映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

アメリア  ヒラリー・スワンク

2010-01-29 06:42:20 | 映画(洋画:2006年以降主演女性)
香港は全日空便だった。座席の前の画面で映画が多彩にセットされていた。こういった点は非常に良い。スイッチを入れたら日本未公開の「アメリア」が上映されてきた。戦前の飛行機が出てきたので、一瞬「アビエイター」かなと錯覚したが、ヒラリースワンクの顔が出てきたのでプログラムを読み直し、彼女の新作とわかった。リチャードギア、ユアン・マクレガーと豪華なキャストで女性として初めて大西洋を横断したアメリア・イヤハートの伝記を描く。

1930年代飛行機は滑走路というよりも水上をやっとのことで滑走して空中に飛び上がる。リンドバーグの大西洋横断はあまりにも有名だ。アメリアことヒラリースワンクもアメリカを飛び立ちウェールズまで飛び立つ。水上に着陸したときはアイルランドと錯覚したくらいだ。飛行のプロデューサーはリチャードギアである。大西洋横断で一躍全米の有名人になったアメリアはこれで自分の仕事が完結したわけでないと世界一周に向けて挑戦を始めるという話である。

短期間で若くして2回もオスカー主演女優賞を取ってしまったヒラリースワンクだ。両方とも特殊な役で悲哀を感じさせる主人公を見事に描いた。他の作品も決して悪くない。「PSアイラブユー」もいい作品だ。
今回は飛行士の役と同時に、リチャードギアとユアンマクレガーとの間の恋にさまようところをクローズアップする。正統派二枚目のリチャードと彼女というのは違和感があるが、むしろ彼のほうから寄って行く。こういう役もさらりとこなした。

リチャードギア、ユアンマクレガーは無難に役をこなしている感じ。この映画、割と淡々と描かれていて、ストーリーに抑揚がない。感情的にもっと激しさがあるような場面があった方がもっとおもしろかったのではないかな?


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