Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

2010年 初釣行 神通川水系下O川

2010年04月30日 23時10分46秒 | Fly fishing



随分と久しぶりの更新になってしまった。4月3日以来だから約1ヶ月ぶりになる。この間の週末は天候が悪い日が多かったが、たとえ晴天であっても家族のイベントが多くて釣りには行けなかった。また、blogには書けないが、精神的に大きな打撃を被っていて、実際には何もやる気が起きなかったというのが偽らざる心境なのだ。

そして、今年もやってきた黄金週間。例年通り明日(5月1日)からは”じゃーま”の実家で田植えのお手伝い。ビニールハウスから田んぼまで苗箱を運ぶのだが、山間部の歪な形をした田んぼであるため、一輪車での運搬が専らのお仕事である。古傷の腰痛が再発しないか少し心配だ。
黄金週間2日目の今日は、神通川水系下O川でのMy解禁日。同じく今日が今年初釣行となる餌釣師のマン太郎さんと久々のコラボとなる。そのほか、新調したランディングネット、ベスト、クーラーBOXの使い初めもある。そう言えばマン太郎さんもウエーダーとシューズが使い初めとのことだ。

~ 餌師 マン太郎さん 
       丸暴風な佇まいからはとても想像できないくらい優しい人 ~


最初のポイントでは水量が多いこともあって、岸寄りの弛みを中心にフライを流すがまるで反応がない。1時間ほど釣り上がったところで、冷たい驟雨に会ったため、一旦車まで戻ることにする。
この間、マン太郎さんは20cmほどのヤマメとイワナを1尾づつキャッチしていた。雨が止んだところで上流に移動。道路沿いの開けたポイントを発見。大きな沈み石が沢山は入っていて、随分と良さげな感じ。しかし、解禁から2ヶ月あまり、こんな釣りやすいポイントに魚が残っている訳がない・・・・なんて思ってみたが、お昼までとりあえず釣る事にする。雨が上がると風が吹く、しかもキャスティングしづらい向かい風だ。結果、20cmほどのイワナを1尾掛けるが、ランディング寸前で痛恨のバラシ。マン太郎さんは22cmのイワナ1尾と小型のイワナを2尾・・・まずい!お坊さん?!


~ お坊さん回避ポイント ~



ランチタイムでは、釣りの話、仕事の話、家族の話で楽しいひと時、もちろんノンアルコール・ビールの出番だ。丁度このころには風が止んでオナシカワゲラがハッチしだした。午後からの釣りに期待できそうな予感。午後は少し下流に下り、最初に入ったポイントとの中間点に移動。写真の流れの脇、岸近くの渦巻く深みで綺麗なイワナがヒット!ようやく型をみてお坊さんは逃れた。
3時少し前に納竿、戻ってきたマン太郎さんはイワナと虹鱒の小型ばかりが5尾だった。今日の釣果はイワナ1尾だけだったが、増水というフライではかなり不利な条件下で、魚の就餌地点を予測しフライを流した結果のヒットだったので、かなり満足した1尾となった。水位が下がったら、再度挑戦してみたいものだ。

~ ランディング・ネットがイイと岩魚も映える ~


ロッド : オービス セブン・イレブン
リール : オービス CFOⅢ
ライン : DT4F
リーダー : 5X 12f

~ ウワサの6面真空パネル! ~

「MT(マッド・テレン)タイヤに踏まれたような・・・」と 揶揄された”ダイワ”のロゴマークだが、「三日も経てば・・・」なんとやらで何時しかそれほどの違和感は感じられなくなった。今年、フナヤさんオリジナル鮎竿:龍星☆竿の次に高価なお買物、6面真空パネルのクーラーBOX(21L)。
「Team Jinzoo」と「Magatorque」でステッカーチューン済み。後はフナヤさんオリジナル・ステッカーを貼る予定。


そして最後の写真は、去る4月7日にお好み焼き”ほっぺた”さんで挙行された「Team Jinzoo 金沢総決起大会」の写真だ。誰が誰かわかるかな?(みなさん 今年も4649!)

 

ランディング・ネット

2010年04月03日 23時55分09秒 | Fly fishing アイテム

健康診断の胃部検診で”ポリープあり”でひっかかったため、先日 胃カメラを飲んだのだが、それ以来どうも体調が悪い。発熱もあるので、病院で診てもらうと風邪を引いていたらしい。病院で風邪をうつされたか・・・。そんな訳で、今週もまた釣りに出かけるのは難しいか。

美しい渓魚と美しいランディング・ネット、blogに掲載する写真のための必須アイテム・・・

ランディング・ネット、昔はラケット型いわゆるティアドロップ型と呼ばれる形がほとんどで、昨今のような流麗な弧を描いたカーブ・フレームやグリップ部に美しい紋様の銘木を使用したものは無かった。初めてカーブ・フレームの美しいランディング・ネットを目にしたのは、1992年頃 雑誌”フライ・フィッシャー”(つり人社)に連載されていた、佐藤成史さんの「瀬戸際の渓魚たち」に掲載されていた写真だったと思う。以後、カーブ・フレームのネットは一般的になったが、趣味性や趣向性に重きをおいたハンドメイドなランディング・ネットは、より高価になって私のようなボンビーなサラリーマンには手の届かない”高嶺の花”となってしまった。

~ 工房 Factory Haru のランディング・ネット ~


インターネットの時代になると、フライ・フィッシングはもとより、あらゆる釣りの情報が日本中、世界中から発信されるようになった。釣具もネット上で購入するのが当たり前になり、ハンドメイドなランディング・ネットも、よりカスタマイズされた自分だけの1本を発注できるようになった。しかし、自分の気に入ったランディング・ネットを製作・販売しているサイトはなかなか見つからないもので、もし見つけても、「今年度の販売は締め切りました」とか「当分販売は休止します」とかいった塩梅で自身のランディング・ネットの購入は延び延びになっていた。

そんな折、高原川・蒲田川の情報を検索していると「左利き流」というフライ・フィッシングのサイトを発見。同サイトの管理人Haruさんの工房「Factory Haru」では籐と漆を使ったロッドのリメイクをはじめ、バンブーロッドとグラスロッドでセミカスタムオーダー品の販売、そしてランディング・ネットの製作、販売もしているとのこと。ランディング・ネットはサイズ、グリップの材質とも豊富で、価格もリーズナブルな設定のシリーズもある。なんと!タイミングがいいことにOutlet品、しかも欲しかったカーブ・フレームのネットが掲載されているではないか!価格も¥15000 → ¥10500 安い! 詳細写真はとても綺麗で、作者のHaruさんが言う「フレームのとち虎杢の木色が少し良くない」っていうのは素人目にはわからないレベルだ。

~ これまで使っていたネットたちと一緒に ~


昨日届いたランディング・ネットはPCでみた写真以上に美しく、Haruさんの丁寧な仕事振りに感嘆するとともに、この値段では申し訳がないと思った。お小遣いを貯めて他のサイズでも注文したくなった。

早くこのネットで良型ヤマメをキャッチしたいっ!