Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

勝利バー 復活の兆しか!?

2012年07月30日 22時24分32秒 | 鮎釣り




7月28日(土)はマツケンさんバと手取川・川北大橋下流の無料区間に釣行した。
土曜日とあって多くの釣り人が川に出ていたが、オトリを持って来てない釣人から
無心されて辟易する場面もあった。この日の手取川は流芯の垢付きが悪いうえに
朝方の急激な減水もあって追いがイマイチ。
午前中の釣果はマツケンさんバが20尾、Waraが17尾と散々な結果になった。
しかも、昼食時にはマツケンさんバから衝撃的な内容の話を聞かされて、
ショックで午後の部はキャンセル。
デジカメを忘れて写真も無い冴えない一日になった。

昨日7月29日(日)は所用が重なり釣行はできなかったが、水位が落ちた神通川で
大鮎の爆釣情報が聞こえてきた。
そこで、夕方に福島釣具で神通川の年券を購入し、本日(7月30日)の釣行に備えた。
昨日、神通川・塩に入った神ちゃんによると、ハイパーエムステ0.07号がブチブチだとか。
いよいよ神通川でもSLⅢの出番か!?



そして、本日 勇んで神通川に出発。途中、神通川の水位を確認をしてなかったことを思い出し、
携帯でチェックすると、前日から1m近く増水している。
どうやら夜間に飛騨地方で雨が降ったらしい。
幸いにも気が付いた場所が小矢部市であったため、急遽 勝利バー=庄川釣行に変更となった。



今年の勝利バーは、昨年と比較して天然遡上が少ない、小型が多い、鮎のコンディションが悪い、
とネガティブな情報が多く、今年は裏作の呼び声が高い。
解禁前に早々と年券を購入したのは誤りであったか・・・。

鮎やさんでオトリを購入し、上流域の某ポイントに到着。すでにテンカラ網漁のオジサンが
網を捲いていたので、慌てて着替えを済ませ、周囲より少し深くなっているポイントに入る。
同様に神通川から多くの釣人が迂回してくる事が想定されるので、朝から気合を入れる。



まず、自分の足元近くの石周りを中心に泳がせて14~16cmの小型の鮎を掛ける。朝一は
掛かり処が悪く、顔の周りに掛かることが多かった。元気なオトリを確保して、大きな石が
入っているヘチを泳がせると、勝利バーらしい目印ぶっ飛びの元気な当たりで18~20cmが
出る。しかし、数量は限定されているようで、徐々に型が小さくなってくる。
レギュラーサイズの17cmクラスが中心となる。



9時前には予想通り神通川からの迂回組が登場してきて、俄然 川が賑やかになってくる。
後から来た釣人は、遠巻きにWaraの釣りを観ているが、序々に接近してくる。(イヤだなぁ)
その間もコンスタントに掛かり、午前中は40尾近くになる。



午後は少し上流側に移動し、少し流速のあるポイントを泳がせて入れ掛かりになる。
この日は上方からの誘いが有効だった。テンションを掛けてオトリを持ち上げて、
底に滑リ込むように降下させると、ガツンと掛かる。



少し当たりが止まった15時頃?に、雷を伴った大きな夕立が来る。
慌ててロッドを仕舞い避難する。
しばらくして雨がやんでずぶ濡れになったが、風がまったく出ないので蒸し暑さが倍増する。
気を取り直して再度釣り始めるが、16時前に今度はダム放水のサイレンが鳴り響きゲーム・セット。
写真撮影の際の脱走が2度に親子ドンブリもあったが、65尾の釣果だった。
さて、勝利バーもいよいよ復活かな?



ロッド   銀影 競技SP MT 9m 
天井糸  PE 0.3号
水中糸  メタ・ブリッド 0.03号
ツケ糸   フロロ 0.25号
中ハリス ナイロン 0.8号
ハリ    フックK 5.5~6.5号、ミニマム 6.5号、エアスピード 6.0~6.5号
ハリス   フロロ 0.8~1.0号

釣果 13~20cm 65尾



水曜どうでしょう  神通川水系 川上川

2012年07月25日 22時51分49秒 | 鮎釣り

梅雨明けしたことがまるで夢幻しであったかのように、7月20日(金)に北陸地方を隈なく
襲った集中豪雨は、この地の週末鮎師の淡い夢を打ち砕くのに十分な威力を持って、
微塵の情けや容赦もなく降り注いだ。

敬虔なBS放送のエア・チッカーでもあるWaraだが、愛用のBlu-rayレコーダーにも無残な
爪あとを付けられていた。録画予約していた映画は、途切れ途切れの再生画像となり、
WOWOWのプログラム・ガイドを確認しながら、リピート放送を再予約するという屈辱を
味わったのだ。

そんな、悲惨な北陸の、もといWaraの週末であったが、飛騨の河川では日曜日から
竿を出せる川もあったようで、到底考えられないような釣果情報が飛び込んできた。
そう、あのテンプルに”カチン”とくるような甲高い笑い声(ウソですよ~)で、
中部各地はおろか紀州の鮎姫までも蹂躙しまくっている”青空画伯””YOU先生”だ。



そして、高山市内を流れる神通川水系 川上川(宮川上流漁協管内)での二人の爆釣情報に
、いち早く反応を示したのが金沢メンバーの重鎮のAzさんだった。翌月曜日には、川上川
マル秘ポイントで73尾と凄まじい釣果を上げたのだ。



いたたまれずに、”赤い彗星のシャア長さん”こと 毎週水曜日が釣行日の 鮎迷神さん
「水曜どうでしょう?」とお伺いをたてると、「高山の totochanさん にツナギを入れたら、
ガイドしてもらえることになったぞ。」とエクセレントな回答。
いうわけで、初の川上川への釣行が実現する運びとなった。
何とAzさんもtotochanさんのガイドだった、すげぇ。
てか、長ぇ枕や・・・。



朝6時に金沢を出発し、7時過ぎには待ち合わせの道の駅に到着した。早速、鮎迷神さんが
totochanさんに電話すると、川にオトリ缶を生けて入漁券購入の手配も済ませたとのことで、
申し訳ないほどの心配りに恐縮するしかない二人だった。




程なくtotochanさんが道の駅に到着し、川上川のポイントに向かうことになるのだが、ホントに
やさしそうなお父さんといった印象で、人柄が顔に表れているようだ。
しかも、凄腕の鮎師でもあるのだ。
8時過ぎ、実釣を開始するが、totochanさんはお仕事があるため、ここで一旦お別れ。
お昼には顔を出してくれることに。



鮎迷神さんは上流にある橋の下の瀬を、Waraはその下流の瀬を攻める。
瀬肩付近から釣り下ると、パラリパラリと掛かるが、入れ掛かりにはならない。
パターンがなかなか掴めないので、とりあえずシラミ潰しにポイントにオトリを入れる。
オトリを入れたポイントに鮎が居れば、秒殺で掛かるが、反応がないところでは粘っても、
まるで掛からない。効率よくポイントを攻めながら移動するのが良さそうな感じ。
一つの長い瀬を釣り下ったところで午前中が終了、23尾だった。



鮎の型は16、7cmが2尾程度いたものの、平均は19cmぐらいか。
昼は様子見のtotochanさんに加え”浜ちゃん”さん(お茶の差し入れありがとうございました)
も登場。午後の攻め方のヒントを頂戴しました!



午後は午前中に釣った瀬の下にある瀬に入る。少し深めのポイントで七連荘!
とりあえずの目標の30尾到達。掛かりが止まったところで移動しながらポイントを潰してゆく。
午前中より型が断然良くなって、20cmクラスがメインとなる。



そして、午後のメインポイントの急瀬。ここで20cm~21cmが10連発。下らないと取り込めない、
強烈な引きとメタボチックな重量にシビレまくる。川上川の真骨頂がここにあったかのようだ!
※ ここで、本日のMax21.5cmが掛かった。



結局、夕方は失速するものの、午後は24尾の追加で合計47尾で終了となった。

帰路につく前に”ユーガッタチャンス”を釣るtotochanさんにご挨拶。
初釣行の川上川で右も左も分からない二人を導いていただきまして、ありがとうございました。


ロッド   メガトルクⅡ 早瀬 9m 
天井糸  PE 0.3号
水中糸  ハイパーエムステージ 0.07号
ツケ糸   フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 1.0号
ハリ    キメラ 7号、一角 7.5号、J-TOP 7.0号
ハリス   フロロ 1.2号

釣果 16~21.5cm 47尾



熱波の嵐 手取川

2012年07月16日 22時07分43秒 | 鮎釣り

昨日、7月15日(あるいはその前後の土日)は金沢では”お盆”に当たる。

※他にも一部の地域ではこの日がお盆であるらしい。

”お盆”のお墓参りは、この三連休のWara家公式行事に組み込まれているのは当然だが、

もうひとつの公式行事が7月15日に組み込まれることとなった。

大阪の大学で教鞭をとっている従兄弟のTakeshiくんが、6月9日に家族だけでの結婚式を

京都の某神社で挙げた。そして、この日は大学時代の後輩だった新婦のRinaさんを伴って

金沢の親戚一同へのお披露目、いわゆる披露宴が公式行事として組み込まれたのだった。

クールな印象の香川真司(サッカー・マンチェスターユナイテッド)に似ているTakeshiくんだが、

あれまぁ、終始デレデレ・・・・お熱いお二人だった。Takeshiくん、Rinaさん お幸せに!

明けて本日、二人の熱々ぶりが熱波となったかのように、灼熱の嵐が吹きまくる。




三連休最終日の本日は、元々釣行予定だったが、高水で釣りにならない神通川水系や

ダム放水により水位が安定しない庄川はパスして、前回に引き続き九頭竜川を考えていた。

しかし、入ってくるのは撃沈情報ばかり。

そこで、ナイスサイズが期待できる手取川上流域に向かった。




最初は鳥越大橋上~白山河原を釣り下る予定で入川したが、流れを目の前にすると、

思った以上に濁りがきつく、ところどころ急深な箇所もあるこの岩盤帯をくまなく攻めるには、

かなり気合が要る。ウエットジャケットを車に積んでなかったのも不安材料の一つだ。

一旦、オトリを付けて竿を出したものの、すぐに場所の移動を決意した。



年券があるので、有料区域を中心にポイントを探してみるが、熱風が吹きすさぶ中、

かなりの釣人が入っている。

天狗橋~川北大橋をぐるぐると回るが入りたいポイントがない。

下流の無料区間まで下って、良さげな荒めのポイントを発見。ウキキキ。

しかし、川に降りると時刻は既に10時になってしまった。

朝食を摂っての遅めのスタートが禍したようだ。



瀬肩付近の大きな石の波に養殖1号を滑り込ませると、一発で掛かる。

強風でアタリが取り難い状況だが、目印がぶっ飛ぶ強烈なアタリだった。

その後は瀬肩付近でポロポロと掛かる。

他の釣人が集まってきたので、瀬の真ん中に立って、両サイドを探りながら釣り下る。



瀬の中央は石が小さめで、掛かっても15cm以下だが、ヘチと瀬肩は石が大きめで

掛かる鮎も16~18cmが中心となる。



今回も昼食抜きで15時過ぎまで5時間の釣行で41尾。

熱波の嵐の中での時速8尾はまずまずだが、風に煽られてのバラシや、

掛かっても感度が取れず対応が遅れてのバラシも多く、ハリ合せを含めて課題が満載となった。



ロッド   AYU SX 支流 7.2-8.1 
天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  ハイパーエムステージ 0.07号
ツケ糸   フロロ 0.3号
中ハリス ナイロン 1.0号
ハリ    ミニマム 6.5号、エアスピード 6.5号
ハリス   フロロ 0.8号

釣果 12~18cm 41尾




九頭竜川 今季初釣行!

2012年07月04日 21時27分52秒 | 鮎釣り


今日(7月4日)は、元々計画的に休暇を取得する予定で、日曜日(解禁日)に

爆釣情報があった宮川下流への釣行を考えていた。

そして、水曜日といえば、所有する鮎ロッドはすべて赤=メガトルク・オンリーだという

”赤い彗星のシャア長さん”(鮎迷神さん)の週に一度の釣行日でもある。

シャア長さんも宮川下流への釣行予定・・・Waraも一緒に行くつもりだった。
 
しかし、直前に急な仕事が入り、休暇が微妙な状況に陥ってしまったため、

シャア長さんに宮川同行のお断り入れることになる。

ところが、昨日の頑張りが功を奏して仕事は危機を脱出。

何とか休暇を取得することができた。

既にお断りを入れてある宮川釣行はあきらめて、TOMOさん、乾坤一擲さん情報で釣れている

という九頭竜川(上川)へ行ってみることにする。



もりいし釣具で年券とオトリを購入し、好調だという北島大橋より下流を見てまわる。

しかし、平日のためか既に8時を過ぎているのに、見事なくらい釣人がいない。

もりいしのお父さんのおすすめは吉波だったが、最初からお目当てだった某ポイントへ。



8時30分 実釣開始!

養殖1号を2号オモリで沈めると、3秒でググッっと来た!と思ったら、

スンゴイ引き。一発目からニゴイか?巨大アマゴか?まさか、サクラ?

踏ん張っている足元の石が動き、体が流されるとあっさりライン・ブレイク。ついてねぇ!

気を取り直して、養殖2号を3号オモリで沈めて、ようやく1尾目。



しかし、2尾目がこない。なかなか陽が差さないせいなのか・・・。

TOMOさんの九頭竜川分析よれば、深場は難しいとのことなので、少し上流に移動して

中州周りの水温の上がりやすい膝くらいまでのザラ瀬に的を絞る。



すると、ウソのように鮎の反応が良くなる。たまに15cm以下の小型が掛かるものの

16~18cmがほとんどで、思ったより小さくないという印象だ。



午前中、中州を二周して30尾近くの鮎をキャッチするが、午後はパッタリと掛からなくなる。

今日は、早上がりを決めていたので、昼食抜きで15時過ぎまで釣るが、

結局37尾で終了となった。残念!




釣った鮎の数を確認するため、引舟の鮎をタモに入れて驚いたのだが、

要介護どころか瀕死の状態の鮎が4尾もいた。過労によるものなのか、例の病気なのか

分からないが、瀕死の鮎はいずれも病気の兆候が出ていた。気になる・・・。





手取川の小型数釣りや大日川の重量級の鮎もそれぞれに魅力的だが、”水圧を感じる”

ねっとりした流れの中を無尽に走り回る九頭竜川鮎、「夏はすぐソコ!」って感じで最高だ!


ロッド   メガトルクⅡ 早瀬 9m 
天井糸  PE 0.3号
水中糸  ハイパーエムステージ 0.07号
ツケ糸   フロロ 0.4号
中ハリス ナイロン 1.2号
ハリ    一角 7.5号、J-TOP 7.5号、要 7.5号
ハリス   フロロ 1.2号

釣果 14~19cm 37尾