映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「大逆転」と相場

2008-10-23 22:03:30 | 映画(洋画 89年以前)
今日の株式相場は朝一と昼過ぎが一変する相場であった。
基本的には下げたら買おうと思っている人が相当多い気がする。いきなり売り浴びせた人たちもたいして儲かっていないので、買戻しに必死だったようだ。
為替にしろ、商品にしろ本当にボラティリティの高い相場である。

映画「大逆転」はエディマフィーとダンエイクロイドが組んで、監督が「ブルースブラザース」のジョンランディスとくれば面白くないわけはない。
意外にも相場映画の一種に属する臭いがある傑作だ。

ダンは商品取引会社のエリート社員で育ちもいい。一方エディは傷痍軍人のふりをしながらさい銭狙いのこじき同然。その二人を思い切って逆転させて見ようとたくらむのは、エディの会社の経営者二人である。
窃盗容疑にダンをはめて留置所に放り込む。まったく逆にインチキを繰り返して、留置所を往復しているエディを商品取引会社の幹部に引き込む。そこにダンの執事や留置所からでて窮地にいるダンを助ける売春婦の女とかが絡んでいく。
今にも終焉に近づいたダンがぎりぎりのところで助かる。それはエディが経営者二人の会話を聞いていて、これはまずいとダンと組もうとするからであった。。。。

若干ばかげたコメディであるが、最後に相場の場面が出てくる。
一気に値を吊り上げたオレンジジュースが突如売り物に圧倒される場面である。
値が乱高下するが、ちょっと大げさかな?と思うような値動きである。

でも要は大げさでいいのであろう。
インサイダーじみた取引でもあるが、まだまだ証券監視委員会がうるさくない時期だからこんな映画ができたという気もする。
古くよき時代だ。

このころのエディの動きは本当に良い。それとダンを助ける売春婦役の女性がなかなかかっこ良い。美しい裸像はちょっとした見ものである。


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