                     6.4尾

最高釣果       9月20日  神通川 63尾         8月9日  神通川 73尾
最低釣果       8月14日 宮川下流 2尾        7月13日  真名川 13尾


犀川        未釣行               1日 23尾(23.0尾/日)
浅野川      2日 45尾 (22.5尾/日)      4日 181尾(45.2尾/日)
手取川      4日 164尾 (41.0尾/日)      1日 16尾 (16.0尾/日)
神通川      10日 387尾 (38.7尾/日)     10日 438尾 (35.7尾/日)
宮川下流      2日  2尾 (2.0尾/日)      2日 37尾 (18.5尾/日)
庄川       1日 30尾 (30.0尾/日)      未釣行
九頭竜川      5日  102尾(20.4尾/日)      未釣行       
真名川      未釣行               2日  58尾 (29.0尾)
足羽川      1日 12尾 (12.0尾/日)      未釣行
       
※1時間のみの釣行であっても1日としてカウント。同じ日に複数の河川で釣った場合は、
それぞれの川で1日とカウントしているが、総釣行日数は実際の釣行日数に減算している。

<釣果の推移>     
年度     総釣果    総釣行日数 1日当りの釣果
2014年   742尾     23日     32.3尾
2013年   753尾     20日     37.6尾
2012年   919尾     23日     40.0尾
2011年   714尾     24日     29.8尾  
2010年   697尾     30日     23.3尾
2009年   522尾     20日     26.1尾
2008年   849尾     18日     47.2尾
2007年   500尾     24日     20.8尾 
2006年   728尾     15日     48.5尾



2013年 鮎釣りを振り返って

2013年11月30日 10時40分48秒 | 鮎釣り 年度振り返り

まったくもって面目ない事だが、最終釣行日から二ヶ月間もの放置でお約束の振り返りどえす。

さて、瞬く間に過ぎ去ってしまった今年の鮎シーズン、釣果の数字だけを見るとそれなりの
シーズンに思えるが、充実感というか満足感というか、今年も思い通りの釣りができたとは
とても言えない。「会心の釣りが出来た」という日が来るのはいつのことになるだろうか・・・。

こういったジレンマは、多くの釣り人が普通に感じることではあるが、その年の自分自身の
釣りを振り返るこの時期には、思いとしてより強くなるのは至極当然のことであろう。
振り返りとともに分析する自己の強み弱み、反省、来期への対応策の検討・・・etc
でなければ、進歩も成長も期待はできないのだから。


            2013年                   2012年 

総釣果        753尾                    919尾
総釣行日数      20日                     23日
総釣行時間      117.5時間 (5.9時間/日)       148.5時間 (6.5時間/日)

1日当りの釣果    37.6尾                   40.0尾
1時間当りの釣果   6.4尾                     6.2尾

最高釣果       8月9日  神通川 73尾          8月9日   宮川   71尾
最低釣果       7月13日 真名川 13尾         7月28日  手取川 17尾


犀川          1日  23尾 (23.0尾/日)      未釣行
浅野川         4日 181尾 (45.2尾/日)      未釣行
手取川         1日  16尾 (16.0尾/日)      4日 178尾 (44.5尾/日)
大日川         未釣行                   1日  35尾 (35.0尾/日)
神通川         10日 438尾 (43.8尾/日)      6日  214尾 (35.7尾/日)
宮川下流        2日  37尾 (18.5尾/日)      3日  152尾 (50.7尾/日)
宮川共有        未釣行                  1日  24尾 (24.0尾/日)
川上川         未釣行                   1日  47尾 (47.0尾/日)
庄川          未釣行                   5日  172尾 (34.4尾/日)
九頭竜川        未釣行                  3日  97尾 (32.3尾/日)
真名川         2日  58尾 (29.0尾)          未釣行

※1時間のみの釣行であっても1日としてカウント。同じ日に複数の河川で釣った場合は、
それぞれの川で1日とカウントしているが、総釣行日数は実際の釣行日数に減算している。

<釣果の推移>     
年度     総釣果    総釣行日数 1日当りの釣果
2013年   753尾     20日     37.6尾
2012年   919尾     23日     40.0尾
2011年   714尾     24日     29.8尾  
2010年   697尾     30日     23.3尾
2009年   522尾     20日     26.1尾
2008年   849尾     18日     47.2尾
2007年   500尾     24日     20.8尾 
2006年   728尾     15日     48.5尾

【犀川・浅野川】


金沢の街中を流れる二つの川、犀川と浅野川。
川のキャパシティを考えると地元のベテラン釣師たちの邪魔は避けたいという思いから、
金沢の地に住んでいながら、長きに亘り無沙汰をしていた。しかし、今年は原点回帰の
観点から自分の中にいつもある浅野川からスタートすることとなった。
浅野川へのこだわりについては、解禁日の記事に記述済なので、ここでは書かないが・・・

一般的には、天然遡上鮎が多く川の規模も大きい犀川のほうが釣人には人気がある
ようだが、あえて不人気な浅野川を推す。結果は4日間の釣行で 181尾 平均45.2尾。
半日釣行もあった割には思った以上の成果だった。

浅野川で釣れる鮎は、人工産の放流鮎が中心ということもあり、「鱗が荒く不揃いで
キレイじゃない。」とか、「鮎の香りがしない」といったマイナスな評価があるのも事実。
しかし、解禁から型の良い鮎が掛かることから、他の天然遡上河川の鮎が育つまでの
期間=梅雨明けまでの貴重な鍛錬の場というのが適切なポジションだと思う。
実際、犀川、浅野川のような小中河川での釣りでは、一箇所で多くの要素を含む
ポイントが多いので、いろいろな試みが可能であり、それによって気付くことも多く、
自分の引き出しを増やすチャンスにもなる。
また、上流にダムが無いため、増水からの水引きや濁りが取れるのが早いというのも
訴求ポイントになるだろう。
Waraの場合は移動時間がゼロに近いというのが大きなポイントではある。




一方、犀川は1回だけの釣行で、岩盤帯で育った天然遡上鮎の綺麗な魚体や鋭い引き
を堪能したが、釣果は23尾と低調であった。梅雨明け前の小型鮎が中心の時期での
釣行だったが、型が良くなる梅雨明け以降も機会があれば狙いたい。

この両河川で使用したロッドは、シマノ AYU SX支流抜72-81 7.2mと8.1mの
ズーム(マルチ)だが、この手の短竿の操作性や使い勝手の良さは、改めて言うまでも
ないが、加齢とともに衰える腕力にも優しい竿であることも認識させてくれた。
こうなるとフナヤさんの双龍竿、風切竿、D社の銀影競技SL、S社の小太刀、G社の
シューティングSP、ダンシングSPあたりが欲しくなってくるが・・・。



【手取川】


転落の手取川・・・今年はほぼシーズンを通して川の濁りが取れず、下流域では釣りが
できた日は数えるほど。しかも、手取川大橋(国道8号線の橋)下流では、鮎の産卵期に
川床を掘り起こすような工事をしている・・・何で?
こんな年でも、第三ダム放水口より上流では、良い釣りができたようだが、Waraが
駆けつけたのは既に終期。来年は良い時期に天然の別嬪さんに会いに行こう!



【神通川】


みなさん 今年も沢山釣られたようで、この川については多くを語る必要は無いが、鮎の型も数も
釣人の数も 中流域>下流域>>>上流域 という構図は、今年も大きく変わることは無かった
ようだ。
中流域を攻略するには、渡渉能力を含む釣りの腕前は当然だが、悪路の走破性能が高い
トランスポーターが必要だと思う。事実、今年2回の中流域釣行で愛車の下回りをしたたかに
ヒットしドライブシャフトとミッション回りを傷めて思わぬ失費につながってしまった。
おかげで”じゃーま”(ハニー)から、”お小言”を頂戴したばかりか、間近に控えていたPC更改が
延期となってしまう。”お小言”ではなく”お小遣い”が欲しかったが、シクシク。



【宮川(下流)】



ダムの放水量によって、釣れるポイントが違うため、放水量に対応するポイントの相関的
構図が頭に入っていないとコンスタントな釣果を上げるのが難しい宮川。
つまり、Xトンの放水ならばこのポイント、Yトンならあのポイントといった風に・・・。
もちろんZトンなら釣行不可能といったことも念頭に入れておかねばならない。
さらに頻発するゲリラ豪雨で放水量が猫の目のように変わるとあっては、予測はより困難に
なり、思惑通りの釣行スケジュールは立てられない。もしも、立てたとしても当日の朝に
変更を余儀なくされる事もしばしばである。仮にジモティ(地元の釣師)であれば、条件の
良いタイミングに臨時の休暇を取って宮川に駆けつけるという離れ業も可能だが、ジモティで
ない釣師には、移動時間という足枷がつきまとう。到着時間が遅くなるのは当然だが、
川に着いたら目指すポイントは既に人だらけで入れない、なんて場合も考えられる。
まったくもって悩ましい・・・。

今年の釣行はわずか2回で、釣果は昨年と比較すると悲惨な結果となった。低調な釣果を
天候のせいばかりにはできないものの、改めて反省すべき点が多かったのも事実。
宮川は駐車スペースとポイントまでには距離と高低さの壁が存在するため、一旦ポイントに
降り立てば移動のためには車まで戻るのが面倒な上流河川。
数を稼ぐには川通しに足でポイントを潰していく必要があるが、(昨年は心がけていたのに)
今年は十分な対応ができず反省しきりである。

そして、釣果以上に落胆したのは鮎のコンディション。宮川は湖産鮎と人工鮎を放流している
ようだが、今年の湖産の比率が過去最低だったうえに冷水病を患っている個体も多かった。
放流事業の成否は、開けてみないと分からないものだが残念な結果だった。



【真名川】


久しぶりに訪れた真名川。上流の真名川ダム(麻那姫湖)からの低水温の放水が問題であるが、
初回は天候に恵まれての好釣果で二回目は雨天で撃沈。浮き沈みの激しい釣果だった。
しかし、鮎の香り、美味しさは際立っていて、来年も期待大か。
同じ大野市漁業協同組合管内の九頭竜川本流も含めて、研究の必要がある。



最後に・・・・

今年も一緒に釣りをしていただいた皆さん、一緒に釣りをできなかった皆さん、
タイムリーな情報を提供していただいた皆さん、大変お世話になりました。
我が儘なWaraに気分を悪くされた皆さん、ご迷惑をおかけしました。
これに懲りずに来シーズンも宜しくお願いいたします。



2012年 鮎釣りを振り返って その2

2013年01月25日 22時54分12秒 | 鮎釣り 年度振り返り


2013年の鮎釣りシーズン開幕まで、あと5ヶ月足らず。
巷では、そろそろフィッシング・ショーや新商品の話題も出る頃であり、
”今更”感は拭えないが、ようやくお約束の ”Part2” のアップとあいなった。
そろそろ軟化しつつあるWaraの「灰色の脳細胞」では、半年前の鮎釣りの記憶どころか、
本日のランチの記憶も”あぶない”状態ではあるが、やんわりと振り返ることにしよう。

<手取川・大日川>


最近は釣行回数が少ないので、”振り返り”って程ではないが・・・ホーム・リバーなのに。

2012年の手取川は過去に例がないほど県外からの釣人が多かった。
入漁料無料区間があるとは言え、東海、関西、関東はおろか東北からの釣り人も
多数いて(自動車の車体番号から推測)、全国的な鮎の不漁の影響がうかがえる。
また、鮎釣りトーナメントであるバリバス・カップが開催されて、全国的に手取川の
天然遡上鮎の多さがネット等を介して、広く知れ渡ったのが原因であったように思う。
無料区間の特に最下流部の手取川大橋(国道八号線)付近では、束釣り=三桁釣り
が多数あったようで絶好調だった。
(友釣りで)毎日200~300尾も釣り上げるセミプロ釣師もいたと聞いている。

好調だった無料区間の下流部とは裏腹に、支流の大日川を含む上流区間は芳しくなかった。
上流域の鮎の少なさは、近年の神通川の傾向と同じだが、2012年の手取川は更に悲惨で、
白山堰堤より上流には、天然遡上の鮎の姿は皆無。放流モノが抜かれた後は、
釣り残しが(少数の)大鮎になった後期を楽しむだけという体たらくだった。
※白山堰堤の魚道は壊れていて機能していないのでは?

ここで、少し手取川の状況にについて・・・
手取川は流域に人家が少ないこともあり、生活廃水等はほとんど流入しない、
本来はいたって水質の良い川である。この川の伏流水で全国に名が知られている、
菊酒と呼ばれる多くの銘酒が造られていることからも、決して大げさな物言いではないだろう。
しかし、時として手取川は”汚い川”であると斟酌する釣人もいる。
これは上流の手取川ダム周辺の地質が、とても細かい粒子の砂で構成されているため、
一度大きな雨が降ると、ダムは巨大な濁り水の池となる。
そして、粒子の細かい軽い砂であるが故に澄みにくく、これが手取川に流入し始めると、
魚も釣人も大いに難儀することになるのだ。
過去において、梅雨の大雨でシーズン終了まで濁っていた年があったくらいだ。
このため、これまでは手取川の鮎釣りは雑誌で大きく取り上げられることはなかったのだ。

実は、手取川は前述の手取川大橋より上流では、堤防上の道路と川までには落差がある。
ほとんどが二段の長い堤防になっているので、足腰の弱い釣師には川に降りるのも、
車に戻るのも至難の業である。所々、車で堤防を降りられそうな場所があるものの、
その全ては、コンクリート・ブロック、ガードレール、錠前付きの鎖で塞がれている。
これは、テレビ等の粗大ゴミが不法投棄されるのを防ぐためであるが、塞がれた
時期を考えると、1998年の「家電リサイクル法」の施行が影響しているのだろう。
ただし、道路と川が近くなっている場所がないワケではない。
有料、無料の境界である川北大橋の下流・左岸、辰口大橋の上流・左岸、
そして、無料区間の最下流部・右岸の美川公園前である。
これらの比較的入川しやすいポイントは、いずれも無料区間であるが、地元の老人釣師たちの
御漁場であり、憩いの場でもある。毎日、通っている爺さんもいる。
それが、2012年は激増する釣人を前にして、入るところがないと嘆いていた。

というわけで、県外から手取川に天然遡上の鮎を釣りに来る人にお願いしたい。
入川し易いポイントよりも、入川し難いポイント、釣り場までが遠いポイントをターゲットにして
ください。いわゆる人が敬遠しがちなポイントでよく釣れるというのは、手取川だけに限ったこと
ではなく全国的な傾向であるはずです。
入川し易いシルバー・ポイントは是非とも地元のベテランたちに譲っていただくようお願いします。
そして、入川し難い竿頭ポイントで、その自慢の腕を大いにふるってください。
さすれば、束釣りどころか200尾超えも夢ではないと思います。

<神通川>


日本で一番鮎がいる川?日本で一番釣れた川?日本で一番釣人が多かった?川。
釣人のマナーやモラルの高さも日本一ならウレシイのだが・・・。

2012年も天然遡上が良好だった神通川。放流した鮎の歩留まりも良かった のか、
解禁当初から良く掛かったようだ。
特に、8月~9月は平日、土休日を問わず、爆発的な数の釣人で賑わいを見せていた。

神通川は、ここ数年の傾向として、解禁当初から初期は下流域(空港前より下流)が
数も型も好調で、季節が進むと徐々に中流域(新保~新婦)、上流域(大沢野~ダム下)へ
と良くなってゆくようだ。
大きな石のポイントが好みのWaraとしては、下流域は敬遠しがちで、神通川には
中流域~上流域が安定して釣れるようになってから通うことが多い。
実際に2012年も”神通川詣で”が始まったのは8月も18日のことであった。
しかし、神通川に通う釣人がこれだけ増えてしまっている現状においては、
釣れている時期を逃すのは禁物。初期に放流河川が芳しくない状況であれば、
釣行計画の大幅な変更をすべきであろう。
幸いにも、神通川の産卵状況は良好のようだし・・・。

<庄川>


2012年の勝利バーは解禁当初から”ビリ”多しの情報が蔓延していたため、
2011年ほどは通わなかったが、雑誌や釣具メーカーのDVD等の威力なのか、
2011年と同様に遠方からの釣人が多かった。
しかも、この川の網入れの激しさはハンパではなく、網が入らないような強い瀬や
深場を除いて、ヘチでなければ数が稼げない。
出水の後の引き水狙いの”常套手段”が、網入れ対策を含めて一番有効な手段
(タイミング)となるであろうと推測はできるが、2012年は関西電力の発電放水により、
水位が猫の目の様に変わるとあっては、いささか難しかったと言えるだろうか。
自宅から近いこともあり、半日釣行でも十分に楽しめるので、今年も期待は大きいのだが・・・。

<九頭竜川>


九頭竜川の圧倒的な水量による、”水圧を感じる”ようなトルク・フルな鮎の引きは、
”北陸随一”であると感じているのは、Waraだけ ということはないだろう。
しかし、毎年のことではあるが、それを実感できる良型の鮎が掛かる梅雨明け以降は、
北陸の他の河川についても良好な釣果が望める”盛期”であり、釣行する河川の選択には
大いに迷うところでもある。
そのせいというわけではないが、2012年の九頭竜川釣行回数は、過去最少の僅か3回。
年券の12,000円分が※回収できず悔しい思いをしたが、釣果自体は2011年より多かった。
(※日釣り券は3,000円なので、3回釣行なら9,000円で3,000円のマイナス収支)
上川(鳴鹿大堰堤より上流)では、比較的数が出た谷口~高橋で釣った事が功を奏したが、
型はそれ程でもなかった。
今年は収支の黒字化はもちろんだが、フナヤさんオリジナルの超硬ロッドで脳汁が垂れるくらいに
ビシビシ攻めたいと思う・・・老体に鞭打って。

<宮川上流、宮川下流、共有漁場>


宮川に通い始めて4シーズンになるが、良い釣りが”できるか否か”のキー・ポイントとなる
川の水位、水量がアジャストしたことはほとんどなく、2011年までの3シーズンの
平均釣果は24尾とイマイチな結果であった。
2012年は”釣れる”水位のタイミングで釣行ができて、3回の平均釣果は50尾を超えた。
”宮川詣で”の先達にいただいた多くのアドバイスが浸透してきた事と、良い条件下で釣り
ができた結果であるが、未だ多くの未踏ポイントが控えていることもあり、今年も研鑽を重ねて
良い釣りができるよう努めたい。

また、2012年は、高山市内を流れる宮川上流でも釣りをすることができた。
地元の totochanさん のガイドで、最高のポイントを案内していただいたのだが
今年も好条件の時期を狙って釣行したい。
皆様 今年も良い情報を宜しくお願いいたします。

昨年=2012年は、これまで課題としてきた”平日釣行”の回数を大幅に増加させることができた。
込み合う週末は極力避けて、美味しい時期に美味しい場所(川)で釣りをする、ある意味 エコな、
省エネな鮎釣りを展開した結果、予想通りの成果が出たわけだが、今年=2013年の夏も省エネ
な世の中であることは予測できるが、釣行回数そのものが省エネにならぬよう頑張りたいと思う。

そして、最後に・・・
昨シーズン、 一緒に釣りをしていただいた皆さん、多くの情報を提供していただいた皆さん、
大変お世話になりました。今シーズンも宜しくお願いいたします。
・・・いやぁぁ、随分と遅くなりました。申し訳ない。
これには訳がありますが、また別の機会に・・・。



2012年 鮎釣りを振り返って その1

2012年10月28日 13時57分06秒 | 鮎釣り 年度振り返り




1ヶ月以上更新をサボっていたが・・・

富山県の各河川が禁漁を迎える、9月最終の週末は台風17号の接近により、釣行を
断念してしまった。実際には神通川では、出来ないことはなかったようだが・・・。

そして、10月6日~8日の三連休、その翌週の週末についても、まだ釣りが可能である
九頭竜川、手取川への出撃も考えられたのだが、釣意がまったく湧かず、そのまま
未釣行となってしまった。

これは、10月に入った途端に”公私の公”、すなわち生活の糧とも言うべき”宮仕え”の
忙しさが俄かに加速したことによるが、残業は当然のことながら、休日出勤での対応を
余儀なくさせられ、老朽化が著しいWaraの心身を蝕むには十分なインパクトとなった。 
さらに追い討ちをかけるように「琵琶湖の鮎の産卵状況の悪化」のニュースが飛び込む。
このニュースで、北陸の鮎たちの命を繋ぐ営みに邪魔はしたくないという思いが高まり、
消えかかった鮎釣りへの情熱の炎が再び燃え上がるどころか、一気に消沈させて
しまったというワケだ。よって、今年の鮎釣りは自動的にというか、唐突に終わりを告げた。

2012年の決算報告・・・もとい釣果結果は下記のとおりだが、数字のうえでは釣果は
上がったようにみえるが、平日釣行を増やした結果であり、”う~がへ~”が変わった
わけではない。
次回は河川別に振り返ってみることとする。


           2012年                  2011年 

総釣果        919尾                  714尾
総釣行日数      23日                    24日
総釣行時間     148.5時間 (6.5時間/日)       132.5時間 (5.5時間/日)

1日当りの釣果    40.0尾                 29.8尾
1時間当りの釣果   6.2尾                  5.4尾

最高釣果       8月9日 宮川 71尾          8月6日 神通川 73尾
                  (時速10.1尾)             (時速11.2尾)
最低釣果       7月28日 手取川 17尾         6月12日 長良川 6尾              

庄川          5日 172尾 (34.4尾/日)      9日 297尾 (33.0尾/日)
神通川         6日 214尾 (35.7尾/日)     5日 236尾 (47.2尾/日)
九頭竜川        3日  97尾 (32.3尾/日)      5日  82尾  (16.4尾/日)
手取川         4日 178尾  (44.5尾/日)     1日  35尾  (35.0尾/日)
大日川         1日  35尾 (35尾/日)       1日  10尾  (10.0尾/日)
川上川         1日  47尾 (47尾/日)       未釣行
宮川下流        3日 152尾  (50.7尾/日)      3日  48尾  (16.0尾/日)
宮川共有        1日  24尾 (24尾/日)       未釣行
長良川         未釣行                  1日  6尾  (6尾/日)


※1時間のみの釣行であっても1日としてカウント。同じ日に複数の河川で釣った場合は、
それぞれの川で1日とカウントしているが、総釣行日数は実際の釣行日数に減算している。

<釣果の推移>     
年度     総釣果    総釣行日数 1日当りの釣果
2012年   919尾     23日     40.0尾
2011年   714尾     24日     29.8尾  
2010年   697尾     30日     23.3尾
2009年   522尾     20日     26.1尾
2008年   849尾     18日     47.2尾
2007年   500尾     24日     20.8尾 
2006年   728尾     15日     48.5尾