Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

本当に梅雨・・・なのか? 減水ぎみの手取川

2012年06月30日 22時27分42秒 | 鮎釣り




明日は雨というが、そんなそぶりがまったく感じられない晴天。

今日は師匠(親父殿)の缶々持ちで手取川下流部へ。

解禁日に入ったところよりやや下流の浅いトロ場~瀬肩にかけての師匠の得意なポイントだ。

~ 覆面の師匠 ・・・強盗ぢゃないっス、恥ずかしがりやなモンで・・・ ~



そして、家庭の事情で昨年はとうとう釣行ゼロだった会社の先輩”マツケンさんバ”も

久々釣行で、同行してもらうことになった。




今朝の水温は17℃(”マツケンさんバ” 計測)で、減水気味にも関わらずやや低めだ。

手取川の下流域はいたるところで伏流水が涌き出ているので、朝ののうちは低くても、

多くの分流で構成されているため、深場が少なく、太陽が昇ると瞬く間に水温が上昇する。

今の季節であれば、活性が良いぐらいの水温で打ち止めとなるが、真夏ともなれば30℃を

越えることも珍しくない。こうなると、日中の釣りは随分と難しくなる。

伏流水の吹き上がるポイントを探すか、Qさまお得意の”ユーガッタ・チャンス”狙いとなるのだ。



朝一は比較的 水温が上がりやすい浅いポイントから釣り始めるが、なかなかに渋い。

掛かりどころもイマイチで、バラシもあり循環が悪い。

久々に使ってみたナイロン・ライン(0.08号)のせいでもないだろうが・・・。

10尾を掛けたところで、一旦、師匠が釣っているポイントに移動する。

何せ82歳と老齢なのでチョット心配。



しばし師匠の釣りを見学する。掛かった鮎を取り込む際にやや苦戦をするようだが、

(利き腕である右腕が上がらないため、左腕で竿を持って鮎を抜くため)オトリを弱らせずに

操作する技は今も鮮やかなもので、今もってWaraも真似のできない領域なのだ。

~ 午前中の釣果は32尾 ~


午前中はパラパラと掛かるが、オトリが小さかったり掛かりが悪いと途端にリズムが崩れ、

あたりが遠のく。そして、イヤな事に昼少し前から急に釣人が増えて来た。

しかも、師匠の釣っている場所から竿半分以下の距離まで接近してくる輩まで現れる。

もちろん、先行者には何の断わりや挨拶も入れることはないし、何よりも他にポイントは

無数に空いているのだ。

近々、手取川でも鮎釣りトーナメントがあるらしいが、その下見なのだろうか。

メーカーのカタログから抜け出したような垢抜けしたスタイルを決めて、高級ロッドで

鮎を釣るのが上手なのは結構だが、それ以前にマナーも学んでいただきたいものだ。


~ 鏡の国のアリス・・・Waraでした ~


午後は写真の鏡ポイントで、一時入れ掛かりとなるが、チョットしたライン・トラブルもあり

20尾ほどでストップしてしまう。



午前中、ツ抜けできず苦戦していた”マツケンさんバ”も、午後は師匠ポイントで入れ掛かり。

最終的に半束近くまでいったらしく、ご満悦だった。


~ マツケンさんバ 午後は入れ掛かり! ~


午後はジャスト30尾で合計62尾となったが、師匠とあわせて100尾以上の釣果で

バッカイが心配となった。

※本日オトリ缶が一個のため、師匠が釣った鮎が混ざっているので、集合写真は割愛。

~ 神亮さんも後から駆けつけてきた! ~



ロッド   村雨 中硬 9m 
天井糸  PE 0.3号
水中糸  午前 ナイロン 0.08号
       午後 ハイパーエムステージ 0.05号
ツケ糸   フロロ 0.2号
中ハリス ナイロン 0.6号
ハリ    フックK 5.5号、エアスピード6号、ミニマム 6.5号
ハリス   フロロ 0.8号

釣果 13~17cm 62尾



梅雨の中休み 手取川支流 大日川

2012年06月24日 22時20分49秒 | 鮎釣り




本日は手取川の上流部域(白山堰堤より上流)と支流の大日川の解禁日だ。

昨日まで濁っていた本流はパスして(これは失敗か?)、濁りが入らなかった支流の大日川へ。

午前5時35分お目当ての本流との合流点に到着するも、すでにかなりの車が駐車している。

昨年と同じようなパターン・・・もっと早起きしないとダメなのか。



次候補の下野大橋下流も満員で、通称マムシ島ポイントへ。

神ちゃんBros.にクラちゃんそして今年から友釣りを始めたというT橋さんも駆けつけてくるも、

ここは狭いポイントなので、クラちゃんは大好きな通称”墓場下”へ神亮(アンちゃん)はT橋さんを

連れて、初心者向けの手取川最下流ポイントへ向かった。

結局、神ちゃん、Waraの二人が”マムシ島”ポイントに入ることになった。



島(中洲)を挟んで、右岸側のに神ちゃんが入り、

Waraは左岸のダメポイントに。ここで釣っていると後から見に来たI村さんにダメ出しをくらう。(泣)

しかし、川に降りると左岸側にも鮎の気配が・・・



ダメダメポイントの烙印を押されている左岸側だが、7時~10時過ぎまでで20尾の釣果。

型も15cm~18cmとまぁまぁのサイズ。

だが、それも釣り切ってしまうとパタリと当たりが止まる。釣り返しが効かないのだ。

その後、”マムシ島”を周りランチタイムまでに4尾を追加、午前中は24尾で終了となった。



神ちゃんが午前中で早上がりしたため、一人で釣ることとなる。


堰堤の落ち込みに沈んでいる黒い石の周辺や対岸近くの岩盤周りを泳がせると・・・

良型が7連発!

水深があるので、重量を感じる引きで楽しませてくれる。



ここで、最大の21cmが掛かる。


左岸側ではまるで釣れず1尾を追加したのみ。



「放流河川はサラ場がキモ」だと小倉均名人が釣りビジョンの番組で言っていたような・・・。

なるほど。

夕方、そーさんとトンさんが様子を見に来てくれたので、ギャラリーよろしく堰堤上のポイントで

群れ鮎を狙ってみる。橋の上から群れ鮎のいる場所を教えてもらい おとりを誘導。

キラキラやっている群れ鮎の中にオトリを馴染ませ、泳がせると13cmほどの小型が掛かる。

ここで、3尾の小型を掛けて、合計35尾で終了となった。



そーさん情報では支流の大日川ではなく手取川上流域に入ったクラちゃんは午前中で30尾、

同じくI村さんは40尾だったそうで、型も大日川と遜色のないサイズだったとのこと。

こちらでも良かったかな・・・・。



ロッド   AYU SX 支流 7.2-8.1 
天井糸  フロロ 0.6号
水中糸  メタマックス 0.05号
ツケ糸   フロロ 0.25号
中ハリス ナイロン 0.6号
ハリ    一角ライト 6.5号、エアスピード 6.5号
ハリス   フロロ 0.8号

釣果 13~21cm 35尾



2012年 鮎解禁 手取川 ~ Rainy Day ~

2012年06月17日 20時37分13秒 | 鮎釣り

6月16日 北陸地方も ようやく鮎釣りの解禁日を迎えることができた。

今年は一部を除いて、北陸三県の主要河川は 横並びの解禁日となったが、

翌6月17日(本日)には、所属する鮎釣りクラブの例会が手取川で予定されているので、

河川の選択の余地はなく、手取川で解禁を向かえることになったが、天気予報は朝から雨。

しかも、強風も心配される悪コンディションだ。



それでも、釣友の男前三人組 ”神みちゃんBros.” と ”クラちゃん”も同行してくれる

ということで、”Rainy Day”にもかかわらず、今年もにぎやかな解禁日となった。

6:00 土砂降りの雨の中、白山比咩神社近くの大脇オトリ店でオトリ鮎を購入。

ポイントへ向かう途中にある”道の駅”の屋根付き駐車場で、ワイワイと着替えをするのだが、

一同 冬の間の不摂生が祟って、ドライタイツが少々きつくなっているようだ。



7:15 実釣開始。

瀬肩に養殖オトリを泳がせると、秒殺で1尾目がかかる。 12cmほどの手取川らしい鮎。

このあたりのポイントでは、石は大きくてもこぶし大ほどだが、鮎たちに磨かれてどれもピカピカ。

期待が持てそうだが、時折降る激しい雨のせいなのか、活性はイマイチのような・・・。



小型の鮎に負担をかけまいと、小バリ:「フックK」の5.5号を使用していたが、空中バレが連発。

底バレも多発したため、「一角ライト」6.5号にチェンジする。

しかし、空中バレはおさまるが、底バレは止まらない。ハリ合せに苦慮する。

午前中は35尾。雨風のコンディションが恨めしい結果となった。



ランチタイムは、いつもの様に爆笑座談会。鮎釣りの話題よりもオモロイ話も飛び出し・・・。



午後は、下流に移動し、水深がある瀬落ち付近を釣る。入れ掛かりタイムもあり、

そこそこ掛かるが(ハリを替えても)底バレは続く。

夕方、用事があるという”神ちゃんBros.”兄ちゃんに合せて16:00の早あがりとする。

午後は23尾を追加して58尾の持ち帰り。即死で捨てた鮎やオトリにならず再放流した

園児サイズを含めれば、70尾程の釣果となった。もちろんオトリは数に入っていない。

サイズ的には、ほとんどが13~14cmだったが、午後に入ったポイントでは15cmが連発だった。




今日は三桁とはいかなかったものの、悪天候の中そこそこの釣果。

同行のみんなも50尾程度は掛けたようで、ガイド役としてホッと一安心といったところだ。

また、使用したロッドは少し古くて重たいが、解禁日サイズに最適な中硬ロッドを選択。

最近出番が少なかったが、手取川では過去に何度も三桁釣りを経験させてくれた、

気の置けない相棒だ。

今年は、フナヤさんの中硬々ロッド「翔龍竿」を購入する予定でいたのだが、

年明けから思わぬ出費が続き、あえなく購入を断念していた。

来年の解禁日には何とかしたいものだが・・・・。



ロッド   村雨 中硬 9m 
天井糸  PE 0.3号
水中糸  フジノ TN 0.05号
ツケ糸   フロロ 0.25号
中ハリス ナイロン 0.6号
ハリ    フックK 5.5号、一角ライト 6.5号
       (凌刃 6号、ミニマム 6.5号、V5 6.5号も使用)
ハリス   フロロ 0.8号

釣果 11~15cm 58尾



本日の手取川 朝からコーヒー・ルンバで、予定されていたクラブの例会は中止。 残念!

写真の釣人は伏流水の溜まりにいる鮎を毛ばりで狙う釣人。