Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

2013年 My Favorite Blu-ray・ベスト10

2014年01月31日 15時55分38秒 | ホーム・シアター(ソフト)


昨年と同様に今年もアップが遅れていました!しかも、大幅に・・・。

では、「2013年 My Favorite Blu-ray・ベスト10」です!

※2013年に発売され、購入したBlu-rayソフトを中心にベスト10を構成しています。
 このため2012年以前に発売され2013年に購入したものは入っていません。
 ネタバレがある場合もありますが、悪しからず了承願います。
 

過去の記事はこちら
「2012年 My Favorite Blu-ray・ベスト10」
「2011年 My Favorite Blu-ray・ベスト10」
「2010年 My Favorite Blu-ray・ベスト10」
「2009年 My Favorite Blu-ray・ベスト10」


第1位 「第三の男」

「ベスト・ワンの映画は何ですか?」と聞かれると、躊躇なく答えるのが本作「第三の男」。
小学五年生のときのNHK教育テレビの放送が初見だが、以来 変ることがない生涯のベスト・ワン映画。これまで、国内版のLD(レーザー・ディスク)二種類、米国版LD、国内版DVD、米国版DVDをそれぞれ一種類ずつ所有しているため、一つの映画で実に五種類のソフトを購入したことになる。そして、今回のBlu-rayソフトは六種類目。少し入れ込み過ぎか?

物語は、第二次大戦後のウイーンを舞台に、親友ハリー(オーソン・ウェルズ)の交通事故死に疑問を持った作家ホリー(ジョセフ・コットン)が、ハリーの恋人アンナ(アリダ・ヴァリ)とともに事件の真相を追う・・・
光と影が織りなすコントラストの妙と地下下水道に響く靴音がサスペンスフルな物語を一段と際立たせる。撮影の構図と効果的な照明の使い方による映像美、テンポ良く展開するストーリーは、40年以上もWaraを魅了し続けている。そして、ヒロイン演じるアリダ・ヴァリが実に良い。偽造旅券での入国と恋人の死による不安げな表情、徐々にホリーに心開き一瞬見せる可憐な仕草、有名な長いラスト・シーンで、ホリーを完全黙殺する凛とした美しさはWaraにとって永遠のものとなった。また、この映画は観たことはなくても、CM等で広く使用されている有名なチターのメロディを知らない人は少ないのではないかと思う。エビス・ビールのCMといえば、「ああアレか」と思い当たるのではないだろうか?
※「第三の男」とは、交通事故死に立ち会った三人の男探すが三人目の男が誰かわからない
というところから。




第2位 「トランス」

意外な結末に賛否が別れそうだが、二回、三回と視聴を繰り返すことにより、伏線とともに隠された秘密と結末の必然性が浮かび上がってくるようで、家庭劇場(ホームシアター)向けの一作と言える。男女三人を中心に、盗まれた名画を巡って物語は展開するが、虚実が入り混じる混沌、錯綜したストーリーはミステリアスかつスピーディで、かなりクール。主人公サイモン役のジェームズ・マカヴォイ(ウォンテッド)は、後半に意外な怪演を見せるが、怪優ヴァンサン・カッセルは、物語序盤の迫力ある演技を除いて役不足な感は否めない。
また、ヒロイン=エリザベス役のロザリオ・ドーソンは、ボカシ無しの観音様的な体当たり演技で頑張ってはいたが、キャラが少し違うような・・・。目をそむけたくなるような暴力シーンもあるので、お子様には見せられまへんでぇ。国内版Blu-rayは2014年2月発売なのだが、日本語字幕、日本語吹替入りのドイツ版が2013年12月発売。一足お先にゲットン!・・・した甲斐はありました。




第3位 「女と男のいる舗道」

ジャン=リュック・ゴダール作品の中で一番好きなのが本作。若い頃、アンナ・カリーナ演じるショート・ボブの娼婦ナナは、やたらカッコ良く魅力的に見えたのだが、(もちろん今でも魅力的だが)年月を経て改めてじっくりと鑑賞すると、その無邪気な無軌道ぶりに妙な後ろめたさを感じる。大人(オヤジ)になったのだということなのだろうか・・・。全篇に流れるミシェル・ルグランの音楽が、哀れで悲しすぎる結末をより悲しくさせている。「何のために生まれて 何のために生きるのか わからないまま終わる そんなのは嫌だ」文章にすると哲学的な響きを持つ「それいけ!アンパンマン」の主題歌の一節がふと頭をよぎる。




第4位 「ジャンゴ 繋がれざる者」

血飛沫 飛び交うタラちゃん(クエンティン・タランティーノ)テイストのマカロニ・ウエスタン。同じくタラちゃん作品「イングロリア・バスターズ」でオスカー(助演男優賞)を獲得したクリストフ・ヴァルツの存在感溢れる演技が素晴らしい。本作で再び助演男優賞獲得は当然か。




第5位 「レ・ミゼラブル」

同名の舞台ミュージカルが豪華なキャストで映画化。セリフが全て歌、それもアフレコなし=撮影と同時録音のLive感も話題になった。ファンティーヌ役 アン・ハサウェイの意外な歌唱力と、あまりの不幸さ加減が、オスカー選考委員の琴線に響いたようで、助演女優賞を獲得した・・・確かに感動の大作であり、世界中で大絶賛されるのも頷けるのだが、何度も鑑賞するとかなり疲れる。




第6位 「ヘンゼル&グレーテル エクステンデッド・バージョン 」

みんな知ってるグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」(お菓子の家)の後日談でコメディ要素も随所に見られるアクション・ホラー。大人になったグレーテル=ジェマ・アータートンの美しさ色っぽさがステキだが、最近 大人し目な役が多かったファムケ・ヤンセン(96時間)が、ゾンビのようなオトロシイ魔女役で好演。「アンダー・ワールド」シリーズや「ブレイド」シリーズがお好きな方にオススメ。
2013年のWaraシアター稼働率 第一位!




第7位 「愛と哀しみのボレロ 」

クロード・ルルーシュ監督の3時間にわたる大作だが、複数家族・複数世代の波乱の人生が展開するため、内容はかなり分かりにくく、クライマックスの舞踏シーンを除いて評価がかなり分かれるようだ。Wara的にはオーディオ・ビジュアルの世界に引き込んだきっかけとなったのが本作であり、思い入れも大きくランクイン。今回のBlu-ray化にあたっては、”(修復された)映像と音楽の融合”の見事さを改めて実感することになった。




第8位 「サスペリア2」

イタリアンホラーの雄ダリオ・アルジェント監督の代表作。
「決して一人ではみないでください」とは、本作劇場公開時のコピーだが、サスペンス・ホラーというジャンルであり、それほど後は引かない。むしろ現代の国産ホラー(リングや呪怨)のほうが、はるかに怖いし、深夜、一人では観れないと思う。




第9位 「オブリビオン」

手塚治虫チックなSF漫画にありがちな設定で、話の筋や先の展開はミエミエなのだが、不思議と心惹かれる一本。荒廃した地球の景色など、映像美には一見の価値がある。主人公はクルーズじゃなくてもよかったかも。




第10位 「バンド・オブ・ブラザース Blu-rayコンプリートBOX」

スティーブン・スピルバーグとトム・ハンクスが、「プライベート・ライアン」の後に製作した、映画ではない全10話のTVドラマで、日本ではWOWOWで放送された。2009年にBlu-ray化されたが、すぐに廃盤となり再販されるのをてぐすね引いて待っていた。リアリティ溢れる戦闘映像とケレン味を廃した演出で、ドキュメンタリー映像を観ているような錯覚さえ覚える。




2013年 WaraシアターのBlu-rayコレクションはようやく300タイトルを超えました。増殖ペースは年60タイトルほどになりますが、DVD時代の半分のペースです。いよいよ財力の低下を感じますわ。2014年はどうなることやら・・・ですわ。



新年会どえす 「山ぼうし」&「Bar KIRIKOU(キリク)」

2014年01月11日 23時38分33秒 | 食いしん坊





今年、最初のイベントは、延び延びになっていた忘年会が新年会に名を変えて、十三間町の
「小料理 山ぼうし」での初飲み会でした。
※「山ぼうし」は2010年12月29日にも登場してますね。




いつ来ても、新鮮で美味いものをお腹いっぱい食べさせてくれる「小料理 山ぼうし」ですが、
今回は能登地区限定販売の「宗玄 特別限定本醸造 歩(ふ)」が加わって、さらに華やかに
なりました。メンバーで能登出身のBataさんが差し入れてくれたものですが、レアな逸品に
思わず「おー」と歓声を上げ、その爽やかな口当たりと喉ごしの良さに「うめぇ~!」。
ボキャブラーの低さからか、ごくありきたりの言葉でしか感想は言いあらわせませんが、
食中酒には実にドンピシャなお酒でした。




そして、Waraが持ち込んだ神通川の鮎も美味しく焼いていただいて、鮎師冥利に尽きる
というものですね。












話も、お腹も一杯になったところですが、話足りない皆さんは、幹事チューさんの彼女さんが
やっているお店に行きましたが、Waraは別のお店に新年のご挨拶に・・・。



一人二次会に向かったのが、「Bar KIRIKOU(キリク)」。
木倉町の老舗バー「ガルシア63」でバーテン(擬似マスター)をしていた むっちゃん(女性)が
独立して、昨年の10月10日にオープンしたチョッとこじゃれたステキなお店です。




場所は長町1丁目ですが、香林坊109のせせらぎ通り側にある100円ショップの向いの
ビル2階だと案内してます。変わったアンティークや可愛い窓、しかもマスターが女性
ということで、若い女性客が多いのです。
Waraも会社の女性陣には「女子会の二次会にも最適!」と宣伝してます!




では、「むっちゃん マッカランをロックで!」



2014年 謹賀新年

2014年01月07日 23時28分09秒 | 心情吐露

2014年 新年明けましておめでとうございます。

大変 遅れましたが、初blog更新です。改めまして 本年もよろしくお願い致します。

私が住む金沢市は年明け前に積雪を見ることなく新しい年を迎え、そのまま穏やかな
お正月を過ごすことができました。
「このまま、雪が降らなければイイなぁ~」と思ったりしますが、降らなければ降らないで、
夏の水不足や鮎の遡上への影響が心配ですね、鮎師としては。

Wara家においては、”じゃーま”は大晦日も元旦もお仕事。長男も元旦と2日以外は
アルバイトということで、年末年始9連休のオヤジは、大掃除と年末の買物だけの
お仕事では肩身が狭い思いがしました。





さて、初詣は今年も富山県境近くの「倶利伽羅不動尊(寺)」に行ってきました。
「家内安全」と「豊漁」を祈願してきましたが、今年の鮎釣りはどうなることでしょうか?




で、おみくじを引いてみると、「第二十一番 吉」・・・・
「寒さも終わり 春を迎えるように 悪を改め善に進む心で 花咲く頃近く 日を重ねるに従い 
 輝きが増してくる もし悪を改めなければ かえって大凶となる」・・・??




参拝後、お楽しみの あつあつ”おでん”で暖まっていると、毎年「倶利伽羅不動尊(寺)」に
ご夫婦で初詣に来ているという、 鮎迷神さん(そーの親方) に遭遇!
美人の奥様にも新年のご挨拶・・・・「今年もよろしくお願いします!」