Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

さらばSight Master 神通川水系宮川(下流漁協管内)

2013年08月11日 21時22分58秒 | 鮎釣り




さて、「お盆休み」(といっても金沢市内中心部はお盆は7月だが)に入り、どこの川に行こうかと
思案しているところ、イケメン兄弟の神ちゃんBros.からツナギが入る。
兄ちゃんの神亮さんが宮川釣行を希望しているので、神ちゃんの愛車デリカD5で一緒にどうか
とのこと。Waraの休暇前のハードな勤務状況を慮ってのお誘いであり、運転免除にランチ・タイム
にビールが飲めるとあっては心を奪われない訳がない。
道行きの神亮さんの爆笑体験談や鮎談義に花を咲かせ、後部座席でゆったりと宮川へ向かう・・・
このあと”Sight Master”との惜別が待っているとは思いもよらないのだが。




この日の宮川の(打保ダムからの)放水量は前週と同じ25トンと高め。青空軍団が水位高めでも
釣り易い三川原に入川とのこと、ポイントがバッティングしないよう下流の”成手”に入る。
”成手”は神ちゃんのお得意のポイントで、良型の鮎が下流の大淵から段々瀬に差してくるが、
これを狙っての入れ掛かりが期待できる最高に楽しいポイントだ。




お目当ての下流の瀬は二人に任せて、Waraは上流の深瀬の瀬肩付近から釣り始める。
オトリが2~3尾取れたら対岸に渉り、下流の瀬を対岸から釣るつもりだ。1尾目は難なく掛かる。
20cmを超える良型で先週の大瀬より一回り大きい。2尾目を狙って少し前に移動した途端、
垢腐れの石に滑って前のめりに倒れる。流した竿は何とか回収したが、
愛用の偏光グラス=Sight Master ”TAIL OUT Ti (テイルアウト ティーアイ)”を流してしまう。
付近を探索するが、岩の隙間に入ってしまったのか見つからない。




Sight Master との突然の別れが響いたのか、この日はまるで冴えず、釣果は伸びない。
20cmを超える良く肥えた宮川らしい鮎が釣れるのだが・・・。
結局、21尾で予定時間の16時を迎えてしまった。残念無念。



Sight Master は2009年の購入で、足掛け5年の間、Waraの釣りを支えてきた。
昨年も神通川で流出したのだが、何とか回収して事なきを得ていたのだが、その際にグラスコード
を導入していればと後悔してならない。
今オフは新しい偏光グラス探さねばならないので、格安情報の提供をお願いします!



釣果    18~22cm  21尾

ロッド    ダイワ 銀影競技 メガトルクⅡ 早瀬 9m
天井糸   フロロ 0.8号
水中糸   メタ・ビート 0.05号 
ツケ糸    フロロ 0.3号
中ハリス  ナイロン 0.8号
ハリ     シフト 7号、キメラ 7号
ハリス    フロロ 1号



「2000トンの雨」  神通川水系宮川(下流漁協管内)

2013年08月04日 22時12分57秒 | 鮎釣り

山下達郎の第3作目のアルバム『GO AHEAD!』(1978年12月20日発売)に「2000トンの雨」
という曲がある。(2003年に映画 「恋愛寫眞 Collage of our Life」のエンディング・テーマでも
使用されていたので、記憶されている方も多いと思う。)
近年爆発的に加速してきた某国の経済発展と、ほぼ同じ歩みで進行してきた地球温暖化が
主な原因と思われる、いわゆる”異常気象”。今年も「2000トンの雨」どころではないような
集中豪雨による被害がニュースに流れるたびに、”じゃーま”からは”極楽トンボ”と揶揄される
Waraであっても心が痛むものだ。





そして、この日の宮川の打保ダムからの放水量は毎秒25トン、ようやく釣りが可能な水量まで
水が引いてきた。(25トン放水だと2000トンの雨も80秒ほどで処理されることになる・・・。)
宮川下流漁協管内や共有漁場では、この打保ダムからの放水量がキーとなってポイント選びが
されるが、25トンは未体験ゾーンなので少し心配。Wara的には大沢野水位が1.96mと高水の
神通川釣行も良かったが、同行の神ちゃんの「宮川でヤリた~い!」の鶴の一言で、本日の宮川
釣行が決定した。




午前7時過ぎ、某ポイントの入川口に到着し、いざ川に降りようとしているところに、見覚えのある
ワンボックス車が登場。そして、テンプルにカチンとくる甲高い笑い声とともに車を降りてきたのは、
そう! 青空画伯YOU先生 だった。二人とも高水の宮川に歯軋りをしていたが、25トンまで
水位が下がったので、”ぶっ飛んできた”ってことらしい。




この日は、時折 陽が差すこともあったが、雲が多く鮎の活性はイマイチ。養殖1号で1尾目は
すぐに掛かるが、鮎が大きいためなのか人工鮎のせいなのか、オトリにすると動きが極端に悪い。
2尾目がなかなか掛からない中、下流を釣っている青空組の二人は良いペースで掛けている。
対岸に渉ったYOU先生のポイントが空いたので、そこに入り4尾掛けるが、アタリはパタリと
止まってしまう。




石垢はそれほど飛んではいないようだが、川の中央部では掛かりが悪い。青空画伯もヘチ付近で
良く掛けているようで、この日のパターンは”ヘチ”なのか?
午後は、神ちゃんが良くかかったという瀬肩付近の群れ鮎を狙ってみるが、ヤル気のある鮎は
既に抜かれていてさっぱり掛からず。対岸のヘチ付近で10尾ほど掛けて16尾で終了となった。
やっぱり25トンは難しい!




釣りの終了間際から降り始めた雨は、帰宅路もずっと降り続き、新旭橋付近で物凄い雨になる。

♪ 見えるものは 指の間を つたって落ちる雨 ・・・ ♪ 
「2000トンの雨」が聴きたくなってしまった。


釣果    16~20cm  16尾

ロッド    ダイワ 銀影競技 メガトルクⅡ 早瀬 9m
天井糸   フロロ 0.8号
水中糸   メタ・ビート 0.05号、ハイパー・エムステージ 0.07号 
ツケ糸    フロロ 0.3号
中ハリス  ナイロン 0.8号
ハリ     シフト 7号、キメラ 7号、一角 7.5号
ハリス    フロロ 1号、1.2号



北陸の梅雨は明けたのか?

2013年08月02日 20時07分34秒 | 食いしん坊




8月の第一金曜日は、昔の職場仲間たちと”鮎焼きBBQ”をするのが慣例となっているのだが、
これは「北陸の梅雨が7月末には明けている」ということが前提。
しかし、今年は8月に入っても北陸地方は”梅雨明け宣言”は未だされず、頼みの九頭竜川も
大雨の影響で、濁りこそ薄いものの1m近い増水状態で、鵜飼の鵜(Waraのことデス)は
岡に上がったまま・・・これは絶対絶命か!




この日の天気予報では福井県嶺南地方は大きな雨はなさそう。
同じ九頭竜川水系の真名川の鮎と神通川の鮎を冷凍保存してあるので塩焼き用の鮎は確保!
ということで、今年も何とか”鮎焼きBBQ”挙行の運びとなった!良かった!

あとは・・・ただただ「うめぇ!」の連発!




















締めの”焼きソバ”まで怒涛の激旨メニューが続いたのだが、お腹?舌?の満足感とは別に、
昔から変わらぬ楽しいメンバーたちとのひと時が、心に染み入るWaraであった。
「来年も第一金曜日にやろうぜ!」メンバーの総意が確認できて、これも”ウレシイ”締めとなった!