映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「コンビニエンス・ストーリー」 成田凌&前田敦子

2022-08-10 17:54:41 | 映画(日本 2022年以降 主演男性)
映画「コンビニエンス・ストーリー」を映画館で観てきました。


映画「コンビニエンスストーリー」は奇才三木聡監督の新作である。成田凌と前田敦子主演ということもあり映画館に向かう。三木聡監督は、いつもながらの十八番のギャグ続発が見られるかな?と、愛妻ふせえりや岩松了という常連も出ているのでまあハズレないだろうと期待していた。

三木聡の前作「大怪獣のあとしまつ」は、よくわからんと怪獣オタクからの酷評を浴びたけど、それは仕方ないだろう。三木聡監督の作品では自分は上野樹里主演の「亀は意外に早く泳ぐが好きで、今回もギャグ満載の三木聡ワールドに浸りたいと思っていたが、ちょっと評価が難しい作品になってしまった。そんなわけで作品情報をそのまま引用する。

スランプ中の売れない脚本家、加藤(成田凌)は、ある日、恋人ジグザグ(片山友希)の飼い犬“ケルベロス”に執筆中の脚本を消され、腹立ちまぎれに山奥に捨ててしまう。後味の悪さから探しに戻るが、レンタカーが突然故障して立ち往生

霧の中のたたずむコンビニ「リソーマート」で働く妖艶な人妻・惠子(前田敦子)に助けられ、彼女の夫でコンビニオーナー南雲(六角精児)の家に泊めてもらう。しかし、惠子の誘惑、消えたトラック、鳴り響くクラシック音楽、凄惨な殺人事件、死者の魂が集う温泉町……加藤はすでに現世から切り離された異世界にはまり込んだことに気づいていなかった。(作品情報 引用)


正直訳わからない映画だった。
売れない脚本家の加藤(成田凌)のパフォーマンスやその恋人ジグザグの血のりに染まったオーディション話はまだ三木聡のウケ狙いの世界と思って見ていた。ところが、犬を捨てに行って、訳の分からない世界に陥って前田敦子が出てくるようになってからがよくわからないホラー的要素もあるけど、中途半端な気もする。温泉地のパフォーマンスも奇妙でいい発想だと思うけど、結局これを全部悪夢というオチにするのはちょっと酷かなって感じだ。


成田凌も前田敦子やいつもながらの共演陣が悪いというわけではない。ただ訳がわからない。それにしても、ジグザグを演じていた片山友希茜色に焼かれる尾野真千子と一緒に風俗につとめていた女の子と後でわかってびっくりした。まったくイメージが違う。どこかの新進のモデルを連れてきたのかと思った。それにしても、HP作品情報で片山友希のプロフィールを1966年生まれとしていたのもジョーク?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする