Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

牧神の午後への前奏曲 犀川

2015年08月31日 20時39分44秒 | 鮎釣り




今日は師匠が夕方に出撃したいと言うので、やっぱり近場の犀川に、いつもより少し早めの10時スタートで、師匠のオトリを確保することにします。早めに自分の釣りを終えて夕方のサポートに備えるためでもありますが…。最初は中洲の上流にある瀬を釣りますが、思ったほど掛かりません。周囲に比べて石色はかなり良いのですが、水温の関係なのか流芯付近の反応はイマイチです。やはり午後なのでしょうか?



ふと見ると対岸の葦際付近の浅場では意外と型の良い鮎が跳ねています。そこで、水中糸をフロロの0.175号に替えて、瀬の真ん中に立ちながら芦際の浅場を攻めてみると意外に入れ掛かりとなります。18cmが主体ですが20cmクラスも掛かります。午前中は、芦際と中洲廻りの浅場で数が出ました。



昼食後、釣人が増えてきましたが(とは言っても平日ですから少ないですが…)、駐車スペース前の瀬肩が空いています。師匠を待ちながら午後はここから始めます。朝から誰も差していませんので、予想通り入れ掛かりとなりますが、15連荘ほどで仕掛けのトラブルでストップしてしまいます。



一息ついて給水しているところで、師匠登場。とりあえずポイントまで誘導して、師匠の引き舟にハナカンを通していない鮎を入れて準備をしていると、「自分は大丈夫だからお前も釣れ。」と。
で、お言葉に甘えまして、上流にあるトロ場に入りますが、これが大誤算。20cm超が1尾のみという体たらくで、這う這うの体で退散します。しかも、午後イチ入れ掛かったポイントは別の釣り人が入っていました。



師匠は?と見ると、瀬の中で立往生しています。慌てて戻ってみると、「根掛かりを外しに瀬に入って、その場所でサカバリを打ち直して放り込んだら、一発でデカい(22cm)のが掛かった!何とか取り込んだが、疲れて元の場所に戻れなくなっちまった。」とのことで、立往生していることよりも、大きい鮎が釣れたことの方が嬉しい師匠に、少し複雑な思いがした弟子でした。

その後、16時まで釣りますがバレが連発で数は伸びませんでした。それでも午前中の貯金が効いて41尾と安定的な釣果でした。



天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号、フロロ0.175号(つけ糸なし)
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ   一角ライト 6.5号、シフト 6.5号
ハリス  フロロ 0.8号


狼たちの午後 犀川

2015年08月29日 19時39分24秒 | 鮎釣り




宮川共有漁場は、9月1日から網漁が解禁になるため今週末がラスト・チャンスとなります。しかし、天気予報は雨の予報なので、渓流相である共有漁場では不意の増水が心配なところ。とりあえず、共有漁場用の仕掛等の準備はしていましたが、いつものメンバーからは”ツナギ”がなかったため、今週も近場の犀川で釣ることにします。



朝は小雨がシトシト降っていたため、自転車で行きたくないというお仕事な”じゃーま”(ハニー)を会社まで送って、近江町市場で買物を済ませてから犀川に向かいます。
10時50分実釣スタート。養殖1号で瀬肩のシワシワをトレースすると秒殺で掛かります。2尾目、3尾目も秒殺で、今日はイケると思いましたが、しばしストップします。



掛かりどころが悪かったり、少しでも弱ったりと、オトリの状態によって循環が悪くなるのが鮎釣りですが、いきのイイのが1尾掛かると、循環が復活するのも鮎釣り。今日はストップ&ゴーが激しい、まさしくそんな日になります。



特に14時~15時までの1時間は循環がうまく嵌って、瀬の中で20cmクラスが連発します。ロッドが中硬々なのでスリリングなやり取りが楽しい!アタリが止まった16時までに38尾!やみつきになりそうですわ。




天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ   V5-Special 6.5号、一角ライト 6.5号
ハリス  フロロ 0.8号




勝負は午後なのか? 犀川

2015年08月23日 23時04分20秒 | 鮎釣り



今週も溜まっている休暇を消化するため、木曜日から4連休なのですが、午前中は所要のため釣りにはいけないので勝負は午後となります。当然、遠征はできないので近場の犀川で釣ることになりますが、これが意外と○でした。

型は16~17cmが中心ですが、たまに19~20cmの割と良い型の鮎も掛かります。チョットいいかも。







8月20日(木) 11:30~16:30 25尾
8月21日(金) 14:30~16:30 15尾
8月22日(土) 12:00~16:30 33尾
8月23日(日) 13:00~16:30 21尾


天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ   V5-Special 6.5号、刻 7号、競技Special DF 7号、イニシア・ブロンズ 6.75号
ハリス  フロロ 1.0号


手取川を想いながら  常願寺川

2015年08月16日 23時30分00秒 | 鮎釣り



お盆はじゃーまの実家で麻雀三昧な日々でしたが、ようやく重い腰を上げて釣りに行くことにします。大鮎に沸くJinzoo?かと思ったら、最近よく釣れているという常願寺川に決定。神ちゃんBros.&Tanaさんと一緒に放流ゼロの天然遡上鮎河川に挑みます。今年の北陸は放流鮎が主役でしたのでどうなることでしょうか…。



常願寺川に到着して、最初に思ったのは手取川にすごく似ているなぁと。川の規模や石の大きさなど手取川下流の様な雰囲気です。今シーズン、春先から続く濁りによって、一度も竿を出すことがなかった手取川を想いながら今日一日を釣ることにします。ちなみに入漁料が不要なのも同じですね。※手取川は川北大橋より上流は有料です。



入川ポイントは富立大橋ですが、橋の下流には瀬肩~瀬~トロ場と続く良さげなポイントが続きます。神ちゃんBros.&Tanaさんは、その富立大橋下流に入るという事なので、Waraは橋上流側の瀬に入ることにします。

実釣開始30分を過ぎた頃、先週に続き青空画伯一向が登場です。画伯とYOU先生がこちらに向かって歩いて来ますので、手を上げて挨拶しますが素通りします。前回の宮川共有漁場のコメントにもあるように菅笠を被っていないので、誰か判らなかったようでした。全身D社スペシャルな釣人は、どこの川でもいっぱいいますもんね。 



さて、肝心の釣りですが、入る場所が違っていたのか、ウワサほど掛かりません。天然鮎の数釣りを期待していたのですが、4人とも一日の釣果が20尾~25尾と少し残念な結果でした。まぁ濁って釣りにならない手取川の事を想えば良しとすべきでしょうね。

夕方、帰り支度をしていると、午前中サッパリ掛からなかったポイントで、青空画伯が超入れ掛かりをしています。常願寺川でも時合いは夕方から日没なのでしょうか?




天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号、フロロ 0.175号(つけ糸なし)
つけ糸  フロロ 0.25号
中ハリス ナイロン 0.6号
ハリ    エアスピード 6号、6.5号
ハリス  フロロ 0.8号


久しぶりの宮川共有漁場

2015年08月09日 23時26分32秒 | 鮎釣り




久しぶりの共有漁場です。今シーズン共有漁場に通い詰めているそーさんと、前回このポイントで良型を爆釣した神ちゃん、そして金沢メンバーからImaさんも一緒に釣ることになりました。今回初めて入るポイントでしたが、前日に入川方法、仕掛やハリのサイズ、掛かる鮎や釣場の状況に加えオロロ対策まで詳しくレクチャーを受けていましたので安心でした。



この日は、Imaさんの愛車フォレスターに同乗させていただきましたが、朝一から艶っぽい声の女性ヴォーカルのJazzyな歌声が車内に流れています。う~ん趣味が似ているかも…。のちに判明しますが、Imaさん高校時代からのJazz党で、1973年のマイルス・デイビス金沢公演にも行ったという、ニワカなWaraは足元にも寄れないシブイ鮎親父でした。



そーさんご指定のオトリ屋さんでは、関東地方の車が続々と現れましたが、みなさん共有漁場を目指している(ていうか、オトリ屋のお母さん共有へ誘導してます)ようで、厳しい一日となりそうです。共有漁場では、他の河川でも同様の傾向にありますが、午前中は渋いが、午後は良く掛かるということもあり、勝負は午後なのだそうです。特に夕方16時~18時はプライムタイムなのですが、Wara&Imaさんは家族そろっての夕食に間に合わせるため16時納竿予定です。



Imaさんは上流の瀬落ちから釣り上がるということなので、下流を目指して釣り下りますが、例の奇岩より下流にはずらりと竿が並んでいて、それ以上は釣り下れません。午前中は奇岩の周囲を釣って9尾と低調ですが、型は共有サイズのメタボで引きは抜群でした。



午後はそーさんおススメの深場に立ち込んでの釣りで、午前中よりは反応は良いのですが型がイマイチ。後期放流物?連日攻められて大きいのは少なくなってきたか?
ここでプチ入れ掛かっているところで、青空画伯一行に遭遇しますがご挨拶だけ。最近は何か素っ気ないですな。



アタリが遠くなってきた頃、下流ではImaさんがトロ場から差し上がってきた良型を連発!
定刻も近づいてきたので、Imaさんのお隣で釣らせてもらうと、黄色い湖産鮎が連打!引き味も最高!やっぱここにいたのね。ランチタイムにそーさん&神ちゃんが、「ここは夕方は入れ掛かりになるよ」と教えてもらったのを思い出しましたわ。
しかし、まだまだこれからという16時、後ろ髪を引かれる思いで竿をたたむことになりました。
でも、すごく楽しかったです。少し足りないくらいがイイのかも。




天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタコンポⅡ 0.05号
つけ糸  フロロ 0.4号
中ハリス ナイロン 1.0号
ハリ   刻 7.5号
ハリス  フロロ 1.2号