Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

九頭竜川+足羽川< 勝利バー

2011年08月28日 21時42分40秒 | 鮎釣り


ウイークデーの豪雨の影響により、一時的ではあるが打保ダムの放水が1,000トン/秒という絶望的な水位となった宮川。その下流の神通川・大沢野水位は、2mを軽く超えていて濁りもある。当然、釣行不能。「それでは!」と、釣行可能な北陸の河川を探すと、九頭竜川、足羽川、日野川、小矢部川、庄川となる。年券オンリーで近くにおとり屋さんも無い小矢部川は別として、ネット情報ではどの河川も前日(8/27)の混雑ぶりが伝えられている。本日は、更なる混雑は必至となるのか・・・。

~ この木なんの木・・・こんな木がある某ポイントで ~


足羽川は、型はイイが数が上がらない。九頭竜川も土日では、数は厳しいか?そこで、庄川情報では、毎度お世話になっている鮎道楽Yさんにツナギを入れると・・・「今日はあゆやさん前で全員50オーバーでんがな!明日は水位も平水ですさかい、まっで竿抜けだらけでっしゃろ。」と、心強いお答え。最終的には費用対効果も勘案して、今シーズンはメインな河川に昇格している勝利バー=Sho River=庄川への釣行が決定した。同行の神ちゃんが、Qさまに密かにツナギを入れて、オトリの手配もバッチリ完了だった。

そして、今朝 Qさまイケスからオトリ鮎を拝借して、好調だという太田橋~中田橋間に探りを入れる。この時期にしては早い時間帯にもかかわらず、網漁や毛鉤釣りの人たちも多く、かなりの人出だ。やはり下流域は苦しい状況か・・・。そこで、上流域の某ポイントに移動する。ここのポイント周辺には、まだ釣人は入っていない。しかし、釣り始めてしばらくすると、見る見るうちに釣人が増えてしまった。

~ 予想通りヘチには良型(18~20cm)がいた ~


朝日が最初に当たる左岸側のヘチでオトリを獲って、日が高くなったら右岸側のメイン・ポインを釣る。そんな午前中のプランで左岸の背肩を釣っていると、虹々系メーカーの衣装をまとった、メッシュな髪のあんちゃんが登場。昨夜、ツナギを入れた鮎道楽Yさんだった。うしろには”ネバネバおぢさん”こと「納豆釣法」の鮎道楽Kさんも・・・。Team鮎道楽は下流域に入ったがイマイチで、上流に移動してきたとのことだった。

~ 瀬釣りでなくても、このサイズが出るとなかなか楽しい! ~


背肩でオトリを2尾取ったので、日が当たりだした右岸側の浅いトロ場に入る。すると対岸の下流に入った鮎道楽Kさんが「下野MJBライト・バージョン93」(でしたっけ?)を曲げている!型も良さそう。こちらも、負けじとオトリを泳がせると、ポロポロと掛かる。ヘチ付近では18cm~20cmも掛かり、ペースもまずまず。午前中は40尾に届かず38尾だった。

~ 午前中の釣果 ~


~ 午後の部 出陣!・・・・Project Win か? ~


ランチ・タイムには鮎迷神・そーさんも駆けつけて楽しいひと時だったが、この間に午前中のポイントが埋まってしまう。何とか鮎道楽Kさんの下手に入らせてもらうが、午前中とは一転して反応が無い。かなり広範囲に泳がせて、ヘタな誘いを掛けるがまったくダメ。ベタ竿でオトリを止めてようやく1尾を掛けるが、その後はポツリ・ポツリの反応。

~ ややメタボ ~


夕方、鏡状の超浅場で短時間で7尾を掛けるが、最後は3尾連続のバラシで気持ちが折れてしまう。午後は15尾追加の合計53尾で終了した。


~ 午後の釣果 ~


さて、いよいよ8月も残りわずか。鮎釣りもラスト・スパートとなる。網漁の前にもう一度 宮川に入りたかったが、それは来年の課題だ。九頭竜川も9月からコロガシ漁が始まるが、今年も友釣り専用区があるようなので一安心。次回はどこの川に行こうか・・・。

ロッド   メガトルクⅡ+PTソリッド 
天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  ハイパー・エムステージ 0.07号
ツケ糸   フロロ 0.4号
中ハリス ナイロン 0.6号
ハリ    パワー・ミニマム 7号
       一角ライト 6.5号
ハリス   フロロ 1.0号

釣果 12~21cm 53尾



秋来ぬと・・・ 勝利バー

2011年08月21日 22時28分26秒 | 鮎釣り


「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」(古今和歌集・藤原敏行)

朝から雨がぱらつく肌寒い一日、「一雨ごとに秋(が深まる)」という言葉があるが、そういう段階を踏まず、一足飛びに秋に突入した感が強い今週の雨だ。合羽を着ての釣りはあまり好きでは無いが背に腹は替えられぬ・・・。

今週の雨で、神通川、九頭竜川ともかなりの増水で、水温の低下もあり友釣りは難しい状況だったが、昨日(8月20日)Qさまが勝利バーで好釣果を上げている。宮川もできそうだったが、同行予定の神ちゃんと相談の上、勝利バー釣行となった。お兄さんの神亮さんは所要があるため残念ながら参加できず、残念・・・。

~ 勝利バー増水中 ~


鮎料理専門店でありながらオトリ鮎も扱っている、その名も「鮎や」さんでオトリを購入するが、ここで懐かしい人に出会う。一昨年、突然閉店した金沢市内の釣具店「丸×商会」の松◎店長だった。久しぶりにお会いしたが、元気そうで何よりだった。勝利バーはどこのポイントに入ったのかな?




朝一は写真の瀬の瀬肩に入る。オトリは養殖ながら、かなり元気だったが1尾目が取れない。一方、神ちゃんはポツポツかかっているようだ。その差が5尾(0-5)となった頃、ようやく1尾目が掛かる。

~ ヒレは黄色いが、いつもの真っ黄々ぃではなかった ~


しかし、なかなか続かない。様子を見に来たQさまに教えてもらったポイントに入り、午前中で何とか”ツ抜け”、前回とまったく同じだ。

~ Qさまが教えてくれたポイントは数は少ないかったものの18~20cmの良型ばかり ~


午後は、朝一に入った瀬肩に戻るが、今度はポロポロと掛かる。プチ入れ掛かりもあったが、15cmの勝利バー・レギュラー・サイズのオンパレード。終了間際に増水した流芯にオトリを入れるとギューンと18cmクラスが連続して掛かる。最終的に16時半までに22尾を追加した。

~ 本日の釣果・・・さぶ ~


ロッド   メガトルクⅡ+PTソリッド 
天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタマックス 0.05号
ツケ糸   フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ    パワー・ミニマム 7号
ハリス   フロロ 1.0号

釣果 15~20cm 32尾



夏休み釣行第7弾 華麗なる賭け  勝利バー

2011年08月15日 20時16分39秒 | 鮎釣り


「華麗なる賭け」といえば、五十路のWaraが、今も敬愛して止まないスティーブ・マックィーン主演の犯罪アクション映画だが、本日は『華麗』ならぬ『加齢なる集団』が、勝利バーに集結!夏休み釣行のフィナーレを飾るこことなった。


お盆休みに勝利バーに集まったのは、写真左からAzさん、I村さん、Wara、明☆さん、そして写真撮影をした 鮎迷神さん 、全員五十代の加齢集団。(鮎迷神さん スンマセン 写真拝借しました!)



朝一は、トロ場から瀬肩に変わるポイントに入った。余裕を持って遅めのスタートだったので、本来は鮎の活性が上がっている時間帯だったが、まるで反応がない。前夜に網入れでもあったのか・・・ヘチに小型の鮎が少し見えるのだが。
瀬肩を釣り下がるが、1尾も掛からず時間の経過とともに2尾の養殖オトリはヘロヘロになってきた。ヤバイ!お盆だけに”お坊さん”かい?!

下流の釣人が絞込みで掛かりだした。しかも良型。さっそく、その釣人の対岸に入る。ヘロヘロ養殖2号で、ポイントに入れると一発で掛かるが、かなり小さい。その後3尾を追加するも、小型ばかりなので、入川口付近の瀬に戻る。

ここは、朝一は釣人が入っていたが、空いている!シメシメ・・・。石色が良いヘチ付近にオトリを沈めると、一発で写真の良型が掛かる。

~ 午前中の良型 ~


これをオトリにすると、同型がぽろぽろと掛かり、ようやく”ツ抜け”。しかし、この頃より強風が吹き始め、何やら雲行きも怪しくなってきた。正午を過ぎたあたりから、激しい雨が降ってきたので、一旦川を上がり、同じく川を上がってきたQpapaさんも合流して、橋下でランチ休憩をする。

~ 午前中の釣果 ~


楽しいランチタイムの合間
先月 不慮の水難事故で、この勝利バーで亡くなった「すし屋のこーちゃん」の初盆でもあったことから、じゃーまが持たせてくれた※『みたま 御飯』のおにぎりとノンアルコール・ビールで供養をした。
※『みたま ご飯』
黒豆ともち米で炊いた御飯で、赤飯に似ている。赤飯は慶事の時に炊くが、『みたま 御飯』は、お盆や報恩講などの時に炊くことから、仏教的意味合いが強いと言える。
『みたま』とは、”御霊”である、あるいは黒豆が目玉に似ているから”めだま”が”みたま”になったという説がある。北陸では一般的だが、他の地方ではどうなのかは不明・・・。

~ 午後の部の良型 ~


雨が上がって14時、午後の部はWaraらしからぬ チャラ瀬のヘチでスタート。
チャラ瀬から浅いトロ場にかけて、入れ掛かり言うほどのペースではないが、ポロポロと20尾ほど掛かる。しかし、型が小さい。夕方、最後のチャンスとばかりに、午前中最後に入った瀬に戻り良型を6連荘する。しかし、6尾目の掛かりどころが悪く即死。循環が止まり、アタリがパタッとやんでしまい、ここで終了となった。

~ 午後の釣果 ~


夜は宴会&鮎談義で良く顔を合わせる「華麗なる集団」であるが、仕事の(休みの)関係で、釣りで顔を揃えるのは、なかなか無かったのでとても楽しかった。今回は巨乳、もとい巨鮎マニアの”マッチョ”Y口さんが参加できなかったが、来年のお盆はみんなで集結したいものだと思った。

ロッド   メガトルクⅡ+PTソリッド 
天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  ハイパー・エムステージ 0.07号
ツケ糸   フロロ 0.4号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ    J-TOP 7.5号
ハリス   フロロ 1.0号

釣果 12~20cm 38尾



夏休み釣行第6弾 勝利バー ちょっとだけヨ!

2011年08月14日 23時08分07秒 | 鮎釣り


今日は所要があったため、釣りはあきらめていたが、所要は午前中で終了してしまった。そこで、神ちゃんBros.が入っている神通川・「カモP」を覗きに向かうことに・・・。今期の「カモP」は、昨年と同様にビリ鮎ばかりでオトリ継ぎが難しいため、ほとんど釣人がいないと言われているが、はたして本当なのか。

ジャスト正午、「カモP」に到着!
あらぁ~ホントに人がいない・・・昨日の勝利バーは人だらけだったが、ウワサは真実だった。
神ちゃんBros.は、駐車場から100mほど下流の瀬に入っているようなので、携帯で呼んでランチを一緒する。

「さて、午後はどうするか?」と話をしている13時頃に激しい驟雨にみまわれる。ここで、もう一グループ「熊谷」ナンバーのワン・ボックスカーのご一行様が、車に戻ってきた。ここで、衝撃的な話が・・・。

「あんたら(神ちゃんBros.)が釣ってた向かいあたりに熊がおったよ。騒ぐと(あんたらが)危険なので、しばらく見ていたら松林のほうにに入っていった。気がつかなかった?」神ちゃんBros.はまったく気づいていなかったようだ。
「カモP」は、実は「クマP」でもあったのだ!しかも、発見者は熊谷ナンバー・・・出来過ぎやん。



驟雨はあがったものの、さすがに「クマP」で釣るのはイヤだということで、一旦下流に移動するが、どのポイントも人だらけで三人が入ることはできない。そこで、神通川はあきらめて勝利バーに移動することにする。

14時30分、勝利バーに到着。 span style="font-weight: bold;">愛妻家のKenjiくん が、先日の夕方に爆釣したという某ポイントだ。すると、またまた雨が・・・橋下で雨宿りをしながら、しばらく作戦会議をしていると雨はあがった。着替えをすませて15時実釣スタート!



1尾目をとるのに少し時間がかかったが、2尾目からは入れ掛かりが続く。今日もテンション系の釣りが良好だった。アタリが遠のいた16時30分終了。1時間半の「ちょっとだけヨ!」の釣行だったが、効率良く23尾の釣果、しかも型揃いだった。



ロッド   メガトルクⅡ+PTソリッド 
天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  ハイパー・エムステージ 0.07号
ツケ糸   フロロ 0.4号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ    エアスピード 6.5号
ハリス   フロロ 0.8号

釣果 16~20cm 23尾




夏休み釣行第5弾 勝利バー再び・・・非常にキビシィ~!

2011年08月13日 23時16分13秒 | 鮎釣り


夏休み釣行第5弾は、「二匹目の泥鰌」を狙って再び勝利バー:前回の午後のポイントへ、またまた師匠のお供となった。

前回8月9日と同様に遅めの出発としたが、これが裏目となってしまった。”お盆休み”でただでさえ釣人が増えていることに加え、束(100尾)釣り狙いの釣人で溢れている神通川から避難してきた地元(富山県)の釣人で、勝利バーも満員御礼となっていたのだ。これに追い討ちを掛けるように、勝利バーの水位がかなり下がっていて、水温も高い状況。オトリ鮎の疲労も激しく、難しい釣りを強いられた。

~ あらら 人だらけ・・・ ~


~ こちらも 人だらけ・・・ ~


対岸に立ち込んで数を上げている釣人もいたが、すぐ隣の釣人にはまるで反応がない。元気の良いオトリを循環できるかどうかがキーであることは明白なのだが・・・非常にキビシィ~!

~ 掛かる鮎もこころなしか夏バテ?ぎみ ~




師匠も前回の半分も釣れなかったようで、お疲れが残らないうちに早めの撤収とした。

~ 本日の釣果・・・厳しい!! ~


ロッド   メガトルクⅡ+PTソリッド 
天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  ハイパー・エムステージ 0.05号
ツケ糸   フロロ 0.25号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ    エアスピード 6.5号
ハリス   フロロ 0.8号

釣果 15~20cm 18尾