goo blog サービス終了のお知らせ 

Waraの『True Rise』

備忘録 ”鮎の友釣り”と”Flyfishing”と、時々、”映画”

半分、白い。

2019年06月15日 21時07分43秒 | 心情吐露



二年という長きに亘って更新を休止してきた当blogですが、再開するにあたって多少の言い訳をさせていただくと・・・「更新が面倒臭くなった!」という、絶対的に覆しがたい動機はもちろんありますが、そこに至るまでに幾つかの障害がありました。その中で最も大きな障害が、「白内障」を患ってしまった事です。

「白内障」は、目の中のレンズの役割をしている水晶体が白く濁ってくる病気ですが、白く濁るため、夜間の対向車のライトや晴れの日の雪景色、そしてPCの白い画面が白濁の箇所で乱反射するため、非常に眩しく感じられます。blog更新が途絶えてしまったのは、これが大きな原因でした。

眼に異常を感じはじめたのは2010年頃、これまで左右1.5あった視力が、右目だけ1.0を切るようになってきました。しかし、自分では俗に言うところの「歯、眼、マ〇」(加齢で衰える順番)?、まぁ単なる加齢による視力低下だと思っていました。さすがに右目の視力が0.7になった2012年、近くの眼科で診てもらうと「白内障」であることが判明しました。左目も「白内障」にかかっていますが、進行が遅いので違和感はあっても生活に大きな支障はありません。すぐに手術をする程ではないとの診断で、ある程度進行(視力が0.3~0.4ぐらいに低下)するまでは放置することになりました。(もちろん、自動車の運転等で危険を感じたりすれば、すぐに手術をすることに。)
つまり、手術をした2019年3月12日までの7年間、「半分、青い。」ならぬ「半分、白い。」状態となった訳です。

さて、2019年の鮎釣りが解禁となりました。
心を入れ替えて粛々とblogを更新してゆきましょう!


※「半分、青い。」
昨年(2018年=平成30年上期)のNHK朝の連続テレビ小説・・・丁度、昨年の鮎シーズンの終了と時を同じくして、最終回を迎えた人気のテレビドラマの事です。
岐阜県と東京を舞台に、大阪万博の翌年の1971年に生まれた、迂闊だが失敗を恐れない主人公・楡野鈴愛(にれの すずめ)が、病気による左耳の失聴を乗り越え、高度成長期の終わりから現代までを駆け抜け、やがて一大発明を成し遂げるまでの物語。タイトル『半分、青い。』は、第12話で小学3年時の鈴愛が遠足当日に、雨が止んだ空を見上げて言った台詞。


さよなら2016年

2016年12月31日 17時25分51秒 | 心情吐露

久々の書き込みです。

2016年は世の中的にも私的にも色々なことがありました。
でも、あと数時間で終了ですね。

お世話になったみなさん、ご迷惑をおかけしたみなさん、一緒に喜んだり、悲しんだりしてくれたみなさん、一年間 ありがとうございました!
2017年がみなさんにとって良い年になりますように!

当blogのスタンスについて

2016年08月18日 22時13分59秒 | 心情吐露

ようやく再開することができました当blog”Waraの「True Rise」”ですが、これまで”備忘録”という事しか表示されておらず、具体的なスタンスについては明記しておりませんでした。また、他のblogや書き込みされたコメントには、「内容がない」、「釣れた事しか書いていない」、「釣り自慢のマスターベーション自己満足blog」といった批判的?というより中傷がありました。一般的に備忘録という言葉には”他人のための”といった意味合いがあろうはずもなく、当然、自分が忘れないため、あるいは思い出すため(あの年の今頃はどんな釣りをしていたのか?とか)に記録しているものです。それを公開しているだけですので、他人のために書いているものでは決してありません。

「内容がない」のは文章能力に問題があるのかもしれませんが、エンターテイメントを求めるなら別のblogをおススメいたしますし、何よりつまらないのであれば閲覧しなければよいのではと思います。

「釣れた事しか書いていない」というのは、当blogをよく読んでいないからだと思いますが、釣れなかったこともしっかり記述していますし、釣歴だけは長いですが、何より毎回大した釣果でもないのに、釣れなかったからといって書かないなんてことはありません。

「釣り自慢のマスターベーション自己満足blog」というのは、人それぞれの感じ方もあると思いますが、blogを公開しているという時点で、そう思われても仕方がない部分もあると思います。ただ、本人はそんなつもりはありませんので、勝手にそう思っていただいて結構です。もっとも、すべてのblogについて同様な事は言える訳で、中傷を書きこんでいるご本人のblogも自己満足そのものではないかと思います。

そういった訳で、これからも自分のための備忘録としてblog公開は続けていく予定ですが、ご不満であれば、当blogの閲覧を直ちにお止めになることを切にお願いいたします。
また、今後の記事の文体につきましても、第三者に語り掛けるものから、独白的な日記形式に変更することも考えており、併せてに具体的な川の名前や場所(ポイント)の記述を差し控える場合もあることをお知らせいたします。

以上。


蛍の光を聴きながら 我が師匠について

2015年09月12日 22時15分34秒 | 心情吐露




鮎師と思われるこの人形は、人形作家をしている叔父が、義兄である我が師匠(親父殿)の若き日の釣り姿をイメージして作った物だと言われていますが、大阪の某百貨店での展示を終えたのち、今年の鮎の解禁日を待って、師匠に贈られた逸品です。写真ではわかり難いのですが、菅笠、作務衣そして藁草鞋というトラッドな鮎師の服装に日焼した顔と腕。川岸で見ている弟子(Wara)に向けて、僅かに微笑みかけながら、竿を操作している。そんな小さなドラマさえ見えてくる、とても素晴らしい作品です。写真のセンスも技術も良い機材も持ち合わせのないWaraですので、上手く伝えることはできませんが…。



そして、その師匠の鮎釣り人生は、もはや「蛍の光」状態。本人もそれは自覚はしていて、年々動かなくなってきている足の状態を鑑みても、「来年は川に立てないかも知れない。」と。きっと本人にも「蛍の光」が聞こえているのかも知れません。
私にしても、弟子としての思いは「おぶってでも川に連れていって、鮎を釣らせてやりたい」と思っていますが、息子としては「無理をさせて、少なくなった体力を失わせたくない」という思いもあり、葛藤状態なのです。



そんな師匠が鮎釣りができる川、ポイントは、車を横付けできて、川までの移動が短く楽なところに限定されます。具体的には、「浅野川・遊学館高校・野球グランド横」、「犀川・山側環状線高架下」、「手取川・美川公園横」の三か所しかありません。現在、石川県内各河川は、国土交通省の施策なのか、河原付近への車の乗り入れがほぼ不可能な状態ですので、鮎釣り的にはアンチ・バリア・フリーなのです。庄川や真名川もジープ・タイプの車なら、川に横付けできますが、車での移動距離が長いので、師匠の体力が持たないというのが正直なところなんです。



そして、その中で手取川は例の尾添川支流の崩落により今年の鮎釣りは不可能な状態、浅野川は8月1日の網漁解禁以降は友釣りは終了状態とあって、師匠が鮎釣りをできるのは「犀川・山側環状線高架下」だけという事になります。
弟子としては、師匠にオトリ鮎の提供と手を引いての川への誘導、帰りの車までの誘導が主な仕事となりますが、(ブログには書いていませんが)今年は、師匠の奥さん(私の母とも言いう)の協力もあって、実際に手を引いての誘導は師匠の奥さんが不在だった8月22日と8月31日でした。



以上の理由から、今年はこれまでにないほど犀川釣行が増えていた訳ですが、犀川がホームグランドな方には「老人向けのシルバー河川だとバカにしていたくせに、犀川ばっかで釣って、自己満足ブログに釣れたことばっかりしか書いてない。だいたい数釣りだけが鮎釣りじゃないってぇの。」と誤解されたようですな。確かに犀川や浅野川は地元の老鮎師たちの憩いの場所であり、行動力のある若い鮎師には、できるだけ老鮎師に譲ってあげて欲しいと思っていました。しかし、そんな思いはバカにしたことになるのでしょうかね。半人前とは言え何とか鮎師と呼べるようにしてくれた地元の川を大事にしたいと思いこそすれ、バカにするなど有り得ないことではないでしょうか?逆に「浅野川の鮎は型はイイけど、天然じゃないから魚体が汚い」と、バカにされて腹が立った事はありますけど。

とは言っても、今年の鮎シーズンもあと僅か。「蛍の光」を聴きながら、楽しい釣りをすることにしましょう。でも、釣れてない日の事も書いてますけど、これも自己満足なんですかね?(ひょっとしてドMか?)