映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

クリーン マギーチャン

2010-06-11 22:29:32 | 映画(フランス映画 )
マギーチャンは大好きな女優の一人である。
私のブログのプロフィルにある写真を「花様年華」から今のところ変えてはいない。
彼女が2004年にカンヌ映画祭で主演女優賞をとった「clean」は日本未公開で
DVDも観れなかったのは残念であった。昨年ミニシアターで上映の話を偶然FM放送で聞いて、
行こうと思ったらあと2日で終了とのこと。結局DVD発売を待ってようやく観れた。



カナダバンクーバーでロック歌手の彼を再度売り込もうと躍起になっているマギーチャン。
周りはインディレーベルでの復活を果たそうとするが、彼女は不満で意見に隔たりのある中
事件がおきる。なんと彼が薬物中毒で死んでしまったのである。
その時、彼女にも薬物使用の形跡があり収監される。半年留置され、薬物治療のあと
ようやく出て来た時、息子は夫の両親のもと育てられていた。母親が薬物の件で悪者になっていることもあり、彼女は以前住んだことのあるパリに移り住むことになった。
パリでは中華料理店のウェイトレスとして働こうとするが、うまくはいかない。
ジプシーのような生活となり、友人たちのコミュニティの中で立ち直っていこうとするのであるが。。。。。

マギーチャンは英語、仏語、中国語の3国語を器用にあやつる。
英語、仏語がこんなにできるとは知らなかった。どうも小さいころはロンドンにもいたらしい。
マギーチャンには華麗なチャイナドレスの印象が強すぎる。でも普段はほぼスッピンなのは有名である。
割と汚れ役で、こういう雰囲気はそもそも彼女の好きなパターンなのかもしれない。
それにしても冷静に考えてみると、この撮影時点でオリビエ・アサヤス監督とは離婚していたようだ。
よくやるな!?といった印象だ。



ただ映画自体はそんなにすごい映画だとは思わなかった。
ブログでいつも絶賛している撮影のエリック・ゴーシュに関してもここではすごいとは思わなかった。
義理の父親であるニック・ノルティがなかなか味のある演技をしている印象はある。
マギーチャンのファンはとりあえず見ておいたほうがいいだろうといった程度かな?

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