映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

夏休み3

2011-08-17 06:03:29 | 散歩
葛西臨海公園に行った。
水族館に行きたいと家族が言っていたので、どこへ行こうかと思った。意表をついて大洗水族館という手もあったが、車で行くよりは電車で気楽に行った方がいいのではないかと思った。

駅へ着くと、子供づれが多数いた。たぶん15年ぶりくらいかと思う。
まずは観覧車に向かった。車窓からその大きな姿をいつも見るが、今回が初めてである。
もっと人が並んでいるかと思ったらそうでもない。楽に乗れた。観覧車の中は冷房が利いていた。

東京のウォーターフロントやディズニーランド側がきれいに見れた。


そのあと水族館に入った。

子供もそうだが、赤ちゃんが妙に多い気がした。
まずはサメの水槽で、シュモクザメを見た後一般の魚を見る。

グロテスクなクエは見ていて楽しい。熱帯魚もきれいでいい。

サメを触れるチャンスもあったがやめた。嫌がっているのがわかるのでかわいそうだった。


ペンギンは見ているだけで涼しい。特に水槽の中から見る方がより涼しく感じる。

そのあとディズニーに行く。
想像よりは混んでいなかった。行った時間が悪く、ファストパスがなく展開が難しい。
カリブの海賊のあとは「スプラッシュマウンテン」に挑戦だ。娘と2人で乗車、終わった後の写真を見ると、下を向いているのは自分ともう一人中年の女性だけであった。

食事はバイキングで
ただ、こんなバイキングあったっけという感じだ。年に2,3回行っているけど、気がつかなかった。
割とすぐ入れた。自分の前に子供4人くらいいる家族が並んでいた。お母さんがいかにもヤンキーという感じの家族であった。いちばん大きな娘が母親と同じくらいの上背だった。スタッフがきて、年齢を聞いていた。その大きな娘は元気よく「11歳」と言っていた。「??」一瞬あれと思ったけど、そのまま通じた。夏休みディズニーは子供半額になっている。どうやら裏筋を行こうとしているようだ。

席に着くと横に女性2人が座った。これもちょっと変わった雰囲気の人たちだった。バイキングだから自分で好きなだけとる。その女性の一人がサラダの春雨をスタッフの若い男性に「これって春雨?」といちゃもんをつけていた。何か変なものが食事に混入していると言いたげだ。しばらくすると若干年上の女性スタッフが来て何かしゃべっていた。それは聞えなかった。でもこれっていわゆるやばい人たちがよくやる手だよね。
なんか妙な客層特にたちの悪い女性がいやにめだった気がした。
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ブロードウェイと銃弾  ジョン・キューザック

2011-08-17 05:21:36 | 映画(洋画 99年以前)
「ブロードウェイと銃弾」はウディアレン監督の96年の作品だ。彼自身は出演していない。いつものウディアレンらしさもあるが、ミュージカルの裏話が主軸だけで若干色彩が異なるかもしれない。世間評価はまあまあのようだが、ウディ作品の中では個人的には苦手

時代は1920年代のニューヨーク、芸術肌の劇作家の主人公ことジョン・キューザックのシナリオにプロデューサーが出資者を見つけた。マフィアの親分ことジョー・ヴィテレリがスポンサーだ。でも裏があった。女優志願の愛人を出演させろというのだ。じゃじゃ馬女の出演はどうにも嫌だが、うけざるを得ない。マフィアは怖いし、キンキン声の彼女はどうにもならない。


ジョンキューザックは主演に大女優ヘレンことダイアン・ウィーストを起用し、相手役に名優を持ってきた。大女優ダイアンウィーストは、自分の立場をもっとよくするために主人公を誘惑した。恋人がいる主人公であったが、その誘惑にこたえてしまう。また、愛人オリーヴの用心棒ことチャズ・パルミンテリがある日演出に口を挟む。おもしろくない主人公だが書き直しをする。それ自体は好評であった。
愛人オリーヴがマフィアの親分に隠れてプロデューサーと浮気する。舞台にかかわる面々の関係が徐々に複雑になっていくのであるが。。。。

1920年代、第一次世界大戦に対外不干渉の慣例を破って参戦して勝ってからのアメリカは全盛時代を迎えた。経済発展を遂げているわけであるから、ブロードウェイも活気があったであろう。同時にマフィアが夜の世界を牛耳っていたのも明らかだ。そういう世相を考えると、このストーリーもそんなに不自然ではない。

ウディアレン自身が出演していないときは、自分の分身の誰かに自分の思いを話させることが多い。ここではジョンキューザックだ。スタートしてしばらくはいかにもウディらしいセリフが目立つ。どちらかというと、ダイアンウィーストとの絡みが出てからはその色彩が薄くなる気がした。その分愛人の用心棒におもしろい動きをさせて、映画の展開をおもしろくする。

そのダイアンウィーストがこの映画でオスカー助演賞をもらった。見ようによっては助演を逸脱した活躍をしている。このブログでも「チャンス」や「モンタナの風に吹かれて」あたりでずいぶんと褒めた。彼女が出演している作品ははずれがない。ここでの彼女は名女優の役、上記2つはふっくらした姿でもう少し地味な役だけにいつもと違う雰囲気だ。でも若いジョンキューザックにからんでいく部分に女の匂いを出しておもしろい。ちょっと違うかもしれないが「サンセット大通り」の匂いも少しある。
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