九頭竜川、手取川、神通川、今年は三つもの川の解禁に立ち会う事ができた。これは私の長い鮎釣り人生で初めてのことだ。釣果の手取川51尾、神通川53尾は、天然遡上天国の日本海側河川では「可もなし不可もなし」というところだが、九頭竜川の15尾はチョット寂しい釣果だ。
今週末は好調だった手取川、神通川が降雨による増水と濁りで、川石の苔(垢)がすっかり洗い流され友釣りが難しい状況だ。九頭竜川の情報収集をすると、場所ムラはあるものの、高速道路の辺りから鳴鹿大堰堤下までの下流のエリアが好調で、人出も多いらしい。
一方、鳴鹿大堰堤より上流のエリアは数は期待できないが20cm以上のクラスがチラホラ・・・・ここは当然、上流エリアへGO!
出掛けにモタモタしたため、浄法寺堰堤下流の高圧線下のトロ場?深瀬?(谷口)に到着したのがAM8:00、しかしこの広いエリアには釣人は数人しかいない。やはり6月では上流エリアは無理だろうか・・・でも、とりあえずやってみよう!
~ 広い谷口界隈 ~
養殖オトリにハナカンを通し、ヨチヨチと沖に向かって泳がせる。う~ん、なかなか掛からない・・・オトリの顔を水面近くまで引き上げて下流に移動させようと竿先を上げる。水面近くにオトリが見えてきた。その刹那、オトリの後方がギラリと鈍く光り、同時にひったくる様な魚信が竿に伝わってきた。ヤバイ!鮎でないことはすぐに分かったが、如何せん水中糸は0.03号、無理は出来ない。下流に下がりゆっくりと寄せてタモで救い上げると、30cmオーバーのウグイだった。ウグイくんは九頭竜川にお返し。気を取り直して、再度オトリを送り込むと、またも大きく竿が引き絞られる。今度は写真の18cmほどのキカン鮎ちゃん!しかし、後が続かない。午前中(11時30分)に同型を6尾追加して、7尾を今晩の肴に確保して納竿した。これだけ掛からないと、根気が続かない。
~ キカン鮎ちゃん 18歳もとい18cm ~
帰路の途中、寄り道して下流エリアを偵察していると、そこそこ掛かっているポイントを何箇所か発見した。次回はそこか!?
※お昼過ぎ、「内水面総合センター前」でお仲間と昼食&歓談中のD社のI名人を発見!沢山釣ってんだろうなぁ・・・
釣果:17~18cm 7尾
竿:銀影競技 中硬々T90(メガⅡ早瀬にトラブル発生!)
天井糸:フロロ 0.6号
水中糸:ターボV TS-Special 0.03号
ハリ:一角 7号・4本イカリ