goo blog サービス終了のお知らせ 

Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

緑のなかで

2014年05月31日 21時55分56秒 | Fly fishing

ようやく叶った今期FF初釣行は、手取川水系の直海谷川。午後からの半日釣行なので、自宅から近距離で渓魚の顔を拝める可能性が高そうな川というスケベ根性丸出しな選択ですが、これが思った以上に渋かった。



金間神社前の入川口から急な斜面を下って、Waraの体重に耐えられるか微妙な感じの古い橋を渡って対岸から釣り上がるのですが、右岸側の採石場を走るダンプカーの無粋な音を除けば、周囲が緑に囲まれた最高のロケーション。あとは渓魚が釣れればというところなのですが・・・



上流にある金間橋までの区間をゆっくりと丁寧にフライを流しますが、魚たちの返信がまるでありません。少し浅いポイントでは小学生サイズがフライをつつきますが、#12サイズのフライでは食べきれないみたいです。2時間ほど釣り上がった流速のある瀬で、ようやく高校生サイズがヒットしますが、お目当てのヤマメではなくイワナ。



続けて同じようなポイントで同サイズを2尾ヒットしますがやはりイワナ。比較的開けたポイントだったのでヤマメを期待していましたが、「”う~”が”へ~”」なので仕方のないところでしょうか。



さらに1時間ほど釣り上がった、岸寄りの少し掘れたポイントから飛び出したイワナは朱点が鮮やかな25cmUP。なかなかに強い引きで楽しませてくれました。

川から上がって車まで戻る道すがら、地元のお父さんが話しかけてきた。「今朝も昨日も釣り人が入っていて、イイ型のヤマメとイワナを持っとったぞ。」・・なぬ!? 一足遅かったか!


ロッド:SUSSEX ストーカー 7ft
リール:SUSSEX SU34
ライン:DT-3F
リーダ:6X 12f


悠々として急げ  庄川水系T川

2012年05月23日 22時18分21秒 | Fly fishing


今日は19日(日)に続いて、またしても庄川水系T川へ釣行。

平日釣行だが、いつものように朝食を自宅で食べてからゆっくり出勤。

毎度、出発時間が遅いのは、前日の夜更かしが原因なのは間違いないが、

ここは、「悠々として急げ!」(by 師匠)ってことで。


※ ムススさんからいただいた開高健記念館のお土産の一枚・・・ムススさんありがとう。

川に到着したのは9時過ぎ。前回、タッチの差でルアーマンに入られてしまったポイントだ。

前回の釣行から中三日ほどなのだが、川は水位が30cm以上減水している。やや渇水気味だ。

ドライ・フライでは釣りやすいポイントが増えていて、少し期待が持てそうだ。



しかし、午前中は水生昆虫のハッチが少ない。ライズも見えない。

川の流れに手を入れてみても、それ程 水温が低いとは思えないのだが。

※水温計は持っていない。ズボラな性格なもので。



とりあえず、前回イワナが良く出てくれた#14サイズのエルク・ヘアー・カディスを結ぶ。

午前中は、岸よりのポイントというか、ほとんどヘチのポイントで20~23cmのイワナが出る。



お昼近くにメイフライのハッチが目立つようになると、ライズが出だす。

早速、CDCダンにチェンジし、ライズを拾う。

一つライズを取ると、その隣の瀬脇でライズが出る。忙しくて写真を撮っているヒマがない!

短くなってきたティペットを交換しようとベストのポケットを探ると、6X、7Xのスプールがない!

ポケットの口が開いて流出したようだ。結局 本日は、ここで終了 トホホ・・・。


ロッド:アーティスト LGF8034
リール:エーベル TR-1
ライン:WF3F
リーダ:6X 12f + 7X 3f + 8X 2f



悲喜こも午後(ごも)? 庄川水系T川

2012年05月19日 19時17分41秒 | Fly fishing


よく「屈託のない笑顔」などと言う表現が使われるが、おおよそ屈託のない人間などこの世に

存在するのだろうか?多かれ少なかれ、あるいは事の大小はあっても、ストレスや悩み事を

抱えていて当然の現代社会なのだ。



そして、そうした屈託をひと時でも忘れさせてくれる、あるいは感じさせないものが、その人の

人生に潤いを与えてくれるものに違いない。

Wara(自分)にとっての鮎釣りやフライ・フィッシングは、そうしたものであった・・・はずなのだが。

前回3月30日以来、実に1ヶ月半ぶりの釣行だ。おかげで、ストレス溜まりすぎ!



午前中の用事をすませて、庄川水系T川に到着したのは13時近く。当然の事ながら川には

沢山の釣人が入っていたが、釣人のいないおいしそうなポイントを発見。早速釣りの準備を

始める。ウエダーを履いて、ロッドを継いで、リールをセット。いざポイントに・・・・ふと川を見ると

対岸に一人のルアーマンが降りてきた。下流に駐車してあった車からかなり距離を開けてい

たのだが・・・そりゃぁないぜ。

しかも、見てる間に掛けてやがった!小型のニジマスだけど。しかもキープかよ!。

とりあえず渓魚の存在は確認できたけど、何か複雑だ。



結局そのポイントは諦めて、上流に移動して仕切り直しとなる。

最初は#14のメイフライ・パラシュートで探ってみるのだが、まるで反応なし。

ニンフにチェンジしてみるが、これも反応がない。



暫らく釣りあがって、少し風が出てきてから”ミドリカワゲラ”、餌釣りで言うところの

”キンパク”のハッチが目立ってきた。そこで、黄色ボディーのエルク・ヘアー・カディスにチェンジ。



これが功を奏して、一投目で18cmほどのイワナをキャッチ。

その後、ポイントごとにイワナが飛び出すようになった。



17時までに20尾以上のイワナをキャッチ。

放流ものとは言え、尾びれも殆ど欠けていないキレイな魚が多かった。

Maxはネットサイズ(内径)よりやや小さい21~2cm。

残念なのはMaxサイズよりも二周りほど大きなイワナをかけたのが、

フックの刺さりが悪かったのかファイト中にバラしてしまった。

まぁ、「悲喜こもごも」でんなぁ。



ロッド:ORVIS セブン・イレブン

リール:ORVIS CFOⅢ

ライン:DT4-F

リーダ:6X-12f + 7X-3f + 8X-2f



ようやく今期初釣行・・・恐怖の強風

2012年03月30日 18時36分51秒 | Fly fishing

3月に入り、北陸のほとんどの河川では渓流釣りの解禁を迎えているが、例によってなかなかエンジンがかからない。週末に限って天候が悪かったりと言うのもあるが、年度末恒例の残業による肉体的および精神的な疲労が週末まで残り、貴重な休日にはグッタリしていた、と言うのが偽らざる現状である。若い頃なら一晩、二晩ぐらい徹・・・イカン!年寄りのセリフや!!



そして、長かった残業の日々がようやく終焉を迎え、本日休暇を頂戴して、いよいよ今年の(自分自身の)渓流解禁の運びとなった。



川に向かう途中、徐々に標高が上がるにつれて道路脇の雪の壁の高さもどんどん高くなってゆく。金沢の街中ではまったく感じられなかった今冬の厳しさを垣間見たようだった。



着いた場所は庄川上流(内共第15号)管内の支流。自宅からは1時間チョイ程の距離なので、朝寝坊をしても何とか形になる”カーティス・クリーク的”な河川と言える。




それにしても、この日は天気も良く気温が高いのに恐ろしく風が強い。12f+アルファの今時のロング・ティペット・リーダーに比してそれ程長くもないリーダーが、とてつもなく鬱陶しい。しかも、何故か渓魚の反応が全く無い。川の周囲の雪原に足跡などは皆無で、とても釣り荒らされた雰囲気は感じられないのに・・・である。強風に舞い上がるオナシカワゲラやマイクロ・カディスに混じってフタオカゲロウ?の類もハッチしているようだが・・・。



川は本格的な雪代はまだのようで、水温はそれ程低くはないが渇水状態に近い。、ジン・クリアな流れで警戒心が強いのだろうか?2時間半ほど川を彷徨った挙句、ようやく淵のヒラキでニンフに反応が出た。小さなイワナの可愛い引きだった。

この1尾を流れに戻して、今年の解禁の釣りを終えることにした。
帰路、雪を掻き分けて道路まで這い上がる。歩いて駐車場にたどり着き、ノンアルコール・ビールで乾杯!今年も釣りができる喜びを感じる瞬間だった。

川辺にネコヤナギ、フキノトウそしてメイフライ・・・・春だなぁ。



ロッド:ORVIS セブン・イレブン
リール:ORVIS CFOⅢ
ライン:DT4-F
リーダ:6X-12f + 7X-3f